gendai.netの二つの記事【役立たずの汚染水処理「ALPS」製造元の東芝に聞いた「代金返上したら?」】(http://gendai.net/articles/view/syakai/144947)と
【「汚染水管理徹底を」 規制委、東電社長に指示】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013100402000235.html)。
(自ら蒔いた原発人災という種ではあるが)大変に困難な現場作業であることは理解できるが、やることなすことお粗末ではないか・・・・・・タコ、ネズミ、イタチ、モグラと・・・・・・。そして凍土壁というその効果が大きく疑われる「ケチ」った対策、全く役立たずだった「仏アレバ社と米キュリオン社の処理装置」、そして、鳴り物入りで導入した多核種「汚染水処理設備「ALPS」」がどうなっていたのかと思っていたら、記事やニュースの様な有様・・・・・、「今回の停止理由は作業中に置き忘れたゴム製シートが排水口をふさいだ単純ミスというから、逆に開いた口がふさがらなくなる」。
「原子力規制委員会事務局の池田克彦長官は四日、東京電力の広瀬直己(なおみ)社長を呼び、現場の管理体制を強化するよう指示」したそうだが、原子力「規制」委員会こそ、「推進」ばかりせず規制らしいことをしてはどうか?
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/144947】
役立たずの汚染水処理「ALPS」 製造元の東芝に聞いた「代金返上したら?」
2013年10月3日 掲載
東電は先月30日、トラブルで緊急停止していた汚染水処理設備「ALPS」の試験運転を再開。ヒマさえあれば水漏れや不具合で停止しているが、今回の停止理由は作業中に置き忘れたゴム製シートが排水口をふさいだ単純ミスというから、逆に開いた口がふさがらなくなる。
「ALPSは、東芝が製造。62種類の放射性物質を同時に除去できる
という触れ込みで、汚染水処理の救世主として昨年3月に建設が
開始されました。東電の工程表通りなら、今年9月には
本格稼働しているはずなのに、いまだに試験運転の体たらくです」
(担当記者)
最初に稼働した仏アレバ社と米キュリオン社の処理装置は、さらに役立たずだ。事故直後の11年3月末、サルコジ前大統領やアレバ社のアンヌCEOらがゾロゾロと来日し、「我々には汚染水処理の実績がある」と豪語して“押し売り”した。ところが、運転開始からわずか5時間で停止。その後もトラブル続きで、今やほとんど粗大ゴミと化している。
東電によれば、この機械代と建設費は約531億円。東電は個別の支払いには触れないが、アレバ社に約80億円、キュリオン社に約100億円を支払ったとみられる。いやはや、火事場ドロボウというか、まんまとぼったくられたものだ。
東芝のALPSも相当な金額がかかったようだが、建設費用について東電は「答えられない」と、こちらも非公表だ。
<冷えない冷蔵庫買わされたようなもの>
冷えない冷蔵庫や映らないテレビなら、普通は突き返して返金してもらう。東芝はどう考えているのか。
「入札というプロセスを経て受注した製品ですので、冷蔵庫とは違います。
トラブルで性能を十分に発揮できなくても、代金の返金は考えていません」
(同社広報部)
国は今、汚染水処理対策の切り札として、凍土壁を総費用470億円で公募入札している。税金で払う以上、役立たずはもういらない。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013100402000235.html】
「汚染水管理徹底を」 規制委、東電社長に指示
2013年10月4日 夕刊
東京電力福島第一原発の地上タンクから高濃度の放射性ストロンチウムなどを含む処理水が相次いで漏れた問題で、原子力規制委員会事務局の池田克彦長官は四日、東京電力の広瀬直己(なおみ)社長を呼び、現場の管理体制を強化するよう指示した。
池田長官は、東電が再稼働申請した柏崎刈羽原発(新潟県)で安全管理をきちんとできるのか、一週間程度で文書で報告するよう指示。さらに、ほかの発電所から福島第一に人員を回し、管理体制を整えることを求めた。
池田長官は「現場の管理能力が著しく低下しており、誠に遺憾」と指摘。広瀬社長は「大変申し訳ない。人、物、金を投入し、しっかり対応したい」と答えた。
第一原発では、八月に処理水三百トンが漏れた。今月二日にも、タンク周辺の堰(せき)にたまった雨水の移送先のタンクが傾いた場所にあったため、満水になったことに気付かず、低いタンクから処理水があふれた。
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