時々新聞社

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汚染米よりも心配な汚染小麦

2008年09月24日 | 環境・食料問題
汚染米が食料米として流通していた実態が次々と明るみに出ている。
現在までは健康被害はないというが、農薬などを長期間にわたって摂取すれば、体内に蓄積され、生殖や発育などに影響を及ぼす可能性は否定できない。
三笠フーズだけでも、もう5年以上も汚染米を流通させていたことが判明しているわけだから、この商品を長期にわたって摂取した消費者もいるはずだ。学校給食に藻出されていたということだから、小学生はずっと汚染米あるいはそれから製造される製品を摂取していたことになる。
これから、5年後、10年後にとんでもない被害が出ないという保証はどこにもない。
さて、汚染米だけでなく、90%近くを輸入に頼っている小麦は大丈夫なのかという疑問も当然湧いてくる。
工業用の糊として使用される割合は、汚染米からの転用よりもはるかに多いようであるが、約600万トンも輸入している小麦で、もし米と同率の汚染が判明すれば、10万トンが汚染小麦ということになる。全部が工業用の糊に転用されているとはとても思われない。
小麦粉に加工され、パン、パスタ、うどん、ラーメン、餃子など、ありとあらゆる食品に使用させているのではないかと疑いたくなる。
汚染米、汚染小麦は、判明した時点で輸出国に返送し、市場には絶対に出回らないというルールつくりが必要である。
また、工業用に使用する場合は、直接加工する業者が入札し、その使用に責任を負わせる体制が必要である。
すでに、共産党のもとには、輸入小麦でも汚染米と同様の事例があるとの内部告発が寄せられているとの報道もある。
とんでもない事態に発展しそうな雲行きである。
食料の6割を輸入に頼っているわけだから、当然、輸入品の安全性について、検査体制を厳しくしなければなるまい。
現在の検疫体制は極めて不十分である。
軍事費に5兆円も使うくらいなら、そのお金を検疫体制の強化などに使用すれば、多くの雇用も期待できる。
「国や国民を守る」ということは、何も、軍隊を強化することではない。自衛隊ができて、国民の役に立ったことなどは、災害時の救助だけである。
役立たない機構は潰して、国民の食の安全のために予算を使うことを要望しておきたい。
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