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●東京電力の「無主物」は50キロ付近の「地元」をも汚染

2014年07月26日 00時00分09秒 | Weblog


asahi.comの記事【50キロ先、住宅地にも粉じん 福島第一原発がれき撤去】(http://www.asahi.com/articles/ASG7H5SVWG7HUUPI00C.html?iref=comtop_6_02)。

 「この時の放射性の粉じんがさらに50キロ付近まで飛んでいた可能性が高いことが京大研究グループの調査で分かった。今後も実施していくがれき撤去作業による汚染が広範囲に及ぶ恐れを示すものだ」・・・・・・「無主物」という言い逃れ、言い訳はできない。3.11東京電力原発人災に対する東電のいい加減さが透けて見えてくる。また、一旦原発災害、核発電災害が起きれば、その後始末も含めて、控えめに表現しても、かなり広範囲を汚染させてしまう。それでも、原発を再稼働し、輸出し、戦争に片足を突っ込もう、というのだから、この国の政治家や彼・彼女らに投票する市民の「考えないことの罪」は計り知れない。

   『●東京電力、「お前のモノだろう!」
   『●最高裁「原発安全性」研究会、過去の反省なくして意味をなさず
   『●泥縄の果て ~一旦拡散してしまった放射性汚染物質を
                      環境から移染することは可能か?~
   『●東京電力原発人災等でまき散らされた放射性物質:
                 「無主物」という言い訳は許されない


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http://www.asahi.com/articles/ASG7H5SVWG7HUUPI00C.html?iref=comtop_6_02

50キロ先、住宅地にも粉じん 福島第一原発がれき撤去
青木美希 2014年7月16日07時33分

写真・図版

コメから基準超のセシウムが検出された水田とその周辺の地図
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20140715005861.html
(↑※ブログ主: すいません、勝手にコピペさせて頂いております)

 東京電力が昨年8月に福島第一原発で実施したがれき撤去作業で放射性の粉じんが20キロ以上離れた避難区域外の水田に飛散した可能性が指摘されている問題で、この時の放射性の粉じんがさらに50キロ付近まで飛んでいた可能性が高いことが京大研究グループの調査で分かった。今後も実施していくがれき撤去作業による汚染が広範囲に及ぶ恐れを示すものだ。

 調査したのは、京大大学院医学研究科の小泉昭夫教授(環境衛生)ら5人。住民の被曝(ひばく)量を予測するために2012年9月以降、福島県内の住宅地の3地点に空気捕集装置を置いて大気中の粉じんを集め、1週間ごとに放射性セシウム濃度を測定してきた。

 このうち原発から北西48キロの相馬市で集めた昨年8月15~22日分から、他の時期の6倍を超す1立方メートルあたり1・28ミリベクレルの放射能を検出。北北西27キロの南相馬市では20~30倍だった。西南西22キロの川内村では変化がほぼなかった。
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