時々新聞社

慌ただしい日々の合い間を縫って、感じたことを時々報告したいと思います

あきれた大銀行の対応

2007年05月04日 | 経済問題
連休の中日に銀行に行った。三菱東京UFJ銀行である。
定期預金を組みたいと思って近所にある旧東京三菱銀行に出かけたのだが、編集長の口座は旧UFJ銀行の系列であったため、この通帳では定期預金が組めないという。定期預金が組みたければ、新たに口座を作るか、旧UFJ系列の店舗でお願いしたいという。
そして、その店舗は?というと、鉄道の駅にして南北にそれぞれ2駅離れた所にある2つの支店を教えられた。
旧東京三菱系列と旧UFJ系列のシステムが統合されていないためだという。申し込みの用紙さえ、形式が異なるという。
合併してから一体何年が経過しているのだろうか。
未だにシステムが統合していないということは、まったくの別銀行と同じではないか。
最近になって初めて三菱東京UFJ銀行に口座をつくった人などには、わけがわからないに違いない。いちいち、この支店は旧東京三菱ですとか、旧UFJですとか表示があるわけではなく、それぞれで受けられるサービスが異なるという表示もない。
銀行の合併に伴って、経費削減のためにキャッシュコーナーや支店などが次々と潰され、サービスは確実に低下した。そのうえ、システムが違うため、特定の支店でなければサービスを受けられない。
一体何のための合併だったのだろうか?
第一勧業と富士が合併したみずほ銀行でもシステム統合のミスで大きな混乱を招いたが、三菱東京UFJでは、未だにシステムさえ統合されていないというお粗末さにあきれるのは編集長だけではあるまい。
最初訪れた旧東京三菱系列の支店で、定期預金の金額と名前を書き入れたところで、係員から通帳を拝見したいというので、見せたところ、上記のような次第となった。一応苦情を申し立てて、その定期預金の申込書をカウンターに置いたまま立ち去ろうとしたら、「こちらの申込書は当方でシュレッダーしておきます」と言う。恥ずかしい金額ではなかったので、「そのまま額に入れて飾っておいて下さい」と皮肉を言って最初に訪れた支店を後にした。
何ともお粗末なメガバンクの実態である。


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1 コメント

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言い過ぎ (サービスレベル)
2007-05-13 15:40:32
貴方の言いたい事は「統合した事によるサービスの向上ができていない」要は統合によるサービスの向上を期待したのに、期待が裏切られたと言うことですね。冷静に考えるとサービスレベルは下がっていない(もともと統合前は旧UFJの口座から旧東京三菱で定期はできない)、不便が増大した訳でもない、ただ自分の思ったとおりに事が運ばないことについて、勝手に怒っているように思えます。システム統合が出来ていない事で今までの旧東京三菱のサービスが悪くなっているのでしょうか。
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