岐阜市立女子短大の学生6人が、世界遺産登録されているイタリア・フィレンツェ歴史地区のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に落書きをしたとして、大学から厳重注意処分を受けた。見晴らし台にある大理石の壁に、黒油性ペンで全員の名前と日付、ハートマーク、大学の略称「岐女短」と書き添えていたことで発覚したと大学側が24日に発表した。
人は2月、学生36人でイタリアに研修旅行をした際に大聖堂を訪問。3月に現地を訪れた日本人がA4判ほどの広さに書かれた落書きを写真に撮り、大学側に送ったという。
大学側によると、大聖堂には各国の言葉で多くの落書きがあり、6人は「高揚してしまった」と反省しているという。大聖堂側に英語で書いた謝罪文を送って許しを請い、大学も謝罪したところ、「修復の費用負担は不要」との返事があったという。
日本人のモラルの低下は目を覆うばかりである。
自分の物ではない公共物、他人の物に落書きをするという行為を簡単に犯せる神経は異常というほかはない。
若者ばかりではない。
先日も救急車をタクシー代わりに利用するような行為が広がっていることが読売新聞で報じられていたが、救急出動の約半分が軽症者による利用や不適正な利用だったという。
モンスターペアレント、モンスターハズバンド、モンスターペイシャントなど、あらゆる場所で、モンスターが出現する時代である。
若者だけでなく、中高年者の中にもこういう行為が広がっているということだ。
日本人の美徳であったモラルが融けてゆくような現象の広がりにはただ驚くばかりである。
まじめに生きることを否定するような風潮の広がりに懸念を覚えざるを得ない。
人は2月、学生36人でイタリアに研修旅行をした際に大聖堂を訪問。3月に現地を訪れた日本人がA4判ほどの広さに書かれた落書きを写真に撮り、大学側に送ったという。
大学側によると、大聖堂には各国の言葉で多くの落書きがあり、6人は「高揚してしまった」と反省しているという。大聖堂側に英語で書いた謝罪文を送って許しを請い、大学も謝罪したところ、「修復の費用負担は不要」との返事があったという。
日本人のモラルの低下は目を覆うばかりである。
自分の物ではない公共物、他人の物に落書きをするという行為を簡単に犯せる神経は異常というほかはない。
若者ばかりではない。
先日も救急車をタクシー代わりに利用するような行為が広がっていることが読売新聞で報じられていたが、救急出動の約半分が軽症者による利用や不適正な利用だったという。
モンスターペアレント、モンスターハズバンド、モンスターペイシャントなど、あらゆる場所で、モンスターが出現する時代である。
若者だけでなく、中高年者の中にもこういう行為が広がっているということだ。
日本人の美徳であったモラルが融けてゆくような現象の広がりにはただ驚くばかりである。
まじめに生きることを否定するような風潮の広がりに懸念を覚えざるを得ない。