Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●《今なお続く福島の「不条理」》: 東電の初期の主張は「無主物」…裁判所は《放射性物質…農家が所有》と言い放った

2019年10月24日 00時00分35秒 | Weblog

[※ 『原発に挑んだ裁判官』(磯村健太郎・山口栄二) 朝日新聞出版(https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=21028)↑] 



昔(2017年4月25日)の東京新聞の記事【「田を原状に戻せ」却下 大玉村・米農家らの怒り】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/fukushima_report/list/CK2017042502000199.html)。
昔(2019年1月11日)の全国農業新聞の記事【福島の農地現状回復裁判 差し戻し審 「スピードある審議を」】(https://www.nca.or.jp/shinbun/agricultural-administration/4131/)。
NHKの記事【原発事故 “土から放射性物質 取り除いて” 農家の訴え】(https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/10/1017.html)。

 《「私の住んでる農地は、日本でも美味しいお米がとれる土壌だったんです。それが壊されたからね、土壌汚染によって。だから、東電に原状回復してもらう。」》

   『●東電旧経営陣に無罪判決…《誰も事故の責任を
     取らなければ企業に無責任体質がはびこり、また同じことが起きる》
   『●JOC臨界事故で何が起きたでしょうか?…《人が制御
     できないなんて恐ろしい。政府は…本当のことを言っていない》

   『●永渕健一裁判長、東電旧経営陣の刑事裁判で「無罪」《判決の
      中身もさることながら、その理由があまりにもひどすぎる》

   『●東京新聞の小野沢健太記者によるシリーズ記事【<原発事故
      「無罪」>】…《判決に表情変えず 遺族ら「うそー」悲鳴》
   『●裁判所も歪む…《国が開発の政策的な枠組みを決め、その下で
       電力会社に》核発電所を…《そして裁判所も一体となり…》

 《闘う相手は東電だと思っていたが、その前に裁判所という大きな壁があるとわかった》。デタラメ判決ばかり。裁判所も歪んでいる。
 2019年10月15日の地裁判決はまだアップされていないのか? 誰が裁判官だったのだろう…。
 記事では《2017年4月、福島地裁郡山支部はこれを不適法と却下》とあるが、判決文が見つからない…。2年前の10月のことか? 【平成25(ワ)38  原状回復等請求事件 平成29年10月10日  福島地方裁判所】(http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/223/087223_hanrei.pdf)。福島地方裁判所第一民事部の金澤秀樹裁判長・西村康夫裁判官・田屋茂樹裁判官。

 《だから土地を元に戻してほしい人の物を汚したら、謝罪して、きれいにして返すのが当たり前じゃないですか》…《だが、要求は無視され続けた》。
 今回の判決は《土と同化しているため、東京電力の管理下にはなく、むしろ、農家が所有している》という驚くべきもの。あまりに酷い言い草。
 《今なお続く福島の不条理》。東電の初期の主張は「無主物」でした。主(ヌシ)・東電が責任をもって《原状回復》するのが筋だと思うのですが、「無主物」どころか、今回の裁判長は東電がまき散らした《放射性物質…農家が所有》と言い放ったのです。あぁ~あ…。

   『●東京電力、「お前のモノだろう!」
    「政治の無能、企業倫理の欠如、それに加えて司法のあまりの無責任さ
     原発問題に関してまともに司法が機能した例はごくわずかで、
     政治や(公・私)企業の行いへの追随ばかりだ。市民サイドに立て
     とは言わない、でも、せめて公正・中立であってくれ」
    《放射能を「無主物」と言い放つ東電と裁判所の責任
    《東電側は放射性物質は誰の所有にも属さない「無主物」であって、
     飛んでいる虫のようなものだから除去する責任を負わないと主張した。》

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/fukushima_report/list/CK2017042502000199.html

【ふくしま便り】
「田を原状に戻せ」却下 大玉村・米農家らの怒り
2017年4月25日

     (放射能に汚染された農地に立つ鈴木さん。
      「清い空気と水が私たちの宝物だったんだ」=福島県大玉村で)

 「原発事故で汚染された農地を元に戻してほしい」と福島県の米農家が東京電力を訴えた裁判で、福島地裁郡山支部は今月十四日、「却下」という判決を下した。門前払いに等しい判決の理由は「原状回復は難しく、方法が特定できない」「被告(東電)が放射能を除去するに至るとは考えがたく、紛争解決にならない」など。先祖伝来の土地を汚された農家には、到底、受け入れがたい理屈だろう。事故から六年が経過して、今なお続く福島の不条理の一端を報告したい。

 「判決を聞いた瞬間は言葉も出なかった。まさか却下とは。十五回も期日を重ねたのは何のためだったのか。怒りが込み上げてきて体が震えた」

 原告団長の鈴木博之さん(68)は、裁判を振り返って、そう話した。

 ほかの七人の仲間と共に提訴に踏み切ったのは二〇一五年十月十四日だった。鈴木さんは福島第一原発から西へ約六十キロの福島県大玉村で、米作りの会社を経営している。約三十ヘクタールの田で水稲を栽培し、自前で販売。さらに米を串だんごや餅に加工して売る。米農家の六代目だったが、将来を見据え、六次化と呼ばれる農業の自立経営の道を開いた。原発事故が起きたのは、そんな経営が軌道にのりかけたときだった。

 事故後に、米が土壌の放射性セシウムを吸収しない工夫を重ね、現在は米からセシウムが検出されることは、ほぼなくなった。しかし顧客は戻って来ず、売り上げは約二割にまで下がった。 

 「消費者は田が汚染されたのを知っている。この状態で他県の産地と競争ができますか。だから土地を元に戻してほしい人の物を汚したら、謝罪して、きれいにして返すのが当たり前じゃないですか

 だが、要求は無視され続けた。事故後、県内では生活空間の放射線量を下げたり、農地の表土を入れ替える除染が実施された。しかし、あくまでもセシウムを移動させる移染が実態であり、セシウムそのものを取り除く試みはない

 完全にセシウムを取り除くには、巨額の費用と手間が必要になる。鈴木さんたちは、イタイイタイ病公害の富山県の例などを参考に、セシウム除去の方法を自分たちで探した。三百万円をかけて土壌を分析。そうした準備で臨んだ訴訟だった。

 結果が「却下」だ。

 判決文を読むと、原告団ならずとも腰が砕ける。

 「原告らが本件各土地の所有権が放射性物質により違法に妨害されている旨を確認する判決を得たとしても、被告(東電)が任意に本件各土地の土壌内における放射性物質を除去するに至るものとはにわかに考えがたい。(略)紛争が有効かつ抜本的に解決されるものとはいえず」

 よって不適法であるという。判決後、東京電力は、コメントを控えた。

 原告側代理人の花沢俊之弁護士は「判断を避けたに等しい。裁判を受ける権利の侵害だ」。原告団は全員一致で控訴を決めた。

 鈴木さんは、こうも話している。「闘う相手は東電だと思っていたが、その前に裁判所という大きな壁があるとわかった。巨象に挑むアリのようなものだが、かじりついてやりたい」 (福島特別支局長・坂本充孝)
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https://www.nca.or.jp/shinbun/agricultural-administration/4131/

福島の農地現状回復裁判 差し戻し審 「スピードある審議を」
2019年1月11日

 福島県の6軒(5市町村)の米農家が東京電力に農地の原状回復を求める裁判の差し戻し審第1回口頭弁論が、昨年12月25日、福島地裁で開かれた。

 2014年10月に始まった第1審で、原告団は「30センチ以上の土壌を取り除き、10センチ以上の耕盤層を造成し、20センチ以上の客土を」と請求してきた。2017年4月、福島地裁郡山支部はこれを不適法と却下。2018年3月22日、仙台高裁は「客土工は実務上確立されている一般的な工法」と1審判決を地裁に差し戻す判断を下した。東電はこれを不服として最高裁に上告したが認められず、差し戻し審が行われることになった。

 二本松市の渡邊栄治さん(69)は、原発事故から7年がたっても全袋検査が続き、新米出荷が他産地より2週間遅れてしまう悔しさ、事故前に取引していた東京の小売店といまだ取引再開できない実情を吐露。

 大玉村の鈴木博之さん(68)は、提訴から4年が経過したことを踏まえ、「国民の恐怖と疑心を取り除くには、農地から放射性物質を取り除くしかない。スピードある審議を」と訴えた。次回の答弁は3月6日。今後の展開に注目したい。

     (写真説明=提訴から4年。「スピードある審議を」と鈴木博之さん)
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https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/10/1017.html

NHKニュース

おはよう日本
2019年10月17日(木)
原発事故 “土から放射性物質 取り除いて” 農家の訴え

福島県の農家8人が、原発事故前の農業を取り戻したいと、5年前(2014年)、東京電力を訴えた裁判に、おととい(15日)、判決が言い渡されました。
農家たちは、金銭的な補償は一切求めず、農地から事故で飛散した放射性物質を取り除いて欲しいという、その一点だけを求めてきました。


“放射性物質 取り除いて” 福島 ある農家の8年

原告のひとり、鈴木博之さん、69歳。
江戸時代から続く農家の6代目で、原発事故後も、およそ20ヘクタールの農地でコメ作りを続けてきました。

鈴木さんが暮らす、福島県・大玉村。
原発からおよそ60キロ離れたこの村にも、8年前、放射性物質が降り注ぎました
大玉村を始め、線量の高い市町村は、国のガイドラインに従い、農地の除染を行いました。

その主な方法は、汚染された表面の土とその下の土を反転させる「反転耕」や、土を深く耕して放射性物質を薄める「深耕」。
放射性物質を取り除くものではありませんでした

この4年間、福島の米から基準値を超える放射性物質は検出されていません。

それでも鈴木さんは、土を入れ替えてでも放射性物質をなくさない限り、事故前の農業を取り戻すことは出来ないと考えています。


鈴木博之さん
「私の住んでる農地は、日本でも美味しいお米がとれる土壌だったんです。
それが壊されたからね、土壌汚染によって。
だから、東電に原状回復してもらう。」



鈴木さんは、20代で農業を継いで以来、次々と新たなことに挑戦し続けてきました
34歳の時には、妻と妹夫婦とともに農業法人を設立。


農協に頼らずに米を売っていこうと、独自のブランドをつくり、消費者に届ける直接販売に乗り出しました。
さらに原発事故の4年前には、米の加工品を販売する店もオープンし、国が推進する「6次産業化」にいち早く取り組み、事業は軌道に乗り始めていました。

その矢先に起きた原発事故。
鈴木さんの農業は一変しました。
米を直接販売していた全国の顧客は、その8割が離れていきました。

今は、他の福島県の多くの農家と同様、米の多くを、名前のつかない業務用米として出荷せざるを得なくなりました。
加工品を販売する店の売り上げも伸びず、鈴木さんは何度も、倒産の危機に直面しました。
その度、つきつけられたのは、土に放射性物質があるかぎり、いくら頑張っても、原発事故の前には戻れない、という現実でした。


鈴木博之さん
「いいときを思い出すのはつらい。
マイナスの仕事はいやですわ。
なんぼ頑張っても、プラマイゼロやもん。
やっぱり夢と希望っていうのはプラスの話だからね。」


8月。
お盆にあわせて、東京に住む娘と孫が帰省しました。

農地を守りつないできた先祖の位牌を前に、鈴木さんは汚染された農地を、次の世代に引継がせるわけにはいかないと、思いを新たにしていました。


鈴木博之さん
「俺、ちゃんとした土、先祖からもらって、俺の代では汚したけども、これ元に戻して次代の人に渡す。
それが最大の我々の世代の仕事と思ってる。」



そしておととい。

裁判長は、鈴木さんたち原告の訴えを退けました。
主な理由は、原発から飛散した放射性物質はすでに土と同化しているため、東京電力の管理下にはなく、むしろ、農家が所有しているといえる。
故に、東京電力に放射性物質を取り除くよう請求することはできない、というものでした。
土を入れ替えてでも、放射性物質をなくして欲しいと求めてきた鈴木さんの主張は認められませんでした。
鈴木さんは控訴して、これからも訴え続けようと決意しています。


鈴木博之さん
「我々土を利用して生きているし、生かしてもらってるんだから、もう一回ファイトっていうしかないかなって今、思ってます。」



取材:松原恭子ディレクター
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●ドロナワとオトモダチ大優遇問題:「検察庁や裁判所も公務員であり、人事権が官邸にあるという弱点」

2017年06月25日 00時00分03秒 | Weblog

[※ 日刊ゲンダイ(2017年3月4日)↑]



日刊スポーツのコラム【文科省追加調査に独立した司法組織必要/政界地獄耳】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1838927.html)。

 《文書では文科省に指示した側である内閣府にもメスを入れるべき人事権が官邸にある中、大臣や役人に命じても、それらが独立性をもって臨めなければ中立性は担保できずお手盛り感はぬぐえない》。

   『●「有権者はすぐに忘れてしまうとたかをくくって」いるアベ様ら…
                    第三の森友問題を前に御優しい有権者


 泥棒に縄をなわせても意味が無いですよ、泥縄ドロナワしても。アベ様の《徹底的な調査を速やかに実施するよう指示》の内心を忖度した上での泥縄。ア(安)ベシン(晋)ゾウな「安普請」で、お粗末な再調査。それに、《文科省に指示した側である内閣府にもメスを入れるべき》。
 《米国では、司法省が政権から独立した特別独立検察官任命制度》があるそうですが、デンデン王国ニッポンにも導入できないものでしょうか。三権分立権力分立無きニッポン…アベ様や自公お維の好き勝手が一体いつまで続くのでしょうか…。

   『●日本は泥縄で溢れている
   『●泥縄: 「安全神話」に次ぐ「規制(委)神話」の創造
   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                      環境から移染することは可能か?~

   『●東京電力原発人災対策へのお金を「ケチ」ったあげくに、
                        致命的欠陥対策にドブ金か?

    「…当時から遮水壁建設に取り組んで
     いれば、今頃、汚染水であわてることはなかった……無責任東電
     泥縄安倍政権に任せていても、どうにもならない」

   『●「もはや犯罪というしかない」
     ~東京電力汚染水流出大事故と再稼働・輸出という犯罪~
    《福島第1原発 汚染水タンク350個が全滅危機…
     東電の安普請・ドロナワ作業で最悪事態》

   『●泥棒に縄(政治資金規正法やあっせん利得処罰法)を
         なわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけ
    《首都のが二代続けて「政治とカネ」の問題で辞職した。
     政治資金に関連する法律の抜本的な改正を
     政治家が自ら進めるべきだ》
    「泥棒に縄をなわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけで、
     政治資金規正法や、甘い利が明らかな方さえ不起訴となるような
     あっせん利得処罰法が機能する法律に変わるとは思えません。
     《第三者に調査権限を》の「第三者」なるものにも、今回の吸「血税」氏の
     件で大いなる疑問。「不適切だが違法でない」をただ繰り返すだけの
     「第三者」って、都民の皆さんにとって、一体何の役に立つの?」

   『●「人生の歯車は狂ったまま」:
     東京新聞・桐山桂一さん「冤罪とは犯罪よりも罪深い刑罰」
   『●教員について密告させ、労組を監視する=
        自公支持者の皆さんの大好きな「超・監視管理社会」
    「東京新聞の記事【隠し撮り問題、被害届提出 大分県警「適正に捜査」】
     …でも、「泥縄」「ドロナワ」させても無理なのではないでしょうか、
     「盗撮」「監視」の真相解明なんて?」

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1838927.html

2017年6月12日10時14分
文科省追加調査に独立した司法組織必要/政界地獄耳

 ★テレビの討論番組でも、与党は「文科省は追加調査を速やかにせよ」とはいうものの、追加調査という名の再調査はいつ終わるのかわからないと、文科省の役人と同じことを繰り返す。つまり再調査も、その発表のタイミングも、すべて官邸任せ官邸の采配ですべてが動くという、官邸を守るためのしもべでしかない。本来首相・安倍晋三が「徹底的な調査を速やかに実施するよう指示」というのならば、文書では文科省に指示した側である内閣府にもメスを入れるべきである。

 ★約1年前、東京都知事・舛添要一の公私混同などさまざまな疑惑に対して、舛添は公平中立な第三者に調査させると自らが探してきた弁護士に調査を依頼問題はないという結果をもって調査を終わらせた。しかし、公平中立な第三者とは、当事者たる舛添の管理の及ばないものを指す。その意味では、自分で雇った弁護士を中立な第三者とは言わない。その意味でも人事権が官邸にある中、大臣や役人に命じても、それらが独立性をもって臨めなければ中立性は担保できずお手盛り感はぬぐえない

 ★日本の三権分立の中で司法が弱いと感じるのは、独立性が高いといわれる検察庁や裁判所も公務員であり人事権が官邸にあるという弱点がある。今までそこまで問われることがなかったのは、マスコミが明確にその補完をしていたということと、野党や世論を無視して事を構える政権が少なかったからだ。しかしメディアが政権のチェックを怠り、野党が体たらく、共謀罪によって一般人を対象に監視国家になれば声を上げていた人も潜めざるを得ない。米国では、司法省が政権から独立した特別独立検察官任命制度がある。日本も、その程度の組織が必要な国家になったといえる。同時に検察審査会だけでなく、憲法裁判所など司法のチェックができる制度も急務だ。(K)※敬称略
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●世界に向けての核発電拡販国…トラの《威》だけが貸し出され、リスクと世界の非難の声はデンデン王国に

2017年02月17日 00時00分26秒 | Weblog


東京新聞の吉田通夫記者の記事【米と原発売り込みを提案へ 世界が危険認識、損失膨らむ中】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201702/CK2017020802000131.html)。

 《米国の威を借りて原発を売り込んでも、受注は難しいだろう》。

   『●日印原発輸出・輸入の狂気: 「安倍政権は
       インドが核実験した場合は協定を破棄する」という「空手形」
   『●「唯一の被爆国」で原発人災も起こしたニッポンが
      「原発は『プルトニウムをつくる装置』」を理解できず…
   『●「ふげん」、「もんじゅ」…次の高速炉は 
       「こくうぞう」、「みろく」? 「白象」とでもしますか??
   『●新高速炉「アベシンゾウ」…愚かな核発電「麻薬」中毒患者・
                核燃サイクル教信者の罪を後世に残すために
   『●核発電所「地元」としてマトモな反応…
     九州電力玄海原発「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」
   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
     3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』
    「『猿の惑星シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
     ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
     宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
     「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」

   『●玄海原発再稼働へ…正気の沙汰じゃなく、もはや「宗教」
                  …「核信者」「核燃料サイクル教信者」

 アサマシク、そして、愚か。お願いだから、世界に恥をさらさないでほしい。
 東芝の惨状を知らないのか? 《米国ウエスチングハウス社WH)を子会社化》したのが運の尽き、致命傷、不可逆的失敗。それを見ている米国がリスクを負うはずもなく、トランプの《》だけが貸し出され、リスクと世界の非難の声はデンデン王国に。「裸の王様」アベ様らのおかげで、反原発派が恥をかく。

   『●節穴どころか癒着とは・・・
    《東芝…朝鮮戦争や自衛隊創設に伴って戦闘機のレーダーなどを
     作るようになり、高度成長の波にも乗って東芝は会社を大きくしていく。 
      原発事業への本格的な参入は1960年代以降。GEとともに
     東電をはじめ多数の原発建設にかかわりはじめる。今回事故を
     起こした東電福島第一原発の工事も行った。最近では2006年に
     加圧水型軽水炉(PWR)を開発した米国ウエスチングハウス社
     WH)を子会社化し、国内だけでなく海外の原発プラント受注にも
     積極的に取り組んでいる。 
      国内原発産業のトップランナー・東芝。そこに天下った最高裁判事
     味村治氏。彼が下した「原発裁判」の判決とは、
     どんなものだったのだろうか》

   『●衆院選の惨敗と参院選という正念場:
       FEC自給圏・「浪費なき成長」と「暗闇の思想」
    《今や東芝、日立、三菱重工という日本の原発メーカーは、
     世界の原発産業の中心に位置します。東芝はGEと並ぶ
     米原発大手メーカーであったウェスチングハウスを傘下にし、
     日立は原発部門でGEと合弁会社を作り、三菱重工は
     フランスの原発メーカーであるアレバと提携しています》

 ましてや、福島の「慟哭の叫び」が聞こえないらしい。「本土」マスコミの報道の「アンダーコントロール」には成功したのかもしれないが、東京電力核発電人災は何も解決していない。そんなに、「原発輸出」したけりゃ、広域に撒き散らした「無主物」を東電本社でも、総理官邸にでも移染し、福島を人災前の状態に「原状回復」させて見せてくれ。

   『●哀しい遺書: 「原子力さえなければ」
   『●ドキュメンタリー映画『わすれない ふくしま』: 
         「震災さえ」ではなく 「原発さえなければ・・・」
   『●「「3.11」から2年② 原発という犯罪」
        『週刊金曜日』(2013年3月8日、934号)
   『●「原発さえなければ」「福島の百姓は終わりだ」: 
         東京電力原発人災と自殺には因果関係あり
   『●終わらない原発人災の影響: 
       「震災さえ」ではなく 「原発さえなければ・・・」
   『●吉沢正巳さん「被ばく牛は原発事故の生き証人。
       処分すれば証拠は消え、事故はなかったことにされる」
   『●原状回復が損害賠償の基本: 東京電力原発人災で
             「ふるさとをなくした痛み」は全く癒えていない
   『●「核発電は安い」と言っておきながら、
       「原発の電力を使っていない消費者にまで負担を強いる方針」
   『●まずは、広域に撒き散らした
       「無主物」の主・東京電力が「移染」費用を支払うのがスジ
   『●警察や消費者庁の沈黙…「商取引の原則」を無視して、
           なぜ核発電料金を支払わなければならないのか?

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201702/CK2017020802000131.html

米と原発売り込みを提案へ 世界が危険認識、損失膨らむ中
2017年2月8日 朝刊

 世耕弘成(せこうひろしげ)経済産業相は七日の記者会見で、日米首脳会談に合わせて訪米する考えを示した。政府は世耕経産相も会談に同席する方向で調整しており、米国に対して、新興国への原発の共同売り込みなどを提案することを検討している。しかし福島第一原発の事故を受けて原発の市場は世界的に縮小し、原発産業では損失が相次いでいる。専門家は「原発を売り込んで資金を稼ぐシナリオは現実的ではない」と疑問視している。 (吉田通夫

 原発の共同売り込みは、日本が首脳会談で提示を目指す経済協力のための政策集「日米成長雇用イニシアチブ」の原案に載っており、「十年間で五百億ドル(五兆円超)の市場を開拓」するとされている。国内の原発メーカーのうち東芝日立製作所は米国の企業と組んでおり、日米双方に利益があることをアピールする。

 しかし福島第一原発の事故により米国や欧州で安全のための規制が強まり、建設費は世界的に高騰。建設が止まったり、白紙撤回になる例が相次いでいる。さらに米国のシェール革命により、原油など火力発電の燃料価格が長期にわたって安定するめどが立ち、原発の市場は縮小しつつある。

 このため東芝は米国の原発関連事業で七千億円規模の損失を見込み、原発の建設から撤退することも検討中。日立も米国での研究開発をやめ、七百億円の損失を計上する。

 それでも世耕経産相は三日の記者会見で「世界各国で、原発を新設しようという動きはたくさんある」と述べ、原発輸出を進める考え。経産省は国際原子力機関(IAEA)の見通しなどから「二〇三〇年までに新興国を中心に世界で三十~三百三十基の原発が新設される」などとみている。しかし、ベトナム政府が住民の反対や財政難から原発計画を撤回するなど、新興国でも新設は難しくなっている。

 九州国際大の中野洋一教授(国際経済学)は「福島第一原発の事故で世界に危険性が知られ価格面でも再生可能エネルギーや火力に見劣りするようになった。米国の威を借りて原発を売り込んでも、受注は難しいだろう」と指摘した。
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●警察や消費者庁の沈黙…「商取引の原則」を無視して、なぜ核発電料金を支払わなければならないのか?

2017年02月13日 00時00分06秒 | Weblog


東京新聞の吉田通夫記者の記事【<いま原発へもの申す> 過去分の国民負担は政府の不当請求】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201702/CK2017020902000134.html)。

 《◆城南信金・吉原相談役に聞く …「責任の所在など現代の経済社会のルールを根本から逸脱した考え方で、政府による国民への不当請求だ」と厳しく批判》。

   『●マガイ物ではないモノもある ~城南信金~
   『●財界の総理大臣はもはや大企業の単なる代弁者
   『●経団連は原発推進・復活の第4案を希望?
   『●脱原発は可能: ビジョンある金融機関(城南信金)のトップもいる
   『●城南信金の吉原毅理事長が退任・・・
      脱原発という、「理事長交代後も考え方は引き継がれ」て欲しい

 城南信金の相談役・吉原毅さんは、《脱原発を掲げるのは、地域を守る金融機関として当たり前の行動だ》と仰います。事実、城南信金は、そういう《行動》を実践してきました。数少ない、心ある金融機関。
 そして、今回は、《経済産業省が「過去の原発事故の賠償費用が積み立て不足だった」として過去分と称する費用を国民に負担させる方針》に対して、重要な指摘です。《現代の経済社会のルールを根本から逸脱》《政府による国民への不当請求》《商取引の原則に反している》《東電の契約書(約款)のどこにも原発のための料金を支払わなければならないという記述はなかった》というもの。さらに、《一般の企業がやったら警察や消費者庁が黙っていない》とも仰っています。警察や消費者庁は、なぜ、沈黙を守るのでしょう?

   『●原状回復が損害賠償の基本: 東京電力原発人災で
             「ふるさとをなくした痛み」は全く癒えていない
   『●「核発電は安い」と言っておきながら、
       「原発の電力を使っていない消費者にまで負担を強いる方針」
   『●まずは、広域に撒き散らした
       「無主物」の主・東京電力が「移染」費用を支払うのがスジ

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201702/CK2017020902000134.html

<いま原発へもの申す> 過去分の国民負担は政府の不当請求
2017年2月9日 朝刊

城南信金・吉原相談役に聞く

 金融機関の立場から脱原発を訴える城南信用金庫(東京都品川区)の吉原毅(よしわらつよし)相談役が本紙のインタビューで、経済産業省が「過去の原発事故の賠償費用が積み立て不足だった」として過去分と称する費用を国民に負担させる方針を固めたことについて「責任の所在など現代の経済社会のルールを根本から逸脱した考え方で、政府による国民への不当請求」と厳しく批判した。

 城南信金は福島第一原発の事故後に脱原発を宣言。二〇一二年一月から電力の購入先を東京電力から原発を持たないエネットに切り替えた。にもかかわらず、費用を請求される。吉原氏は「契約が終わった後に請求するなんて商取引の原則に反している。金融機関にとって、受け入れがたい」と憤りをあらわにした。

 吉原氏は「電力会社と契約者の間には電力の供給と料金の支払いという約束しかなく、東電の契約書(約款)のどこにも原発のための料金を支払わなければならないという記述はなかった」と指摘。「国家がやるから許される風潮になっているが、一般の企業がやったら警察や消費者庁が黙っていない」と述べた。 (吉田通夫
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●まずは、広域に撒き散らした「無主物」の主・東京電力が「移染」費用を支払うのがスジ

2017年02月04日 00時00分06秒 | Weblog


東京新聞の記事【福島特措法改正案 「国費で除染」明記 復興拠点を認定】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201701/CK2017012502000127.html)。

 《「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)の除染について、国が費用を負担すると明記》。

 まずは、広域に撒き散らした「無主物」の主・東京電力が「移染」費用を支払うのが筋ではないのか? 「国が費用を負担」って、デンデン王国の国王・アベ様が「で~ん」と私財を投じるのですか? まさかね。税金が自分の財布としか思っていない王様ですから。
 税金を投入するのなら、まずは、東京電力や株主に「責任」を取らせてから。「国が費用を負担」する話は、それから。

   『●東京電力、「お前のモノだろう!」
   『●最高裁「原発安全性」研究会、過去の反省なくして意味をなさず
   『●東京電力原発人災等でまき散らされた放射性物質: 
                  「無主物」という言い訳は許されない
   『●東京電力の「無主物」は50キロ付近の「地元」をも汚染
   『●東電「敷地外の汚染との関連は分からない」・・・
             瓦礫撤去作業で1兆1200億ベクレル飛散
   『●原発再稼働という恥ずべき選択 
     ~「新基準は世界一」「世界最高レベル」ではなく、「世界一の無責任」~
   『●原状回復が損害賠償の基本: 東京電力原発人災で
             「ふるさとをなくした痛み」は全く癒えていない
   『●「東京電力が、飛散した放射性物質について…
         「無主物」だと主張」…「その無責任さに衝撃」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201701/CK2017012502000127.html

福島特措法改正案 「国費で除染」明記 復興拠点を認定
2017年1月25日 朝刊

 東京電力福島第一原発事故で立ち入りが制限されている帰還困難区域の復興を柱とした福島復興再生特別措置法の改正案の概要が二十四日、分かった。五年後をめどに避難指示を解除し、帰還した住民が住めるように道路などのインフラを整備する「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)の除染について、国が費用を負担すると明記。復興拠点の範囲などを定めた計画を市町村長が作り、国が認定する仕組みも盛り込んだ。

 政府は二月中旬までに閣議決定し、今国会での成立を目指す。

 除染は、別の特措法で東電が費用を負担することになっている。しかし、廃炉や賠償など東電が負担する事故対応費用が当初想定を超え、総額約二十二兆円に上るとの政府試算を踏まえ、復興拠点の除染を国費で進め必要があると判断。二〇一七年度政府予算案に約三百億円を計上した。

 帰還困難区域のある市町村長は、知事と協議し、復興拠点の範囲や用地の活用方法などを盛り込んだ計画を策定する。国は、除染により放射線量が避難指示解除の水準まで低くなると見込めることなど、一定の条件がそろえば計画を認定。道路や上下水道の復旧といったインフラ整備を国費で進める。
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●泥棒に縄(政治資金規正法やあっせん利得処罰法)をなわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけ

2016年06月17日 00時00分37秒 | Weblog


東京新聞の記事【政治資金規正法は使途を制限せず 「第三者に調査権限を」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201606/CK2016061602000130.html)。

 《首都のが二代続けて「政治とカネ」の問題で辞職した。政治資金に関連する法律の抜本的な改正を政治家が自ら進めるべきだ》。

   『●吸「血税」氏引責と「不適切だが違法でない」…
     東京地検が認めなくとも「あっせん利得」は「違法」では?

 泥棒に縄をなわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけで、政治資金規正法や、甘い利が明らかな方さえ不起訴となるようなあっせん利得処罰法が機能する法律に変わるとは思えません。
 《第三者に調査権限を》の「第三者」なるものにも、今回の吸「血税」氏の件で大いなる疑問。「不適切だが違法でない」をただ繰り返すだけの「第三者」って、都民の皆さんにとって、一体何の役に立つの?

   『●放射能汚染で「太平洋は終わり」との声が
      出るほどの重大事故だというのに、この国は・・・・・・
   『●日本は泥縄で溢れている
   『●泥縄: 「安全神話」に次ぐ「規制(委)神話」の創造
   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                      環境から移染することは可能か?~

   『●東京電力原発人災対策へのお金を「ケチ」ったあげくに、
                        致命的欠陥対策にドブ金か?

    「…当時から遮水壁建設に取り組んで
     いれば、今頃、汚染水であわてることはなかった・・・・・・無責任東電
     泥縄安倍政権に任せていても、どうにもならない」

 東京新聞の記事【参院選「政治とカネ」も争点 企業献金禁止、各党の公約では…】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201606/CK2016061602000134.html)でも、《民進党は十五日に発表した公約に企業・団体献金の禁止を掲げた。これに対し、自民党の公約にはこの問題の記載はなく、各党の姿勢には大きな開きがある》とあり、これも泥縄なのでは? 政党助成金サギしているような人たちに公約させても意味が無いでしょ?

   『●ノーベル平和賞「国民対話カルテット」は
     「武器は何も解決せず」……ニッポンの経団連は武器輸出推進
    「《「武器では何も解決しない。対話が民主主義への唯一の道だ
     と訴えた》そうです。かたや我がニッポン国の経団連は……
     「武器輸出推進」。《政党間の仲介や政治家と市民の対話》どころか、
     政党助成金という税金をもらっておきながら、「社会貢献」と嘯きつつ、
     政策をカネで買う」ための企業献金という名の賄賂を、自民党に
     二重取りさせる愚行。挙句に、自公政権は壊憲法・戦争法をごり押し。
     「対話」どころか、クーデター。」
    「国家戦略としての「武器輸出」を推進する「死の商人」と彼我の差を
     感じる…平和憲法を持つ虚しいニッポン」

   『●「政策をカネで買う」経団連の企業行動憲章には
       「従業員のゆとりと豊かさを実現する」と謳っている
   『●「政治献金は社会貢献だ」: アベ様が辺野古や 
       原発の「地元」でやっていることを支持=「社会貢献」?
   『●「トリクルダウン理論」: 
       「貧しい者」ではなく「アベ様の自民党」に「お零れ」が!
   『●政治献金という名の「賄賂」:
     アベ様達は原発産業と「ズブズブ」の関係

   『●経団連は、「プルトニウムをつくる装置」再稼働を後押し。
             そして、国家戦略としての「武器輸出」を推進!

   『●「美学」と「醜態」:「企業・団体献金(の禁止)うんぬんに 
            一直線に問題」を結び付けずにどうするのか?
   『●「甘利問題の核心は、政治家が口利きの見返りとして
         企業から献金を受け取ることが許されていること」
    「「甘い利」氏は閣僚辞職以来、議員は辞職せずに、国会の欠席が
     続いています。
      政党助成金と二重取りして恥じぬ「責任政党」「美学」
     そりゃぁ、「詐欺」です。「責任政党」という「詐称」」

   ●アベ様や吸「血税」氏の「品性」の無さ:  
        政治資金や税金で夜な夜な何をやっているのか?
    「それにしても、アベ様らは「政治資金」で夜な夜な一体何を
     しているのでしょうね? 政党助成金を二重取りし、
     ガソリン代までチョロマカシテいる訳です。ダーク過ぎます
    「一方、吸「血税」氏。贅沢三昧は、石原慎太郎元「ト」知事とそっくり
     アベ様やその取り巻き同様、「品性」の無さがアリアリだ。
     ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領の爪の垢でも煎じて飲むべき」

   『●アベ様ら「貧しい人」=「ぜいたくな暮らしを際限なく求め、
              欲の奴隷となって」政を行い、人殺しへと誘う


 東京新聞の記事【舛添知事辞職 20日の集中審議中止、疑惑は棚上げ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201606/CK2016061602000128.html)によると、《「これ以上話を聞くのは困難」として開催を取りやめた。舛添氏の問題に関しては徹底解明を求める声は根強く、都議会の対応も批判を浴びそうだ》ですって。この知事にして、この都議。無責任な自公(?)都議に投票したのは誰だ?
 また、同紙の記事【舛添知事、批判に強弁 火に油 「支えた恩返しを」自民からも引導】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201606/CK2016061602000137.html)には、《首都東京の「」がまた変わる》とありますが、自公を支持するような都民が、そして投票にも行かない「眠り猫」な都民が変わらなければ、「不適切だが違法でない」「」が続くだけだ。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201606/CK2016061602000130.html

政治資金規正法は使途を制限せず 「第三者に調査権限を」
2016年6月16日 朝刊

 首都の顔が二代続けて「政治とカネの問題で辞職した。政治資金に関連する法律の抜本的な改正を政治家が自ら進めるべきだ


■何でもあり

 漫画「クレヨンしんちゃん」、千葉県のリゾートホテルでの家族旅行の宿泊費、神奈川県湯河原町の別荘近くの回転すし…。政治資金の公私混同疑惑で、舛添氏が調査を依頼した弁護士は違法性はないが、適切ではないと繰り返した。

 政治資金規正法政治活動の自由度を確保するため使い道を原則制限していない

 今回、問題となったのは舛添氏の主に国会議員時代の支出。都知事になった二〇一四年以降の支出も問題が隠されている可能性がある。規正法は〇七年の改正で国会議員の政治団体は人件費を除く一万円超の支出を収支報告書へ明記し、領収書の写しの添付を義務付けたが、首長や地方議員は五万円以上と甘いからだ。舛添氏の資金管理団体「泰山会」の一四年の収支報告書には資料代が一件、書籍代も二件しか記載がない。

 政治資金オンブズマン共同代表の上脇博之神戸学院大教授(憲法学)は「舛添氏が使途の不適切さを問われて辞職したことをトカゲのしっぽ切りに終わらせてはならない。献金者や支出先などに聞き取り調査する権限を第三者に持たせ、監視しやすくする法改正をすべきだ」と訴える。

 政治家のカネをめぐっては刑法の収賄罪、あっせん利得処罰法などもあるが、犯罪を構成する要件のハードルが高い業者から現金六百万円の提供を受け秘書が交渉に介入するなど舛添氏より悪質ともいえる甘利明前経済再生担当相の現金授受問題で、東京地検は嫌疑不十分で不起訴とした。


■勝てる候補

 政治とカネの問題で、猪瀬直樹前都知事が辞職したことに伴う一四年の都知事選。当初、自民党内で舛添氏を推すことに反発があったが、結局「ほかに勝てる候補がいないから」という理由で支援に踏み切った

 政治資金問題の有無などを事前に確認する「身体検査」について、政治アナリストの伊藤惇夫氏は「舛添氏が、厚生労働相を務めた時に一度やったから油断していたのでは」とみる。

 政党が知名度を重視するのは実際に選挙で有利になる傾向があるからだ。伊藤氏は強調する。「資質ではなく『勝てればいい』という考えで自民党が舛添氏を支援したことが、こういう結果を招いたといえる」
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●「「慰安婦」問題の本質とは何か」 『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号)について・・

2014年09月22日 00時00分35秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 グーグルとツイッターのない世界に行ってて、出すのが遅くなりました。
 今週のブログ主のお薦めは、鎌田慧さん【福島・双葉町 原発推進標語をつくった少年の26年 「原子力明るい未来のエネルギー」から「核廃絶明るい未来のエネルギー」へ】。

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■①『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 『今だからこそきちんと知りたい 「慰安婦」問題の本質とは何か』。取材班【沖縄地方統一選挙で名護市議会は稲嶺与党が過半数 知事選を前に交錯する「民意」】。沖縄県知事選敗北後のアベ様の行動に注目(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c04365212728e925424ea64945598075

■②『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 編集部【『週刊文春』、公開討論を希望 本誌は誌上を提案】、「本多勝一・・・・・・を批判するコメントを『週刊文春』・・・・・・に出した藤岡信勝・・・・・・に本誌編集部が公開質問状・・・・・・を出した件・・・・・・イザヤ・ベンダサン」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bf8e2cfb8450175bfb74e85bfbbdd52f

■③『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 【大村アスカの政治時評/「さなえ」と「えりこ」 本名を使わない二人へ】、「山本早苗、小川惠里子。・・・・・・高市早苗氏と山谷えり子氏の本名、戸籍名である。・・・・・・通称名を使用・・・・・・戸籍通りの名前を使うのに不都合を感じている・・・・・・彼女たちは夫婦別姓に反対」

■④『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 横田一野中大樹氏【イエスマンに囲まれた「チェック&バランス無効内閣」が始動 原発再稼働、消費税増税、GPIF改革へまっしぐら】、「佐高信氏は「オスのタカにメスのタカを入れた。でもタカはタカ」」。アベ様のオツムの中身(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/5c6351a39275f069d77e0a8ce7c9e05d

■⑤『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 梁澄子氏【「慰安婦」問題の本質とは何か 「誤報」が問題の本質ではない デタラメな週刊誌報道 「『朝日』叩き」の異常】、「いくらよってたかって『朝日』を叩こうが、日本軍「慰安婦」という問題が存在することに変わりはない」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fd17f09a886a3b53315797304b4c033e

■⑥『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 渡部睦美氏【『文春』、大高未貴氏による“でっちあげ”報道を韓国人教授が告発 安教授の当惑「みなさんとても悪い人ですね」】、「「慰安婦」の聞き取り調査について、韓国人教授が誤りを認めたとの記事が・・・・・・掲載された。だが教授は「事実を歪曲された」としている」

■⑦『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 市川はるみ氏【ダグラス・ラミスさんに聞く 「戦争できる国」のリアル】、「集団的自衛権行使容認が意味すること・・・・・・「戦争できる国」アメリカの社会・・・・・・戦争が目的か、戦争状態が目的か」。「アメリカのために戦争できる国」にしようという愚(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/693384b55832ceeaf0866358d7422669

■⑧『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 【佐高信の新・政経外科第12回/歴代官房長官の採点者たち】、「菅官房長官はただのイエスマン・・・・・・民主党政権は『未熟な善』・・・・・・自民党という『老練な悪』・・・・・・「愚首相を操る痴官房長官の危険」・・・・・・権力志向の成り上がり特有のあくどさ」

■⑨『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 鎌田慧さん【福島・双葉町 原発推進標語をつくった少年の26年 「原子力明るい未来のエネルギー」から「核廃絶明るい未来のエネルギー」へ】、「広告塔の残酷な光景・・・・・・東京五輪へ「挙国体制」」。いま、その〝少年〟は?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/1a5ab8bd0e17496554f9ba08e4ebf266

■⑩『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 山口正紀さん【「河野談話」を歪曲する『読売』 続『朝日』報道バッシング】、「日本はこんな国粋主義宣伝がまかり通る社会になった。だが、週刊誌以上に危険なのが、公称1000万部『読売新聞』の大報道・・・・・・これは『読売』の意図的な歪曲だ」。会長からして・・・・・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ab709a5ec0b6dfdfee9e4b814272fb58

■⑪『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 富田きよむ氏【朽ちてゆく福島の除染土嚢袋】、「富岡町役場脇の道路沿いに積み上げられた土嚢袋は風化し、雑草が袋を突き破って生え始めていた」。「除染」ではなく、「移染」した後に放置。アベ様、無責任すぎます(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/70ea694eaba6c83b3973a0be001acbca

■⑫『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.98/あの人もこの人も安倍のアンダーコントロール。で、「女性活躍相」って何をしてくれるの?】、「第二次安倍内閣。純潔教育を叫ぶ山谷えり子が少子化対策担当でなくてホッとした・・・・・・」

■⑬『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.98/あの人もこの人も安倍のアンダーコントロール。で、「女性活躍相」って何をしてくれるの?】、「・・・・・・という、史上最低の期待値でしかもう、安倍政権を捉えられなくなっている。いったい、安倍が誰を何人増やそうが、何を期待できるというのでしょう

■⑭『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「『朝日新聞』を叩きまくっている。ただしヘイト・スピーチ並の下品な内容であることは言うまでもない。しかも謝罪のない訂正記事を理由に、廃刊を強く要求しているのだから笑ってしまう・・・・・・目を覆うばかりの惨状・・・・・・」

■⑮『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「とうに日本のメディアは堕落を遂げている。ことさら金儲け主義に走り、本来の使命をすっかり忘れてしまった。反権力、反体制、反権威の旗を降ろして、長いものにはまかれるばかり。・・・・・・NHKの籾井会長すら引きずり・・・・・・」

■⑯『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・・・・下ろせなかったのだから、あきれてしまう・・・・・・暴走する安倍政権をストップさせなくては、日本は戦前に逆戻りする・・・・・・どのメディアも手を拱いて何もしない・・・・・・朝日を叩く前に、メディアの猛省を求めたい。これでいいわけがない」
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●東電「敷地外の汚染との関連は分からない」・・・瓦礫撤去作業で1兆1200億ベクレル飛散

2014年07月28日 00時00分05秒 | Weblog


東京新聞の記事【がれき撤去作業 推計1兆ベクレル飛散】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014072402000185.html)。

   『●東京電力、「お前のモノだろう!」
   『●最高裁「原発安全性」研究会、過去の反省なくして意味をなさず
   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                      環境から移染することは可能か?~
   『●東京電力原発人災等でまき散らされた放射性物質:
                 「無主物」という言い訳は許されない
   『●東京電力の「無主物」は50キロ付近の「地元」をも汚染


 「福島第一原発のがれき撤去で飛散した放射性セシウムが昨年八月、数十キロ離れた水田のコメなどを汚染した可能性が出ている問題で、東京電力は二十三日、この撤去作業で飛散した放射性物質が一兆一二〇〇億ベクレルに上ったとの推計結果を明らかにした。原子力規制委員会の廃炉に関する会合で説明」・・・・・・東電のがれき撤去作業、いい加減過ぎやしまいか? そして無能な原子力「ムラ寄生」委員会にも「無主物」飛散の責任が大有り。

 「東電は「敷地外の汚染との関連は分からないが、がれき撤去での飛散防止対策は強化する」」・・・・・・なんという言い草!!、だろう。東京電力原発人災に何の責任も感じていないかのようだ、この大量の「無主物」を飛散させておいて。


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2014072402000185.html

【福島原発事故】
がれき撤去作業 推計1兆ベクレル飛散
2014年7月24日

 福島第一原発のがれき撤去で飛散した放射性セシウムが昨年八月、数十キロ離れた水田のコメなどを汚染した可能性が出ている問題で、東京電力は二十三日、この撤去作業で飛散した放射性物質が一兆一二〇〇億ベクレルに上ったとの推計結果を明らかにした。原子力規制委員会の廃炉に関する会合で説明した。

 第一原発では昨年八月中旬、作業員計十二人の頭部などから相次ぎ放射性物質が検出され、敷地内で放射性物質の濃度上昇を示す警報が鳴った

 東電は3号機原子炉建屋のがれき撤去が原因とみており、免震重要棟前で観測された放射性物質濃度を基に毎時二八〇〇億ベクレルの放出が四時間続いたとして試算。平常時の放出量は毎時一〇〇〇万ベクレルのため、一時間当たり二万八千倍に相当する。東電は「敷地外の汚染との関連は分からないが、がれき撤去での飛散防止対策は強化する」としている。
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●東京電力の「無主物」は50キロ付近の「地元」をも汚染

2014年07月26日 00時00分09秒 | Weblog


asahi.comの記事【50キロ先、住宅地にも粉じん 福島第一原発がれき撤去】(http://www.asahi.com/articles/ASG7H5SVWG7HUUPI00C.html?iref=comtop_6_02)。

 「この時の放射性の粉じんがさらに50キロ付近まで飛んでいた可能性が高いことが京大研究グループの調査で分かった。今後も実施していくがれき撤去作業による汚染が広範囲に及ぶ恐れを示すものだ」・・・・・・「無主物」という言い逃れ、言い訳はできない。3.11東京電力原発人災に対する東電のいい加減さが透けて見えてくる。また、一旦原発災害、核発電災害が起きれば、その後始末も含めて、控えめに表現しても、かなり広範囲を汚染させてしまう。それでも、原発を再稼働し、輸出し、戦争に片足を突っ込もう、というのだから、この国の政治家や彼・彼女らに投票する市民の「考えないことの罪」は計り知れない。

   『●東京電力、「お前のモノだろう!」
   『●最高裁「原発安全性」研究会、過去の反省なくして意味をなさず
   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                      環境から移染することは可能か?~
   『●東京電力原発人災等でまき散らされた放射性物質:
                 「無主物」という言い訳は許されない


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http://www.asahi.com/articles/ASG7H5SVWG7HUUPI00C.html?iref=comtop_6_02

50キロ先、住宅地にも粉じん 福島第一原発がれき撤去
青木美希 2014年7月16日07時33分

写真・図版

コメから基準超のセシウムが検出された水田とその周辺の地図
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20140715005861.html
(↑※ブログ主: すいません、勝手にコピペさせて頂いております)

 東京電力が昨年8月に福島第一原発で実施したがれき撤去作業で放射性の粉じんが20キロ以上離れた避難区域外の水田に飛散した可能性が指摘されている問題で、この時の放射性の粉じんがさらに50キロ付近まで飛んでいた可能性が高いことが京大研究グループの調査で分かった。今後も実施していくがれき撤去作業による汚染が広範囲に及ぶ恐れを示すものだ。

 調査したのは、京大大学院医学研究科の小泉昭夫教授(環境衛生)ら5人。住民の被曝(ひばく)量を予測するために2012年9月以降、福島県内の住宅地の3地点に空気捕集装置を置いて大気中の粉じんを集め、1週間ごとに放射性セシウム濃度を測定してきた。

 このうち原発から北西48キロの相馬市で集めた昨年8月15~22日分から、他の時期の6倍を超す1立方メートルあたり1・28ミリベクレルの放射能を検出。北北西27キロの南相馬市では20~30倍だった。西南西22キロの川内村では変化がほぼなかった。
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●東京電力原発人災等でまき散らされた放射性物質: 「無主物」という言い訳は許されない

2014年07月17日 00時00分28秒 | Weblog


asahi.comの記事【原発がれき汚染で東電陳謝 作業は月内再開、地元は抗議】(http://www.asahi.com/articles/ASG7G5TC9G7GUUPI001.html)。

 「東京電力福島第一原発のがれき撤去作業で昨年8月、放射性物質が20キロ以上飛散し、福島県南相馬市の水田を汚染した可能性のある問題について、東電は14日の定例会見で「作業が原因かどうかはわからないが、飛散問題で広く迷惑をかけて大変申し訳ない」と陳謝」したそうだ。
 東京電力が周辺地域にまき散らした以外の可能性があるのだろうか? 誰が、何のために?? 「東京電力福島第一原発のがれき撤去作業」かどうかは知らないが、東電は冤罪を主張する心算だろうか? そして、裁判所までが認めた、例の悪しき「無主物」という言い訳を持ち出すつもりだろうか? 責任を持って、東電本社かどこかに引き取ってもらう以外の道はない。

   『●東京電力、「お前のモノだろう!」
   『●最高裁「原発安全性」研究会、過去の反省なくして意味をなさず
   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                      環境から移染することは可能か?~


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http://www.asahi.com/articles/ASG7G5TC9G7GUUPI001.html

原発がれき汚染で東電陳謝 作業は月内再開、地元は抗議
2014年7月14日23時38分

 東京電力福島第一原発のがれき撤去作業で昨年8月、放射性物質が20キロ以上飛散し、福島県南相馬市の水田を汚染した可能性のある問題について、東電は14日の定例会見で「作業が原因かどうかはわからないが、飛散問題で広く迷惑をかけて大変申し訳ない」と陳謝した。

 中断している撤去作業は月内に再開する考えを明らかにした。放射線量や事前に詳細な作業内容を公表するかどうかについては「作業再開までに検討する」と述べるにとどめた。

 農林水産省は今年3月、がれき撤去が原因の可能性があるとみて東電に再発防止を要請する一方、地元には説明していなかった。朝日新聞の報道を受け、18日にある地元の農業関係者の会議で説明する方針だ。

 桜井勝延・南相馬市長は取材に「深刻で大きな問題なのに、すぐ市に報告しなかった農水省には不信感を持たざるを得ない」と指摘。東電に対しては「農家や市民の不安をあおるような作業をしてきた無責任な対応に抗議し、説明を求めたい」と述べた。
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●「集団的自衛権」 『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号)についてのつぶやき

2014年06月16日 00時00分43秒 | Weblog


『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「私は今回のことで、新聞記者やフリージャーナリストが冤罪事件の取材や捜査批判に消極的になることを心配する。メディアの仕事は犯人探しではなく、捜査機関の監視だ」。

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■①『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / あと4号で1000号、よく頑張りました! 「集団的自衛権」。ラジカル鈴木氏イラスト、今週号の表紙も目立ちます。【今週の表紙】、「・・・・・・首相就任以来最低の45.7%・・・・・・その3日後、政府は拉致再調査を発表」。そんなヤラセに乗せられるようでは・・

■②『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 取材班【「オール沖縄の象徴」翁長那覇市長へ自民新風会が出馬要請 沖縄県知事選へ向け動き加速】、「稲嶺市長は、・・・・・・仲井眞弘多知事の辺野古埋め立て承認について「公約違反により県民に失望感・・・・・・」と強調」。2010年11月のミスを繰り返してはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fa4f1b36ec9d09183b008c6bb2a40681

■③『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 藍原寛子氏【核のゴミ押しつける「中間貯蔵施設」計画 説明会で地元住民が反発】、「環境省は「施設がないと福島県全体の除染、復興が進まない」の一点張りだが、住民不在のままの「復興」路線には懸念が高まる」。電力会社の本社内に貯蔵しては? 

■④『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 満田夏花氏【避難計画も不十分な川内原発 再稼働を止めよう!】、「火山学者からも異論が噴出・・・・・・①避難先が風下になる可能性が高い・・・・・・」。風船による死の灰実験では、風船は宮崎や熊本まで、「この風船が届くところには、確実に死の灰が届きます」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d0f61521885730597733975b4dae7b6f

■⑤『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 落合恵子さん【風速計/一市民のほこり】、「大飯原発・・・・・・運転差し止めの判決・・・・・・しかしご存じのように、地裁での判決。上級審で覆される可能性は極めて高い。いつだってそうだった。注視したい」。「今度こそ、福井地裁の名判決を活かしたい」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bbc4219e4b63bf26f0a3e9c4423f9060

■⑥『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 【大村アスカの政治時評/アベノミクスの「第三の矢」 「女性と外国人の活用」って何か似ていないだろうか?】、「・・・・・・いわゆるエリート層。選ばれた女性だけが対象だ。こういう女性って、女性の100人に一人もいないんだろう・・・・・・半分以上が非正規雇用」

■⑦『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 桑原史成さん【水俣事件 患者と家族との54年】、「水俣病の公式発見は1956年5月1日。その4年後から現在まで、桑原史成さんは患者と家族たちを克明に記録し続けている」。「桑原氏が撮影した人びとに、昔の写真を手に並んでもらい、記念撮影をした。水俣湾埋立地船溜り。2011年5月1日」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d8e6cff4905e754de151098b386576fe

■⑧『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 【佐高信の新・政経外科第5回/いま、なぜ、田中角栄か】、「保守を含めての政治家の使命は戦争をしないことと弱者の味方をすることであり、それが現在のボンボン政治家たちからもっとも失われていることに危機感・・・・・・」

■⑨『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 【佐高信の新・政経外科第5回/いま、なぜ、田中角栄か】、「・・・・・・田中と同い年の中曽根康弘が強行した国鉄の分割・民営化ならぬ会社化と、小泉純一郎が闇雲に推進した郵政の民営化ならぬ会社化に田中は反対だったことを明記したかった」

■⑩『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 「集団的自衛権の詭弁」。伊勢崎賢治氏【紛争解決に9条でできることはある 自衛隊は非武装の軍事監視団に特化すべき】、「「9条」の下で自衛隊は貢献できることはあるし、日本は「平和外交」に徹すればいいのです」。「自衛隊の活動している所は非戦闘地域」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/726b7943f3e9c54877e9555c809b3ffd

■⑪『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 宮崎信行氏【民主党の岡田克也元外相が激白 「外相時代、米国に集団的自衛権を求められたことは一度もない」】、民主党が言えた義理じゃないとは思うが・・・・・・「情けない自民議員」「(総裁に対して)何も言わないのは情けない」

■⑫『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 畠山理仁さん【特定秘密保護法は廃止を!!! 権益傍聴する「公安」の利権隠しか、準備不足か 「適正評価」の当初予算はゼロ】、「適正評価対象は2.9万人」「都合の悪い文書は破棄」。「非民主国」のデタラメ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/2087366d69cc2627b469e48a0fa8cb9a

■⑬『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 桐島瞬氏【除染手当引き下げに「やってられない」 ピンハネ構造こそ解消すべきだ】、「半分くらい辞める?」「労務単価は引き上げ」「渡り歩く除染労働者」「ピンハネやりたい放題」。所詮、「移染」にしか過ぎないというのに(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/70ea694eaba6c83b3973a0be001acbca

■⑭『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 和田秀子氏【福島県田村市に見る「線引き」の理不尽 原発からの距離で「安全」が測れるか】、「汚染の度合いはまだら状となる。事故現場からの距離と汚染度は正比例しない・・・・・・「国が決めたこと」・・無責任極まる返答」。民主党の上を行く自公のいい加減さ

■⑮『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 宇都宮健児さん【黒風白雨28/司法の役割を果たした福井地裁判決】、「関西電力大飯原発・・・・・・運転差し止めを命じた・・・・・・福井地裁判決は、まさに司法本来の役割を果たした判決」。「今度こそ、福井地裁の名判決を活かしたい」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bbc4219e4b63bf26f0a3e9c4423f9060

■⑯『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「Kさんや弁護人の無罪主張を伝えてきたジャーナリストやメディアを非難して「犯人を擁護した責任をどうとるのか」などと釈明を迫る動き・・」

■⑰『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「・・・・・・青木理さんがコラムで《PC遠隔操作事件 「悪人の肩を持つのか」との罵声にお答えする》と題し、批難に応答・・・・・・《今後も被疑者、被告人の言い分に耳を傾け、・・」

■⑱『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「・・・・・・警察・検察の捜査や刑事司法の問題点に疑義を唱え続けると宣言」「私は・・・・・・〈・・・・・・逮捕時、大手メディアはKさんのプライベート写真まで隠し撮りし、大々的な犯人視報道を繰り広げた・・・・・・〉」

■⑲『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「・・・・・・公判が始まってからもKさんの保釈後も、弁護側の主張はほとんど報道されてこなかった・・・・・・1年以上の長期拘留、自白強要の人質司法・・・・・・弁護人が語った捜査批判は妥当な内容・・・・・・〉」

■⑳『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「私は今回のことで、新聞記者やフリージャーナリストが冤罪事件の取材や捜査批判に消極的になることを心配する。メディアの仕事は犯人探しではなく、捜査機関の監視だ・・・・・・」

■(21)『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 山口正紀さん【捜査・犯人視報道批判は正当だ PC遠隔操作事件】、「それには、被疑者・被告人の訴えに耳を傾けることが不可欠だと思う」。ブログ主もいろいろ翻弄された。でも青木理さんの言ってることや佐藤博史弁護士がやってきたことは決して間違いではない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/dc7bb4adf90d94805b847d69f64ad274

■(22)『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 岩本太郎氏【反原発の拠点である「テントひろばが1000日迎えました!】、「木内みどりさんが・・・・・・大飯原発再稼働差し止め訴訟の勝利・・・・・・「(反原発の種火を大事にしていかなければ」・・・・・・霞が関のど真ん中にはなおも反原発の種火&メディアが・・」

■(23)『週刊金曜日』(2014年6月13日、995号) / 岩本太郎氏【反原発の拠点である「テントひろば」が1000日迎えました!】、「・・・・・・が1000日を超えて常に臨戦態勢で構えているのである」。そして、「九電本店前ひろば」も同様(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/16d6b6a2564e36577254292106fe79df
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●『自然と人間』(2014年5月号、Vol.215)についてのつぶやき

2014年05月05日 00時00分08秒 | Weblog


自然と人間』(2014年4月号、Vol.214)の最新号について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 表紙がすばらしい。
 最も注目の記事は、志葉玲氏【イラク、日本人人質事件から10年 高遠菜穂子さんが語るイラクの今】。

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■①『自然と人間』(2014年5月号、Vol.215) / 表紙がすばらしい。「「袴田事件」で死刑確定後に再審が認められ釈放され元ボクサーの袴田巌さんに世界ボクシング評議会(WBC)から贈られた「名誉チャンピオンベルト」を掲げる姉の秀子さん(4月6日/東京・大田区総合体育館)ロイター提供」

■②『自然と人間』(2014年5月号、Vol.215) / 森達也さん【第98回つぶやくニッポンの街角 誰が誰に何を言ってんの?】、「奥には除染袋が山積みされている(樽葉町)・・投稿・・これに付け加えることは何もない・・車内からみる限り、動く人影は全て除染の作業委員。異様だ」。「移染」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%B0%DC%C0%F7

■③『自然と人間』(2014年5月号、Vol.215) / 菅野良司氏【「証拠ねつ造」を宣言した袴田事件再審開始決定】、「警察主犯の殺人未遂〟ではないのか・・裁判官が袴田さんの処刑に手を貸している・・・・・・証拠ねつ造の責任追及を」。全く同感、そして「裁判官達が久間三千年さんを〝処刑〟」した飯塚事件

■④『自然と人間』(2014年5月号、Vol.215) / 前田哲男さん【どうなる、集団的自衛権行使容認 9条をどうするのかの切迫した問題】、「〈安全保障の墓場〉への道・・祖父の残した宿題をやり遂げる・・強気の政治手法は弱さと焦りの反映」。「そういうビジネス」ができる国へ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/08e4b176dd9a9e274deb5b34a1b9512a

■⑤『自然と人間』(2014年5月号、Vol.215) / 志葉玲氏【イラク、日本人人質事件から10年 高遠菜穂子さんが語るイラクの今】、「イラク軍によるスンニ派掃討作戦・・・・・・無差別攻撃に子供たちが犠牲に・・停戦に向けて日本は何をするのか」。「自己責任」バッシングの嵐(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/04e30b0189ded3dc4fb2a90b7b811cd5

■⑥『自然と人間』(2014年5月号、Vol.215) / 村田くみ氏【最後のセーフティーネット“生活保護”の崩壊が始まった!】、「露骨な「水際作戦」で請求を拒む・・大阪市は援助額の目安を策定・・大阪市・・貧困の拡大という根本の原因に目を向けないで・・違法な対応」。冷たい社会(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/9c78acf8a563c3202beed3147d12cf78

■⑦『自然と人間』(2014年5月号、Vol.215) / 栗原佳子氏【保守的な教科書を拒否する南の島々の抵抗 八重山教科書問題のゆくえ】、「問題だらけの内容・・育鵬社「逆転不採択」も・・・政権交代で再燃・・正義は竹富町に」。「教育破壊: 「「ボンクラ」「嘘つき」」につける薬なし」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/38fef8e43cb96129b5209ba4f5be0214

■⑧『自然と人間』(2014年5月号、Vol.215) / 粟野仁雄さん【震災後に強引に進められている コンクリートの巨大防潮堤建設】、「水揚げを支えた地域の破壊・・・・・・透けて見える「初めに建設ありき、理由は後付け」」

■⑨『自然と人間』(2014年5月号、Vol.215) / 室田元美氏【原発事故から3年 見えなくされる人たち。】、「国は守ってくれない。親たちの自己責任に・・なんのための県民健康管理調査か・・」。「●内閣府原子力被災者生活支援チームが「自分たちの都合に合わせた数字いじり」」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6c8ae979f341695485415fd1d99fa214)、自己責任に逃げる原子力「寄生」委員会(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a26fc111c8f20d49020da3197160d1a8

■⑩『自然と人間』(2014年5月号、Vol.215) / 【大谷昭宏の言いたい放題/袴田事件再審開始決定 48年ぶりに釈放された袴田さん 捏造・・・はおそらく捜査機関(警察) 国家が無実の個人を陥れた、と裁判所】、「司法の構造的欠陥が冤罪を生む」。「イヌのイヌのイヌの・・・・・・」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/55763e0aa5cd1eeb323e47acc29f73da
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●覆水盆に返らず、3.11から3年も経って今頃言っている愚かさ

2014年03月06日 00時00分55秒 | Weblog


東京新聞の記事【「東電、稚拙すぎる」 事故マニュアル 規制委調査へ】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014022790070829.html)。

   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                         環境から移染することは可能か?~
   『●「8割漏洩」: 電力会社の意のまま?
                東京都知事選で争点化外しに助力したマスメディア

 「原子力規制委員会は・・、事故は容易に防げたのに、安易な対応で事故が発生・拡大した背景には東電の企業体質があるとみて、事故時の対応マニュアルがどうなっているかなど安全管理体制を詳しく調べる方針」って、国や原子力「推進」委員会今頃何を言っているのでしょう。3.11からすでに3年も経っているのに、この愚かさ。
 原子力「推進」委員会は、「規制」らしいことはしているのだろうか?

   『●海渡雄一さんの原子力「規制」委員会人選批判
   『●全く原子力ムラの住人ときたら・・・・・・
   『●泥縄: 「安全神話」に次ぐ「規制(委)神話」の創造
   『●原子力「すいすい推進」委員会のお約束な行動パターン:
                     東電の柏崎刈羽原発再稼働審査を開始
   『●原子力「安全神話」とは何だったのか?: 「”ピンホール”問題先送り」問題
   『●「重要なベース電源」にまだ無駄金をジャブジャブ
   『●居直ろう!: 〈毒食わば皿まで〉?
            「一度認めた以上、どこまでも認めるという論理の一貫性」?
   『●無責任の極み: 「政府、東電の再建計画を認定 柏崎刈羽「7月再稼働」」

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014022790070829.html

東電、稚拙すぎる」 事故マニュアル 規制委調査へ
2014年2月27日 07時08分

 東京電力福島第一原発でタンクから約百トンの処理水があふれた事故で、原子力規制委員会は二十六日、事故は容易に防げたのに、安易な対応で事故が発生・拡大した背景には東電の企業体質があるとみて、事故時の対応マニュアルがどうなっているかなど安全管理体制を詳しく調べる方針を決めた。 (清水祐樹)

 あふれた水は原子炉を冷やした後の水で、放射性セシウムの大半は除去されているものの、超高濃度の放射性ストロンチウムなどが残っている。同様の水が敷地内に三十四万トン超と、二十五メートルプールに換算するとざっと千杯分もある。

 タンクに付いている三つの弁のうち一つでも閉まり、弁をロックするなどしていれば事故は起きなかった。仮に起きたとしても、タンクの満水警報を受けてポンプを止め、本来の移送先タンクの水位が上がらないことに気づいていれば、漏水は最小限にとどまっていた

 しかし、東電はそのいずれも怠った

 汚れた冷却水は日々大量に発生し、タンク増設も簡単には進まないため、現場はぎりぎりのタンク運用を迫られている。水位の警報が鳴っても、わざと警報を切ってさらに処理水を入れることも常態化しているといい、警報への反応が鈍っていた恐れもある。

 この日の規制委会合で、委員からは事故が起きたことよりも、故が起きていることすら気づかず、大幅に対応が遅れたことへの批判が噴出。「あまりにも稚拙で企業の体質、安全管理のあり方など根深い問題がある」「だれがミスをしたかではなく、なぜ警報が鳴っても適切に対応できないのか、その理由を調べることが大切だ」などの声が相次いだ。

 規制委事務局は、来週にも東電から事故対処マニュアルや安全管理体制について報告させ、再発防止策を検討する。

(東京新聞)
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●原発廃炉、核廃絶には非「積極的平和主義」な安倍自公政権

2014年02月28日 00時00分58秒 | Weblog


asahi.comの記事【核の非人道性―日本から行動すべきだ】(http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p)、
東京新聞【高濃度汚染水100トン漏れ 東電、3つの兆候見逃す】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014022102000130.html

   『●小出裕章さん、核=原子力は「違憲」という視点
   『●「原子力」と「核」、言葉は違えど「原発=原爆」である
   『●「原子力」は「核」へのポテンシャル
   『●3.11後にヒロシマで原発推進・輸出を語れるその神経・・・・・・
   『●「核と人類は共存し得ない」
   『●核開発・核使用、そして原発推進・・・・・・、それは愛国心の発露か?

 「非人道的な核兵器を縛る法の枠組みが必要だ――。・・・・・・議長は、広島、長崎への原爆投下70年を前に「行動に移るべき時」と呼びかけた。会議では、日本の被爆者の証言が注目を浴びた。半生をかけた訴えが、国際社会の潮流となりつつあることを歓迎したい・・・・・・核軍縮が「積極的平和主義」なら、日本から行動すべきだ」・・・・・・日本がやらずに誰がやるのか?
 一方、「漏れた水約百トンには、一リットルあたり二億四〇〇〇万ベクレルもの超高濃度の放射性ストロンチウムなどが含まれていた」・・・・・・2.4億ベクレルってどう想像すればいいの? もう神経がマヒしています。泥縄による泥沼はどこまでも続く・・・・・・。

   『●東京電力原発人災処理、計画性もヘッタクレもなく
   『●世界に向けて「汚染水漏えい問題はない」と言い切ってしまったょ・・・・・・
   『●東電原発人災対策がお粗末すぎる・・・・・・、
                         そして「推進」しか出来ない原子力「規制」委員会
   『●「エレファント・イン・ザ・ルーム」: 原発再稼働・輸出という、「危険なゾウ」の暴走
   『●「宙吊り」下の「広島原爆が撒き散らしたセシウム137の
                       14000発分」を「UFOキャッチャー」・・・
   『●東電の「万全」神話: 「作業員の安全を祈らずにはいられなかった」
   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                           環境から移染することは可能か?~

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http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p

核の非人道性―日本から行動すべきだ
2014年2月18日(火)付

 非人道的な核兵器を縛る法の枠組みが必要だ――。146カ国が参加した会議が、こんなメッセージを発して閉幕した。

 開催地メキシコは67年に中南米の非核化条約が調印された国だ。議長は、広島、長崎への原爆投下70年を前に「行動に移るべき時」と呼びかけた。

 会議では、日本の被爆者の証言が注目を浴びた。半生をかけた訴えが、国際社会の潮流となりつつあることを歓迎したい。

 世界には今も推定1万7千発の核がある。廃絶への道筋が見えないことを危惧する多くの非核国は、非人道性を強調し、使用や保有を条約で禁じていこうとする動きを加速させている。

 08年には、やはり非人道性が問題視されたクラスター爆弾を禁止する条約が結ばれた。その潮流をいかす動きだが、核不拡散条約(NPT)で核保有を認められた米ロなど5カ国は核を安全保障の根幹に据えたままで、禁止条約に否定的だ。今回の会議にも参加しなかった。

 日本政府の立場は複雑だ。昨年は核の非人道性を強調した共同声明に賛同する一方、禁止条約に慎重な別の声明にも加わった。核の残虐さはどの国よりも知っているが、米の核の傘に頼る安全保障政策はすぐには変えにくい。そうした板挟みが、国の方針を見えにくくしている。

 広島出身の岸田外相は1月、長崎市内で、核軍縮・不拡散に向けた今後の戦略を語った。安倍政権の「積極的平和主義」の具体化と位置づけ、核兵器の数、役割と、核を持つ動機をいずれも下げていく「三つの低減」を掲げた。

 大事な考え方だが、世界でも緊張感の高い東アジアで、どのように進めていくのか。

 軍備増強を進める中国、核実験を繰り返す北朝鮮があり、米の核が果たす役割はなお重要というのが政府の認識だ。

 ミサイル防衛の強化など、安倍首相が力を込める政策は、中国や北朝鮮を警戒させ、核の役割をかえって高めるリスクもある。韓国との関係悪化も、朝鮮半島非核化をめざす6者協議に影を落としている。

 せっかくの核軍縮戦略も、周辺国との信頼醸成につながる外交なしでは、絵に描いた餅だ。

 核保有の動機を下げるには、核に頼らなくてすむ安全保障の枠組みづくりが欠かせない。

 オバマ政権も「三つの低減」と通底する政策をとってきた。核の傘の中にいる日本が、米国とともに「三つの低減」を具体化する政策を練るべきだろう。

 核軍縮が「積極的平和主義」なら、日本から行動すべきだ。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014022102000130.html

高濃度汚染水100トン漏れ 東電、3つの兆候見逃す
2014年2月21日 朝刊

 東京電力福島第一原発のタンクで、またも大量の処理水漏れ事故が起きた。漏れた水約百トンには、一リットルあたり二億四〇〇〇万ベクレルもの超高濃度の放射性ストロンチウムなどが含まれていた。「なぜ送られてくるはずの水がこない?」などと、気づくチャンスは少なくとも三回あったが、東電はいずれも見過ごした。甘い危機管理により、ただでさえ疲弊する現場の作業員たちは、汚染土壌の除去など余計な作業に追われる結果になった。 (岸本拓也)

 今回漏れた水は、本来は別のタンク群に送られるはずだった。いつになっても受け側のタンクの水位が上がってこないことに疑問を感じていれば、漏れは最小限に抑えられた

 そもそも、事故が起きたタンクは既にほぼ満水状態で、通常はタンクの大きな手動弁を閉め、これ以上は処理水が入らない状態になっているはず。しかし、東電はなぜか弁のチェックをしていなかった

 また、水漏れが発見される約九時間半前には、水位異常を知らせる警報が鳴っていた。実物のタンクで満水を確認してさえいれば、送水を停止し、事故は防げた

 しかし、東電は計器の故障と安易に判断していた。東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「直接見るという思いに至らなかった」と話した。

 東電は今後、汚染土壌を掘り起こして取り除く予定だが、汚染された敷地は約八百七十平方メートルに上り、現場には負担がさらに加わる
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●東京電力原発人災: 「状態はコントロール」には程遠く、「おもてなし」などできる状態か?

2013年12月15日 09時25分14秒 | Weblog


東京新聞の記事【セシウムじわり上昇 地下水混ざり海洋汚染 福島第一】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013120502000125.html)、古い記事ですが、東京新聞の記事が消えていたので、47news.jpの記事【外洋に1日600億ベクレル放出 福島原発、気象研の研究官報告】(http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013091801001988.html)。

 「完璧にブロック」しているはずなのに、この現実は何でしょう。「原発北側の放水口から放射性物質のセシウム137とストロンチウム90が1日計約600億ベクレル外洋(原発港湾外)に放出」「事故発生から千日たっても、海洋汚染は続いている」・・・・・・。「状態はコントロール」されているには程遠い。これで、「おもてなし」などできるのか?

   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                         環境から移染することは可能か?~
   『●「状態はコントロール」「完璧にブロック」されているので、
                            東電は柏崎刈羽原発を再稼働するつもりらしい
   『●「エレファント・イン・ザ・ルーム」: 原発再稼働・輸出という、「危険なゾウ」の暴走

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013120502000125.html

セシウムじわり上昇 地下水混ざり海洋汚染 福島第一
2013年12月5日 朝刊

 東京電力福島第一原発2、3号機の取水口付近で、海水中の放射性セシウムの濃度上昇が続いている。周辺で採取された地下水の汚染度も高い。東電は、海への汚染はひどくないと強調するが、さまざまなデータを見る限り、事故発生から千日たっても、海洋汚染は続いている。 (清水祐樹)

 東電が公表している海水の分析結果をグラフ化してみると、海水のセシウム濃度の上昇が目立つのが2号機前の取水口だ。半年前は一リットル当たり二〇ベクレル前後だったのに、最近は八〇ベクレルを超え、さらに上昇しそうな勢いだ

 3号機前の取水口でも、緩やかながら、濃度はじりじりと上がり続けている

 上昇傾向について東電に問うと、尾野昌之原子力・立地本部長代理は四日の記者会見で「長期的に見て、遮水壁の内側では上昇傾向にあるが、壁で水の動きが抑えられているため。外側では変化がない」と説明。壁と取水口との間で、海水がよどみ、濃くなっているとの見解だった。

 確かにその可能性もあるが、壁の外側の防潮堤近くで採取された海水でも、セシウム濃度はじりじり上昇する傾向にある。

 この点は原子力規制委員会の汚染水対策を検討する作業部会でも問題となった。規制委担当者が「内側にセシウムがたまって上昇しているなら、外側はセシウムの供給が減って濃度が低下しないとおかしい」と指摘すると、他の専門家も首をかしげるばかりだった。

 確実なのは海側敷地の地下トンネルに、大量の高濃度汚染水がたまっていること。建屋地下から地中に漏れている可能性も高い。2号機海側の観測用井戸では二日に採取した水から、ストロンチウムなどが過去最高の一三〇万ベクレルと、放出限度の数万倍の濃度で検出された。こうした汚染水と地下水が混ざり海への汚染は続いている

 東電は海の遮水壁のほか地中に薬液を注入して壁状に固めたり、地下水をくみ上げて建屋に戻したりする対策を進めている。ただ、現実には抜本的な解決にはなっていない。
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http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013091801001988.html

外洋に1日600億ベクレル放出 福島原発、気象研の研究官報告

【ウィーン共同】東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐり、気象庁気象研究所の青山道夫主任研究官は18日、国際原子力機関(IAEA)の科学フォーラムで、原発北側の放水口から放射性物質のセシウム137とストロンチウム90が1日計約600億ベクレル、外洋(原発港湾外)に放出されていると報告した。

 セシウム137の半減期は約30年、ストロンチウム90は約29年。原子炉建屋地下からいったん港湾内に染み出た後、炉心溶融を免れた5、6号機の取水口から取り込まれ、北側放水口から外洋に放出されている。東電は「法定基準以下の濃度と確認して放水しており問題ない」としている。

2013/09/18 23:16 【共同通信】
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