時々新聞社

慌ただしい日々の合い間を縫って、感じたことを時々報告したいと思います

混迷する民主党の都知事候補選び

2007年01月29日 | 政治問題
民主党が都知事候補選びを行っている。
筑紫哲也、久米宏、蓮舫、海江田万里、菅直人などの名前が挙がっているが、この連中、民主党の支持を受けて都知事になって、いったい何をしようというのだろうか?
民主党は、石原都政の実質与党である。知事提案にはほとんどすべて賛成し、石原慎太郎からも「何でも賛成しておきながら、(対立候補を立てるなんて)バカじゃないの」と小ばかにされているのがこの党である。
それどころか、学校の卒業式、入学式での「国旗」掲揚、「国歌」斉唱問題では、石原都知事や都の教育委員会以上に熱心にこれを主張してきたくらいしか「実績」らしい「実績」はない。お粗末極まりないものである。
にもかかわらず、対立候補を立てるというのだから驚きである。
引き続き行われる一斉地方選挙、そして参議院選挙で自民党との対決姿勢を示すためのポーズに過ぎないことは明瞭である。
民主党の眼中には、都民や国民の生活や要求などはまったくなく、そこにあるのはただ都知事選挙を党利党略、政争の具にしようとする姿勢だけである。
マスコミも、この点をよく報道すべきであることも付け加えておく。