gendai.netの記事【「レジェンド」か「老残」か超高齢者支配のこの国のこれから】(http://gendai.net/articles/view/news/148129)と、
asahi.comの記事【原発新設の必要性に言及 経団連・米倉会長】(http://www.asahi.com/articles/ASG2N5R8RG2NULFA03F.html?iref=comtop_list_biz_n05)。
「日本の政財界に居座る老人たち・・「老残」が、数え切れないぐらいに存在・・石原慎太郎共同代表は81歳だし、安倍首相の後見人を気取って東京五輪の大会組織委員会の会長に就任した森喜朗元首相は76歳。財界総理なんて呼ばれる経団連会長の米倉弘昌氏も76歳だ。マスコミのドン、読売新聞グループ本社会長の渡辺恒雄氏は87歳である。知力も気力も体力も衰えたであろう超高齢者が、いまだに第一線に居座り、日本社会を支配している格好」・・・・・・。エイジズムではなく、何れ誰もが老人になるとはいえ、あまりに醜く、「レジェンド」なんて冗談じゃない。「老残」、「老醜」でしょう。
「原発について、「一定割合の発電を担うなら、新規の発電所も認めざるを得ない時期が来る」と述べ、新設が必要だとの考えを示した。安倍政権は、「原発の新増設」については新たなエネルギー基本計画には盛り込まない方針だが、米倉会長は新設の必要性に踏み込んだ」・・・・・・って、頭の中身を覗いてみたいよ、まったく。
最後に、あえて引用しないが、まさに「サメ脳氏」たる由縁・・・ 『“失言レジェンド”の森元首相がまた・・・・・・「大事なときには必ず転ぶ」』・・・・・・「「見事にひっくり返った。あの子、大事なときには必ず転ぶ」と評した失言が、波紋を広げている・・「負けると分かっていた。・・出して恥をかかせることはなかった」とも述べた」。酷いね。
『●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(1/3)』
『●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(2/3)』
『●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(3/3)』
『●オリンピック招致費用、「都税75億円」+「都税25億円」!』
『●八つ当たり』
『●〝腰ぬけ〟で結構、害悪老人よりは!!』
『●感覚麻痺』
『●恥ずかしくないんでしょうか?』
『●都知事曰く「東京に原発を」』
『●選挙に際しての祈り: 「空疎な小皇帝」を支持することの意味』
『●言葉を失います・・・』
『●恥ずかしいから、引っ込んでてくれ』
『●パンダの方が働いているとは!』
『●「東京に原発を」の〝ト〟知事は、住民投票を受けて立ってはどうか?』
『●石原慎太郎〝ト〟知事のお金は石原氏のモノ、そして都民の血税も氏のモノ』
『●東京〝ト〟知事の息子を〝ト〟知事に』
『●元〝ト〟知事のトンデモ党』
『●3.5期の空白都政と都知事選候補達』
『●「我欲」だけの人の高嗤い』
『●「暴走老人」「憲法改正と自衛隊を国防軍に改称する」政治家たちが当選』
『●トンデモな両元〝ト〟知事がリーダーの「維新」を支持する価値はあるのか?』
『●思い込みの激しい老人: 大阪元〝ト〟知事に「歴史に関しての無知」だってさ!』
『●元「ト」知事と「サメ脳」氏は背中を押しているんだか、
足を引っ張っているんだか?』
『●「吸「血税」」・・・
舛添新東京都知事の都政、その崩壊は案外早目かも?』
『●FUKUSIMAでも変わらないNIPPON』
『●新聞社間の争いの背後』
『●議論などする気もなく、原発推進に邁進』
『●今に始まったことではないが、財界も腐ってる』
『●TPP、呆れた一側面』
『●ユルユルの原発ゼロ目標さへ、しかも、閣議決定さへも出来ないムダ内閣』
『●視察パフォーマンスと経団連詣で』
『●企業の貯金250兆と「働くとは何か?」』
『●「原発推進」という結論ありきのパフォーマンス』
『●内部留保と消費税増税: 雇用「数」増加で誤魔化す雇用形態の「質」の劣化』
『●消費税増税ありきのヒアリングに何の意味があろうか?』
『●トリクルダウンエフェクト:
如何に市民のことなど考えず、大企業・お金持ちにしか目が行っていないか!』
『●「解雇特区」、事実上見送りだそうだが・・・・・・』
『●『渡邉恒雄 権力とメディア』読了(1/2)』
『●『渡邉恒雄 権力とメディア』読了(2/2)』
『●『官僚とメディア』読了(1/3)』
『●『「押し紙」という新聞のタブー』読了(2/2)』
『●魚住昭さん: 読売経営者陣と本田靖春さん』
『●『渡辺恒雄 脳内解析 ナベツネだもの』読了』
『●相変わらずの下品さ』
『●『運命の人』余話 ~あるフィクサー的政〝界〟記者の反論~』
『●我が身を省みらずに遠吠えする元新聞記者らしき人と
校長の検閲に喝采を送る元弁護士らしき人のイサカイ』
『●確信犯? ノー天気? 猛毒法に、
座長・渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長は断言「・・・賛成だ」』
『●内閣法制局、NHK、秘密保護法、消費税増税・・・、
「肝いり人事」という安倍首相の暴走人事』
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【http://gendai.net/articles/view/news/148129】
「レジェンド」か「老残」か 超高齢者支配のこの国のこれから
この国の進歩発展を妨げているものは老人パワーであるかないか
スキージャンプの葛西紀明(41)が「レジェンド」と称賛されるのは、掛け値なしの実力が問われる世界で、いまだにトップを争っているからだ。
葛西がメンバーを外された長野の団体金メダリストの船木和喜(38)と岡部孝信(43)も現役を続けている。だが、ソチ出場はかなわなかった。第一線で活躍し続けるのは、それほど難しいのだ。
ところが、日本の政財界を見渡すと、「レジェンド」ならぬ「老残」が、数え切れないぐらいに存在する。日中関係が冷え込むきっかけを作った維新の石原慎太郎共同代表は81歳だし、安倍首相の後見人を気取って東京五輪の大会組織委員会の会長に就任した森喜朗元首相は76歳。財界総理なんて呼ばれる経団連会長の米倉弘昌氏も76歳だ。マスコミのドン、読売新聞グループ本社会長の渡辺恒雄氏は87歳である。知力も気力も体力も衰えたであろう超高齢者が、いまだに第一線に居座り、日本社会を支配している格好だ。
世界を見渡せば、古代ローマ帝国から続く歴史あるイタリアでさえ、39歳の首相が誕生した。世界はフル回転で変化している。過去の経験則は通用しない。グローバルな時代の流れは、杖をつきながらでも乗り越えられるほど、緩やかではないのだ。
それなのに日本では、還暦をとうに過ぎた連中が、いまだに頂点に君臨している。こんな国は、かなり異質だし異常だ。
評論家の佐高信氏が言う。
「住友の総理事を務めた伊庭貞剛は、『進歩発展を邪魔するのは、
青年の過失より老人の跋扈(ばっこ)だ』と言って、すっと身を引いた。
老人が居座れば、下からの活力が封じ込められる。それを知ってやめたのです。
残念ながら、こんなタイプはめったにいない。日本は、先輩であることが
偉いという文化。おかげで、ゴマスリばかりが上に上がっていく。その結果、
反逆のエネルギーが失われてしまう。これでは進歩や発展はありません。
日本は老人支配というよりも“老朽支配”。政治家や財界人にも定年を
設けるべきでしょう。トシを取った人はスパッと役職を離れ、知恵を
提供すればいいのです」
腐臭を放つ老人を持ち上げるのは取り巻きだけだ。「レジェンド葛西」の活躍に刺激され、「オレもまだまだやれる」なんて勘違いされては困る。
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【http://www.asahi.com/articles/ASG2N5R8RG2NULFA03F.html?iref=comtop_list_biz_n05】
原発新設の必要性に言及 経団連・米倉会長
2014年2月20日22時56分
経団連の米倉弘昌会長は20日、山口県宇部市での会見で、原発について、「一定割合の発電を担うなら、新規の発電所も認めざるを得ない時期が来る」と述べ、新設が必要だとの考えを示した。安倍政権は、「原発の新増設」については新たなエネルギー基本計画には盛り込まない方針だが、米倉会長は新設の必要性に踏み込んだ。
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『DAYS JAPAN』(http://www.daysjapan.net/)の最新号について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。
ブログ主のお薦め記事は、斎藤美奈子さん【OUTLOOK H派とU派に分裂した東京都知事選の教訓】で、最も納得いく都知事選総括。
『●広河隆一さん『DAYS JAPAN』の編集長公募』
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■①『DAYS JAPAN』(2014,MAR,Vol.11,No.3) / 「広河隆一責任編集◎世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌」「人々の意志が戦争を止める日が必ず来る」「一枚の写真が国家を動かすこともある」。3月で10周年目。「しかも31歳の女性・・そして9月に編集長になります」
■②『DAYS JAPAN』(2014,MAR,Vol.11,No.3) / 【ToPICs日本・東京/脱原発への次の一手 希望を捨ててはならない】、「大雪の中、脱原発は両氏の演説に多くの人が足を止めた」。「吸「血税」」氏の退陣は案外早い!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3be56253bf645f165d92b336bd2b3c64)
■③『DAYS JAPAN』(2014,MAR,Vol.11,No.3) / 広河隆一編集長【3年目のチェルノブイリ 食べ物に何が起きていたか】、「追い込まれる農家・・3年目のチェルノブイリ 隠された汚染と病気・・食品基準値のカラクリ・・何しろ秘密の紙の上で、全てが行われているのだ」
■④『DAYS JAPAN』(2014,MAR,Vol.11,No.3) / 特集《3年目の福島》。おしどりマコ氏【私たちの「知る権利」はすでに奪われたのか。高濃度ストロンチウム流出の隠ぺい】、「ストロンチウム90が500万ベクレル流出、半年間公表されず」「海への汚染水漏れ」
■⑤『DAYS JAPAN』(2014,MAR,Vol.11,No.3) / 広河隆一さん【4.子どものトラウマと支援者の支援】、「当事者・支援者が抱える罪悪感と後悔」「支援者の心のケア」「沖縄・球美(くみ)の里」、「放射能の被害は現在進行形だ。これは、過去の一時のものではなく、今も続く」
■⑥『DAYS JAPAN』(2014,MAR,Vol.11,No.3) / 斎藤美奈子さん【OUTLOOK H派とU派に分裂した東京都知事選の教訓】、「事実上「あんたは勝てないから降りろ」とU陣営に迫ったことだ。そりゃないべ、とU派が憤慨したのも無理はない。高名な文化人がずらりと並んで・・迫るんですよ・・」
■⑦『DAYS JAPAN』(2014,MAR,Vol.11,No.3) / 斎藤美奈子さん、「冷静に考えれば、民主主義とはほど遠い恫喝でしょ・・一方・・「負けてもいいから全力を尽くす」じゃ旧日本軍のバンザイ突撃と同じである」。グサリと来た・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ebe99807077dad379ff2c60d0f8a6377)
■⑧『DAYS JAPAN』(2014,MAR,Vol.11,No.3) / 斎藤美奈子さん、「その差を無視し、・・一本化を要求し続けた先輩方はちょっと往生際が悪かったよね。戦況が変われば戦果についての考え方も変えるのが筋ってもの。あの段階でできるのは「戦略的投票行動」を促すことまでだったはず」
■⑨『DAYS JAPAN』(2014,MAR,Vol.11,No.3) / 斎藤美奈子さん、「というより、UとHを足してMの票数を上回れば暫定的な勝ちである。そう考えるのが「原発再稼働にも安倍政権にもNO」という民意を示すためには、終盤戦での現実的かつ前向きな選択だった」
■⑩『DAYS JAPAN』(2014,MAR,Vol.11,No.3) / 斎藤美奈子さん、「敵は安倍政権と舛添都政だから。・・それでも200万近くの人が脱原発を支持した。惨敗ではない。惜敗と私は認定したい」。最もすんなり読めた2014東京都知事選総括(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3be56253bf645f165d92b336bd2b3c64)
■⑪『DAYS JAPAN』(2014,MAR,Vol.11,No.3) / バッサーム・ハビーエ【シリア内線 子どもたちに降り積もる灰と憎悪】、「大人たちの身勝手で増え続ける犠牲者」「11~12歳くらいの子どもが少年兵として反体制派に動員されるケースも多い」。「戦争できる国」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/237410d1ba170d66ecd8447f01eae975)
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『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。
今週のブログ主のお薦めは、永尾俊彦氏【舛添東京都知事、矛盾した言動と疑惑噴出 早くも露呈した〝ニセモノぶり〟】と伊田浩之氏【歴史的な豪雪・各地で「孤立」・底をつく食料・増え続ける死者・・・・・・ のんきな安倍首相に怒り爆発!! 「オリンピック見て天ぷら食ってる場合か!」】。
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■①『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / 「精神疾患と〝薬漬け〟」。永尾俊彦氏【舛添東京都知事、矛盾した言動と疑惑噴出 早くも露呈した〝ニセモノぶり〟】、「本当は違法と認識?」。『●「吸「血税」」・・・舛添新東京都知事の都政、その崩壊は案外早目かも?』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3be56253bf645f165d92b336bd2b3c64)
■②『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / マイケル・ペン氏【稲嶺・名護市長が特派員協会で会見 民意の否定は民主主義の否定】、「稲嶺市長は・・「どうか、もっと沖縄そして名護市に対して関心を寄せて下さい・・」」。民意を守れ!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fa4f1b36ec9d09183b008c6bb2a40681)
■③『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / 浅野健一さん【安倍首相も「否定できない」と語る村山元首相 「村山談話」で日韓関係強化を】、「国民的合意を得ていると確信しており、安倍首相も立場上否定できない。否定するような閣僚は、辞めるべきだ」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/b10639d941800e71bd52f8fb2bf4ce9a)
■④『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / 須田光照氏【ワタミ過労死裁判始まる 渡邊氏は出廷せず】、「入社から約2カ月後に過労死した問題で、遺族が・・渡邊美樹参議院議員ら・・東京地裁で開かれた」。「「社風」に合わなかったため、と言わんばかりの言い草」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/1a6dc6e6616bc6f3c2eb908e0a89627e)
■⑤『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / 石坂啓さん【風速計/東京ならどんなふうに】、「アベちゃんはメダリストとの「表敬」ショットを撮っているだろうか。それをお友だちNHKはこれでもかとタレ流しているだろうか。アベちゃんも「金」を取る気でいる。彼にとっての一番は改憲だ」
■⑥『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / 【雨宮処凛のらんきりゅう37/ノーサイド宣言!!】、「言いたいことは山ほどあるだろう。私だって、ある・・ということで、敵はさらに強大になって、私たちの前に立ちはだかっている。仲間割れしている暇などないのだ」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a860a65e74874818993c165f4859f6f4)
■⑦『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / 伊田浩之氏【歴史的な豪雪・各地で「孤立」・底をつく食料・増え続ける死者・・・・・・ のんきな安倍首相に怒り爆発!! 「オリンピック見て天ぷら食ってる場合か!」】、「揶揄する投稿・・「天ぷら総理」「天ぷら野郎」」
■⑧『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / 谷口源太郎さん【やせ細りきったオリンピックの理念 ショービジネスと国家威信の祭典に】、「NHKまでもが・・民放もオリンピック翼賛報道に徹することなどによって、ナショナリズムを煽りに煽っているところだ」。東京はヤクザまで(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3be56253bf645f165d92b336bd2b3c64)
■⑨『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / 森田実さん【歯止めが失われた安倍首相の「戦争する国家」への道 オバマ来にまでに集団的自衛権を合憲化か】、「戦争はしないと明記した現行憲法を、改憲手続きも飛ばして「自分の一存で戦争ができると認めた憲法にする」と宣言したに等しい」
■⑩『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / みわよしこ氏【日本の「あたりまえ」は世界の非常識 薬物療法から社会的包摂重視へ】、「キーワードは「コミュニティ」・・「個人モデルから社会モデルへ」」。大熊一夫さんを思い出した(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d897d8bf2296229a66fcf39ad6f7a8f4)
■⑪『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / 野中大樹氏【石原都政の功績「ディーゼル車規制」の〝宴のあと〟 東京都トラック協会の〝税金ガブ飲み〟を許す東京都】、「ディーゼル車規制の表と裏・・石原氏「神様、仏様、東京都トラック協会様」」。唯一の功績も・・「負の遺産」
■⑫『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / 山口正紀さん【再審請求審の経過報道を 北陵クリニック事件】、「裁判所から再審開始の気配が伝わってこない。裁判所が安心して『再審を開始する』といえる社会的雰囲気をつくることが必要・・記者は・・「再審請求審がどう進んでいるか」を伝えてほしい」
■⑬『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号) / 高嶋伸欣さん【「わが世の春」の首相。下支えを恥じないマスコミの情けなさ】、「首相が「脅しには屈しないはず」とあえて発言し、支持者の好評を得た。最近では『朝日新聞』を名指しで「政権打倒が社是」などと言い出した」
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『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。
今週のブログ主のお薦めは、魚住昭さん【田母神語録から読み解く 安倍晋三首相の『美しい国』 危うい尖閣沖開戦と日本帝国主義】と【大村アスカの政治時評/取材してるのに報じないのは報道機関の役割放棄ってこと NHKにジャーナリズムなし】。
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■①『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 「NHKと安倍自民党 〝お友達〟籾井会長に職員1万人はウンザリ 経営委員・百田尚樹氏、長谷川三千子氏のドンビキな右翼度 OB・OG座談会「予算を国会に握られている弱み」」。「アベ様のNHK」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/f6bbd3835abda9a159fb58a062089547)
■②『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 永尾俊彦・横田一さん【舛添氏が初当選、安倍政権擁護の都政継続 脱原発都知事の誕生ならず】、「宇都宮氏が会見で強調したのは、政策討論会が一度も開かれなかった問題」。まっ、すぐにもう一度都知事選があるさ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/14a11d9db7813575b12e6163a2bdfe33)
■③『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 三宅勝久さん【「関電労組」政治団体が無届組織に多額支出 6000万円超が使途不明に】、「経営者の言いなりになって原発を進めてきた御用組合のモラルは、とことん堕落してしまったのか」。嘉田知事脅迫(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/958e601aef2b478da71319d2f18939be)
■④『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 中島岳志さん【風速計/細川護煕の功罪】。「細川氏の議論には、決定的な欠陥がある。それは、貧困問題に対する認識である。・・格差社会への切実な関心が見られない。・・小泉純一郎氏の周辺や新自由主義者が関与したため、・・政策が支離滅裂」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%BE%AE%C0%F4)
■⑤『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 永尾俊彦・横田一さん【検証・東京都知事選 脱原発派は負けたのか】、「原発争点隠し」「「原発ゼロ」票が倍増」「福祉などに不安の声」、「女性の連帯に希望」。「電力会社の意のまま? 東京都知事選で争点化外しに助力したマスメディア」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/1613bba0bbc618471dee4126aecb8071)
■⑥『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 【大村アスカの政治時評/取材してるのに報じないのは報道機関の役割放棄ってこと NHKにジャーナリズムなし】。全く同感『●ジャーナリズムの矜持無きこんな「公共」放送なんて要らない!』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/f6bbd3835abda9a159fb58a062089547)
■⑦『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 魚住昭さん【田母神語録から読み解く 安倍晋三首相の『美しい国』 危うい尖閣沖開戦と日本帝国主義】、「・・今度はホンモノの歴史修正主義者が会長になっていしまった。・・百田尚樹氏・・これ以上ないプロパガンダ(政治宣伝)」
■⑧『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 編集部【「文句があるならクビにしろ」 都知事候補の応援で開き直る百田氏の赤裸々演説】、「「じゃぁ取り消します」と逃げる籾井勝人NHK会長と、・・開き直る百田経営委員。言葉に重みが感じられない点では奇妙に一致」
■⑨『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.85/都知事選。投票しながら、ため息が出た。私は「情報」をもっているのだろうか】、「・・無意味な宣言をし、権力とお金の匂いがぷんぷん漂い、元妻にDV男といわれ、・・と暴言を吐く人が・・」
■⑩『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 北原みのり氏【・・都知事になるような社会で、どうサバイブしていけばいいのだろう」。『●「吸「血税」」・・・舛添新東京都知事の都政、その崩壊は既に始まっている』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/14a11d9db7813575b12e6163a2bdfe33)
■⑪『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「性懲りもなくというか、またまた東京都民は最悪の選択をしてしまった。野心家にしてペテン師であるばかりか、明白な差別主義者の舛添要一を都知事にした・・不快極まりない結果だった・・」
■⑫『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・公明党・・政教分離の悪法を踏みにじることで、この国の民主主義を破壊して恥じない悪の本質が露呈している。*民主主義を理解しない人たちが、告示後にもかかわらず脱原発派候補の一本化を計画した・・」
■⑬『週刊金曜日』(2014年2月14日号、979号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・投票率は目を覆うばかりだ。前回より十六・四六ポイントも少ない・・とは何事か。・・猪瀬に一票を投じた人に反省がなさすぎる」。「騙されることの責任」というよりも「無関心の責任」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e80d574657d67602a1a5793a852da237)
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gendai.netの2つの記事【新党改革「不正流用」舛添都知事デタラメ弁明で早くも墓穴】(http://gendai.net/articles/view/news/147947)、
【米メディアが衝撃報道「東京五輪はヤクザ・オリンピック」】(http://gendai.net/articles/view/sports/147953)。
「もっとも、本紙は首相のことを「ボンクラ」「嘘つき」とは表現したが、一度も「くず」とは報じていない」(『●首相は産経や読売以外も読んでるのね!?: 「首相はくず」とは言っていないけれど・・・』)・・・・・・いつも辛辣なgendai.netの記事。「吸「血税」」・・・舛添新東京都知事の都政、その崩壊は案外早目かも?、と思われてきます。自公はこの選択を、きっと後悔することになります。
一方、「サメ脳氏」森喜朗元首相のスキャンダルも。
『●「安倍首相の暴走と「妄想」」
『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号)について』
『●新都知事に投票した都民の民様へ、
『100000年後の安全』は「若い」日本には無理』
『●「吸「血税」」・・・舛添新東京都知事の都政、
その崩壊は既に始まっている』
『●崩壊への第一歩は始まっている:
6回目の失望下の祝当選、でも近々またしても都知事選がある予感』
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【http://gendai.net/articles/view/news/147947】
新党改革「不正流用」 舛添都知事デタラメ弁明で早くも墓穴
2014年2月13日 掲載
税金で党の借金2億5000万円を返済したのではないか――。記者からの追及には逃げの一手だった。12日、都庁に初登庁し、就任会見に臨んだ東京都の舛添要一・新知事(65)。選挙期間に発覚した政党交付金の違法流用疑惑について、「その件は今の新党改革代表の荒井広幸氏が説明済み」と言及を避けたが、この荒井の説明がメチャクチャだった。墓穴を掘った舛添に、もう逃げ道はない。
舛添が2010年に結成した「新党改革」は、同じ年に銀行から2億5000万円を借り入れた。
12年に完済したが、その原資に公金である政党助成金や立法事務費を充てた疑いがある。いずれの公金も借金返済に使うことは法律で禁じられている。
舛添は就任会見で「荒井氏が記者会見を開き、これは間違っている、これはどうだということをすでにおっしゃっていますんで、それをご覧ください」と、対応を荒井に丸投げ。当時の党代表としての説明責任を果たそうとしなかった。
荒井は先月24日に会見を開き、その動画は新党改革のHPに公開されている。
「借金のうち約1億6350万円が使わずに残り、返済原資に充てた。残る約8650万円の返済原資に政党交付金は含まれていない」と荒井は強弁したが、「立法事務費は返済に活用した」とあっさり認めた。
これは驚きだ。立法事務費は税金から所属議員の数に応じて国会の各会派に支給される。法律は「議員の立法に関する調査研究の推進に資する(=助ける)ため必要な経費」と定めている。荒井は血税の「目的外使用」を認めたようなものだが、こんな屁理屈をこねるのだ。
「(新党改革の)調査研究を推進するため、早期に借金を返済して立法体制を
作ることが必要と判断した。よって調査研究の必要経費となり、
目的外使用に当たらない」
ナンて説明だ! デタラメ過ぎてあきれるしかない。こうして新党改革は11~12年に支給された計3120万円の立法事務費から、約2520万円を借金返済に充てたという。
「荒井氏の説明は『詭弁』以外の何モノでもありません。どう言い訳しても
法の趣旨に反しているのは明らか。舛添知事もこの説明に同調するのなら、
公金の流用を認めたようなものです」(政治資金オンブズマン共同代表で、
神戸学院大教授の上脇博之氏)
荒井は「私と舛添氏は議員歳費(月額約130万円)から月々35万円ずつ“天引き”して党に寄付し、返済に充ててきた」とも語った。
歳費からの返済額を増やせば、立法事務費に手を出す危険を冒さなくて済んだはずだが、舛添は借金返済を棚上げ。自身の資金管理団体のカネで絵画を買い漁っていた。この不要不急な出費は12年分で100万円以上に上る。
「<早期の借金返済が必要>で税金に手をつけたのなら、舛添氏の
絵画購入はもってのほか。荒井氏の釈明は墓穴を掘った印象です」
(上脇博之氏)
舛添には、知事選の個人演説会で来場者に「五輪バッジ」(時価3000円相当)を配った公選法違反(寄付の禁止)疑惑も浮上している。
疑惑まみれの男は、もはや問答無用。潔く「私には荷が重過ぎました」と、都知事の座を返上すべきだ。
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【http://gendai.net/articles/view/sports/147953】
米メディアが衝撃報道 「東京五輪はヤクザ・オリンピック」
2014年2月13日 掲載
JOC副会長と森元首相の“黒い交際”指摘
「The Yakuza Olympics」――。月間1500万の読者を抱える米国最大級の老舗ニュースサイト「デーリー・ビースト」が、こんなタイトルのリポートを掲載し、世界に衝撃を与えている。東京五輪のキーマンと広域暴力団のつながりにスポットを当て、6年後に対する懸念を示したものだ。
そのひとつが、JOC副会長の田中英寿氏(日大理事長)と指定暴力団住吉会の福田晴瞭会長の関係。〈田中英寿氏は福田会長と過去においてよい友人であった。また彼が山口組のボスの少なくとも1人、さらにはほかの暴力団の構成員とも友人関係を維持していることを示す書類もあった〉と紹介している。
また、組織委員会会長に就任した森喜朗元首相についても、〈以前にヤクザとつながりがあったと日本の報道機関(毎日新聞、週刊文春など)が報じている〉〈森氏は犯罪組織のボスの息子の結婚式に出席したし、ヤクザが支援する右翼団体のリーダーと親しかった〉と指摘。〈警察筋によると、この両名が過去にどの程度ヤクザと関わりを持っていたか、そして犯罪組織と現在つながりがあるかについて、調査中であるとのことだ〉と書いた。
さらに、2020年のオリンピックの建設費用が38億ドルと推定されているとした上で、〈田中氏、あるいは森氏さえもが犯罪組織を五輪へつなげる口利きの役割を果たしているかも知れない、と警察は心配している〉と続けているのだ。
もちろん黒い交際は昔のことかもしれないし、暴力団への利益供与を考えているかも不明である。だが、「スポーツを実践することを通じて若者を教育し、平和でよりよい世界の建設に貢献する」(オリンピック憲章)という哲学にかなう人物とも思えない。
リポートを書いた「デーリー・ビースト」の調査報道記者、ジェイク・アデルシュタイン氏が、改めてこう言う。
「日本の広域暴力団は米国政府のブラックリストに載っています。米国内の
資産は凍結され、米国内の企業との取引も禁止されている。今も付き合いが
あるのかどうかは分かりませんが、少なくとも彼らがJOCの副会長や
組織委員会の会長を務めるのは、米国の政府にとっても選手にとっても
良くないこと。五輪に関与することには疑問があります」
米ニュースサイトの報道について、JOCは「特にコメントしない」としたが、このまま開会式を迎えれば、日本は世界の恥さらしになってしまう。
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gendai.net/の3つの記事【「ある夕刊紙は…」愛読者の安倍首相、日刊ゲンダイを批判?】(http://gendai.net/articles/view/news/147952)、
【安倍首相の「私が最高責任者だ」大放言に党内からも非難の声】(http://gendai.net/articles/view/news/147967)、
【すべての判断が狂っている安倍政権】(http://gendai.net/articles/view/news/147955)。
asahi.comの社説【集団的自衛権―聞き流せぬ首相の答弁】(http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p)と、
東京新聞の記事【「憲法分かってない」 首相解釈変更発言 与野党やまぬ批判】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014021502000098.html)。
安倍首相が衆院予算委員会で「ある夕刊紙は私のことをほぼ毎日のように〈人間のくず〉と報道しております。私は別に気にしませんけどね」と述べたそうです。安倍首相が『日刊ゲンダイ』を愛読しているとは思いませんでした! 一方、その『日刊ゲンダイ』は、「もっとも、本紙は首相のことを「ボンクラ」「嘘つき」とは表現したが、一度も「くず」とは報じていない」と反論(?)。
それにしても、最近の首相の発言は凄まじい、「野党議員からの問いに、安倍首相は次のように答えた。 「(憲法解釈の)最高の責任者は私だ。政府答弁に私が責任をもって、そのうえで私たちは選挙で国民の審判を受ける。審判を受けるのは、内閣法制局長官ではない。私だ」」。こんな発言を許容できる自公支持者や自公議員への投票者の気が知れない。先の衆院選、参院選で一票を投じた人たちの「罪」はあまりに重い。
『●国際的な「恥の上塗り」な恥さらし行為:
「安倍政権 「復興予算」を「原発輸出」に流用」』
『●「(積極)平和主義」「不戦の誓い」が聞いて呆れる、
「死の商人主義」「外交破壊主義」』
『●「与党公明党」: 平和を願っているらしい
「学会さん」も「テロリスト」と呼ばれる日がいつか』
『●「平和憲法」が泣いている』
『●「吸「血税」」・・・舛添新東京都知事の都政、
その崩壊は既に始まっている』
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【http://gendai.net/articles/view/news/147952】
「ある夕刊紙は…」愛読者の安倍首相、日刊ゲンダイを批判?
2014年2月13日 掲載
安倍首相が12日の衆院予算委員会で、NHK経営委員の百田尚樹氏が都知事選の応援演説で対立候補を「人間のくず」と表現したことを野党議員に追及され、「ある夕刊紙は私のことをほぼ毎日のように〈人間のくず〉と報道しております。私は別に気にしませんけどね」と笑いながら受け流した。
どうも日刊ゲンダイを指しているようだが、権力批判や監視が命題のジャーナリズムとは違い、公人である百田氏の「くず」発言を笑いでゴマカすのには疑問が残る。もっとも、本紙は首相のことを「ボンクラ」「嘘つき」とは表現したが、一度も「くず」とは報じていない。
麻生副総理と同様、熱心な本紙読者として知られる安倍首相。今後は2人一緒に細心の注意で熟読してもらいたい。
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【http://gendai.net/articles/view/news/147967】
安倍首相の「私が最高責任者だ」大放言に党内からも非難の声
2014年2月14日 掲載
安倍首相の危うさを指摘すれば、それこそ枚挙にいとまがないが、これぞ決定的とも言えるのが12日の衆院予算委員会での答弁だ。集団的自衛権の行使容認について、これまでの政府見解との整合性を問われると安倍は逆ギレ。「政府の最高責任者は私だ。選挙で審判を受けるのは私だ」と言い放ったのである。選挙で洗礼を受けるのだから「何をやってもいい」という居直りで、憲法によって権力者の行動を制約する立憲主義を完全否定するものだ。これは安倍の命取りになるゾ。
問題発言の波紋は身内の自民党から湧き起こっている。13日の総務会では安倍発言への批判が噴出したのだ。村上誠一郎元規制改革担当相は「首相の発言は選挙で勝てば憲法を拡大解釈できると理解できる。その時々の政権が解釈を変更できることになる」と批判したし、船田元・憲法改正推進本部長も「拡大解釈を自由にやるなら憲法改正は必要ないと言われてしまう」と切り捨てた。
独裁者、安倍の前に沈黙だった自民党総務会でこれだけの非難が出るのは珍しい。それくらい今の安倍はトチ狂っていて、“身内”も見ちゃいられないということだ。
「靖国参拝が分水嶺になったような気がします。党内には『おかしい』という声が
かなりあるし、これに原発再稼働や集団的自衛権の行使容認が重なった。
安倍首相の右傾化路線には公明党も困惑している。学会・公明の協力が
なければ当選が厳しい議員を中心に、不満が表面化してきたのです」
(ジャーナリスト・山田恵資氏)
そのうえ、見ちゃいられないのが安倍答弁の状況、背景だ。問題答弁は民主党の大串博志議員との質疑で飛び出したものだが、大串が法制局に質問を集中させていたものだから、安倍は苛立ち、何度も手を挙げて、二階委員長に「発言させろ」と迫っていた。ようやく答弁の機会を与えられて、思いのたけをまくし立てたのである。
「あまりにも子供っぽい言動には多くの議員が驚いていました。こうなった
背景には自らの肝いり人事で起用した小松一郎法制局長官が体調を崩し、
1カ月もの長期入院を余儀なくされていることもあると思う。完全にシナリオが
狂って、その焦りが勇み足放言になったのでしょう」(自民党関係者)
■小松 法制局長官の病状も深刻
安倍は先月31日、その小松法制局長官を虎の門病院に見舞った。
「検査入院が本当ならば、なぜ、総理が見舞う必要があるのでしょう?
しかも30分も滞在したのに、その後、『元気そうだった』の一言もない。
小松氏の病状については厳重な箝口令(かんこうれい)が敷かれているのです。
長官交代も近いのではないか、とみられているのはそのためです」
(官邸事情通)
安倍の肝いり人事といえば、NHKの籾井会長も「もう持たない」といわれている。安倍の天下が一気にグラついてきたのは間違いない。
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【http://gendai.net/articles/view/news/147955】
【高橋乗宣の日本経済一歩先の真相】
すべての判断が狂っている安倍政権
2014年2月14日 掲載
リーダーに求められる資質のひとつに的確な判断力がある。豊富な知識と現状を理解する力がなければ、正しい選択はできない。多様な情報や考えの中から、最適と思われる決断を下す。簡単なことではないし、選んだ人は重い責任を背負うことになる。
それでは安倍首相は日本のリーダーにふさわしいのか。正しい判断をしているのか。これは大いに疑問である。
昨年12月の経常赤字が単月で過去最大になった。1年間トータルでは、経常黒字となっているが、10月から3カ月連続で赤字である。貿易収支は、すでに3年連続で赤字だ。
為替を円安に導いた安倍政権は、輸出増で赤字を減らすシナリオを描いたようだ。しかし、現地生産が当たり前の今は、円安になっても、それほど輸出は増えない。むしろ、輸入する際の円換算額がかさみ、原材料費の高騰という負の側面が大きくなっている。原油や天然ガスの輸入額が増えているのは、原発停止の影響だけではない。円安による価格高騰も大きいのだ。
NHK経営委員の人事をめぐっても、判断の間違いが明白になってきた。安倍首相が選んだ経営委のひとりは、東京裁判を「米軍による大虐殺をごまかすための裁判だった」としたそうだ。別のひとりは、拳銃自殺した新右翼の活動家の死を称賛する追悼文を発表していたと伝えられる。NHKはマスコミの中のマスコミだ。最も中立性が問われる放送局である。そこに偏った考えの持ち主を送り込むセンスは、信じがたい。
そんな経営委が選んだ籾井新会長も、次々と問題発言を繰り返した。さすがに海外のメディアも公共放送の異様な変質に懸念を示しているようだ。米紙ワシントン・ポストは、「なぜ日本政府は明快に非難しないのか」と、知らぬふりを続ける安倍政権を批判したらしい。
安倍首相は国会で「最高責任者は私だ」と主張し、解釈改憲に踏み込む姿勢を見せたそうだ。憲法に縛られるはずの権力が、勝手に憲法を変えようとしている。その重大な過ちに気づこうともしない。なんとも恐ろしい状態だ。
歴史認識も現状認識も欠けたリーダーは、日本をどこに向かわせようとしているのか。「日本を取り戻す」と声高に叫んでいたが、行き着く先がかつての「大日本帝国」でないことを祈るばかりである。
【高橋乗宣】
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【http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p】
集団的自衛権―聞き流せぬ首相の答弁
2014年2月15日(土)付
安倍首相の「立憲主義」や「法の支配」への理解は、どうなっているのだろうか。
集団的自衛権をめぐる国会審議で、こんな疑問をまたもや抱かざるを得ない首相の答弁が続いている。
日本国憲法のもとでは集団的自衛権の行使は認められない――。歴代内閣のこの憲法解釈を、安倍内閣で改めようというのが首相の狙いだ。
歴代内閣は一方で、情勢の変化などを考慮するのは当然だとしつつも、「政府が自由に憲法の解釈を変更することができるという性質のものではない」との見解を示してきた。
この矛盾にどう答えるか。野党議員からの問いに、安倍首相は次のように答えた。
「(憲法解釈の)最高の責任者は私だ。政府答弁に私が責任をもって、
そのうえで私たちは選挙で国民の審判を受ける。審判を受けるのは、
内閣法制局長官ではない。私だ」
最高責任者は、確かに首相である。内閣法制局は、専門的な知識をもって内閣を補佐する機関に過ぎない。
それでも法制局は、政府内で「法の番人」としての役割を果たしてきた。首相答弁はこうした機能を軽視し、国会審議の積み重ねで定着してきた解釈も、選挙に勝ちさえすれば首相が思いのまま変更できると言っているように受け取れる。
あまりにも乱暴だ。
首相の言うことが通るなら、政権が代わるたびに憲法解釈が変わることになりかねない。自民党の党是である憲法改正すら不要ということになる。
首相はまた、解釈変更の是非を国会で議論すべきだとの野党の求めも一蹴した。解釈変更は政府が判断する、その後に必要となる自衛隊法などの改正は国会で議論するからいいだろうという論法だ。
ここでも議論が逆立ちしている。集団的自衛権の行使容認は本来、憲法改正手続きに沿って国会で議論を尽くすべき極めて重いテーマである。
選挙で勝ったからといって厳格な手続きを迂回(うかい)し、解釈改憲ですまそうという態度は、民主主義をはき違えている。
一連の答弁から浮かび上がるのは、憲法による権力への制約から逃れようとする首相の姿勢だ。そのことは、こうした立憲主義を絶対王制時代に主流だった考えだと片づけた先の発言からもうかがえる。
これでは、首相が中国を念頭にその重要性を強調する「法の支配」を、自ら否定することになりはしないか。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014021502000098.html】
「憲法分かってない」 首相解釈変更発言 与野党やまぬ批判
2014年2月15日 朝刊
安倍晋三首相が集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更について「私が責任を持っている」とした国会答弁に、与野党から批判が相次いでいる。野党は、憲法が国家権力の行動を厳格に制約する「立憲主義」の理念や、内閣法制局が担ってきた憲法解釈を否定する発言だとして今後の国会で追及する構え。政府内からも、くぎを刺す動きが出た。
首相は十二日の衆院予算委員会で、憲法解釈の変更をめぐり自らが「政府の最高責任者」と主張。「政府の答弁に(内閣法制局長官ではなく)私が責任を持って、その上で選挙で審判を受ける」と強調した。
この答弁に関して、公明党の井上義久幹事長は十四日の記者会見で、内閣法制局の役割について「事実上『憲法の番人』で、政府が法案提出する際、憲法との整合性をチェックしてきた。権力を抑制的に行使するという意味で大変重い」と指摘。歴代内閣と同様、内閣法制局の解釈を踏襲するよう安倍首相に求めた。
民主党の枝野幸男憲法総合調査会長は十四日、会合で「権力者でも変えてはいけないのが憲法という、憲法の『いろはのい』が分かっていない」と首相を批判した。
首相は国会答弁で「立憲主義」の考え方を「王権が絶対権力を持っていた時代の主流的考え方だ」と説明。枝野氏はこれについても「世界のほとんどの国が立憲主義に基づいて国家統治を行っている。こうした発言が外国に出て行くことは非常に恥ずかしく、国辱的だ」と反発した。
結(ゆ)いの党の小野次郎幹事長は「行政の最終責任者であることは分かるが、憲法解釈でそういう言い方をするのは違う」と指摘。生活の党の鈴木克昌幹事長も「二〇一四年度予算案成立した後、一気呵成(かせい)に(解釈改憲の)流れが進む」と危機感を示した。共産党の志位和夫委員長、社民党の又市征治幹事長も首相発言を厳しく批判している。
自民党の石破茂幹事長は「首相は立憲主義をないがしろにしたのではなく、自分が言えば何でもできると言ったわけではない」と擁護。だが、自民党内でも「三権分立を崩す」などと首相を批判する声が多くある。谷垣禎一法相も十四日の記者会見で「憲法解釈は時代で変遷する可能性も否定できないが、安定性もないといけない」と語った。
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東京新聞の社説【NHK経営委員 公共放送の信用損なう】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014020602000125.html)、
asahi.comの社説【NHK―公共放送の信用を憂う】(http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p、2月7日)。
『●「8割漏洩」: 電力会社の意のまま?
東京都知事選で争点化外しに助力したマスメディア』
『●「吸「血税」」・・・舛添新東京都知事の都政、その崩壊は既に始まっている』
『●崩壊への第一歩は始まっている:
6回目の失望下の祝当選、でも近々またしても都知事選がある予感』
「放送法はNHK経営委員の資格要件として「公共の福祉に関し公正な判断」ができることを定めている。この2氏はその要件に見合う人物か。強い疑問を感じる」・・・・・。
籾井新会長問題といい、「視聴者と職員が長年築いてきた信頼」なんてあるのかはさておき、ジャーナリズムの矜持の無いこんな公共放送なんて要らない。ますます支払い拒否。
『●NHK受信料督促訴訟の敗因?』
『●『創(2010年1月号)』読了(1/3)』
『●『創(2009年5月号)』』
『●『貧困なる精神U集』読了(1/2)』
『●『貧困なる精神U集』読了(2/2)』』
『●NHKさん、スクランブルをかけてくれ!』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014020602000125.html】
【社説】
NHK経営委員 公共放送の信用損なう
2014年2月6日
南京大虐殺を否定する、新聞社で自殺した右翼団体幹部を称(たた)える追悼文を書く…。新たなNHKの二人の経営委員が、そんな言動をし、議論を呼んでいる。公共放送の信頼性が疑われる重大事態だ。
「戦争に負け、連合国軍総司令部が、徹底した自虐思想を植え付けた」
「東京裁判で突然、亡霊のごとく南京大虐殺が出てきた」
と語ったのは、作家の百田尚樹氏だ。南京大虐殺については「そんなことはなかった」と否定もした。しかも、東京都知事選の立候補者の応援演説の場だった。
埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏は「女性の一番の仕事は子どもを生み育てること」などとコラムに書き、男女共同参画社会の推進を誤りだと主張した。長谷川氏は、朝日新聞社内で拳銃自殺した右翼団体幹部について、「神にその死をささげたのである」と追悼文も発表していた。
二人とも「個人の思想信条は認められて当然」「全く問題ない」と開き直っている。菅義偉官房長官も記者会見で「放送法に違反しない」と二人を擁護した。
だが、NHK経営委員会の服務準則は、放送が公正、不偏不党な立場で、民主主義の発達に資することなどに自覚を求め、誠実に職務すべきことを定めている。同時にNHKの「名誉や信用を損なうような行為をしてはならない」と明記している。
二人の言動は、信用を損なう性質を帯びていないか。南京大虐殺や東京裁判の歴史をひっくり返す言説は、あまりに極端である。新聞社に拳銃を携え、抗議に行った右翼を称賛しては、言論の自由をメディア自身が封じることにつながる。容認できるものではない。
会長の任命を含め、執行部に対する「個別事項に関する説明要求」など、経営委員会は強大な権限を握る。既にNHKの現場では、脱原発論者の出演を取りやめる事態が起きている。
「放送法に妨げられない」という論法がまかり通れば、今後も次々と問題発言が飛び出しかねない。国内外で「中立・公正」に疑問符が付いて見られよう。二人は「安倍カラー」と呼ばれた人選だ。任命した首相にも、人事に同意した国会にも責任はある。
放送法には委員に適さない非行があれば、首相が両議院の同意で罷免できる定めがある。
少なからぬ人が首をかしげるようでは困る。視聴者の信用をもし失えば、損失はNHKにとどまらないだろう。
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【http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p、2月7日】
NHK―公共放送の信用を憂う
2014年2月7日(金)付
作家として、学者として、どんな思想をもち、主張をするのも自由だ。だが、公共放送の経営に携わる者としては、相応のバランス感覚が求められる。
だからこそ、放送法はNHK経営委員の資格要件として「公共の福祉に関し公正な判断」ができることを定めている。
この2氏はその要件に見合う人物か。強い疑問を感じる。
百田尚樹氏は東京都知事選の特定候補の応援演説に立ち、他の候補たちを「人間のくず」と繰り返しおとしめた。
長谷川三千子氏は、新右翼の活動家野村秋介氏の追悼文集に昨秋に寄せた文面が報じられ、問題になっている。
両氏を任命したのは安倍首相だ。菅官房長官は、選挙応援や思想信条の表現は「放送法に違反するものではない」として問題視しない見解を示している。
しかし、同法は、経営委員が政治的影響力をふるうリスクを想定し、一定の歯止めを設けている。一つの政党に属する委員の数が多くならないようにするなどの制限がある。
経営委員に個別の番組作りに関与する権限を認めていないのも、歯止めの一環だろう。
委員の行動を縛る定めがないからといって、公共放送の責任者の立場を忘れ、何をやってもいいということにはならない。
公の場で他候補を中傷した百田氏の振る舞いは、放送法以前の問題だ。経営委員より前に、社会人としての品格と判断力が問われるべきだろう。
野村氏は93年に朝日新聞社内に短銃を持ち込み、社長らとの懇談の場で自らに向け発砲し、命を絶った。長谷川氏は「『すめらみこと いやさか』と彼が三回唱えたとき〈中略〉今上陛下は(「人間宣言」が何と言はうと、日本国憲法が何と言はうと)ふたたび現御神(あきつみかみ)となられた」と記した。
任命したのが委員の要件に照らして適切といえるのか、政権は見解を明確にすべきだ。
NHKはホームページで、「公共放送とは何か」を説明している。「国家の強い管理下で行う」国営放送と違い、「国家の統制から自立して行う」のが公共放送だとしている。
だが、NHKは政府からの独立を保つのが難しい構造を抱えている。首相が経営委員を任命し、その委員会が会長を任免する仕組みだからだ。
だからこそ、公平さへの信頼を保つには、政権とNHKが互いに適正な距離感を保つ緊張感と、双方の自制努力が要る。
視聴者と職員が長年築いてきた信頼を損ねてはならない。
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gendai.netの記事【電力会社が牛耳るメディアは黙殺 汚染水ダダ漏れの衝撃】(http://gendai.net/articles/view/news/147729)。
「1時間あたり4.4トンの注水を続けている。その実に約8割が、格納容器の外に漏れ出している」「とてもじゃないが、人間は近づけない深刻な汚染レベル」・・・・・・。こういうニュースは、「アベ様のNHK」「猛毒法に賛成する新聞社」をはじめとしたマスメディアではほとんど取り上げられない。遠い遠い東京には関係ないのでしょうね、きっと。どおりで、以前は「うみ」「膿み」とまで蔑称されていた、「アベ将軍様」の自公政権が支える「吸「血税」鬼」「福祉切り捨て厚生大臣」氏に200万票以上も票が集まるはずです。
『●「吸「血税」」・・・舛添新東京都知事の都政、その崩壊は既に始まっている』
『●「安倍首相の暴走と「妄想」」
『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号)について』
『●崩壊への第一歩は始まっている:
6回目の失望下の祝当選、でも近々またしても都知事選がある予感』
しかも、お年寄りに人気だとか。一方、若者はマニア化・・・・・・頭痛がします。
結果として、電力会社や原子力ムラは大喜び。肝心の原子力規制員会は、原子力「推進」委員会として、東京電力にまで柏崎刈羽原発再稼働を許してしまいそうな勢い。あ~、原子力ムラに取り込まれたマスメディアの罪は重いよ、全く。「恥」「恥ずべき行為」。
『●原発推進派がやっていることこそ「恥」』
『●世界に向けて「汚染水漏えい問題はない」と言い切ってしまったょ・・・・・・』
『●ウソとカネで五輪誘致: 「福島漁業者ら批判 「あきれた」「違和感」」』
『●東電原発人災「事故収束」=廃炉:
最初の一歩ではあるが、とてつもなく遠く、とてつもなく危険な道のり』
『●東京電力原発人災4号炉問題・・・・・・
恐怖の作業の状況は、いま、どうなっているのか?』
『●トップからして腐敗したメディア: 「きょうの安倍将軍」「安倍様のNHK」』
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【http://gendai.net/articles/view/news/147729】
電力会社が牛耳るメディアは黙殺 汚染水ダダ漏れの衝撃
2014年2月4日 掲載
先週末に発表されたショッキングな数値をどれだけの国民が知っているだろうか。東電は先月30日、福島第1原発の原子炉1号機について、「格納容器下部の破損配管から、1時間あたり最大3.4トンの汚染水が漏れていると推計される」と明らかにした。
1号機はメルトダウンした核燃料を冷やすため、1時間あたり4.4トンの注水を続けている。その実に約8割が、格納容器の外に漏れ出しているわけだ。
注入した水は当然、核燃料に触れて高濃度の汚染水となる。東電によると、漏れ出した汚染水の放射能濃度は1時間あたり最大237万マイクロシーベルトに達した。この数値はロボットなどを使った調査によって推計したもの。とてもじゃないが、人間は近づけない深刻な汚染レベルだ。
破損箇所をふさがない限り、汚染水のダダ漏れは続く。東電は「格納容器の他の場所からも漏れており、今後もロボットを使って調査する」(広報部)と言うから、食い止めるのは遠い先の話。毎時3.4トンなら1日81.6トン、1カ月2448トン。これは1号機に限った量で、敷地全体では途方にくれるほど莫大な量の汚染水が日々発生していることになる。
事故発生から丸3年近く経つのに、ひたすら大量の汚染水を生み出し、その処理に追われる堂々巡り。今なお「収束」と呼ぶには程遠い惨状を浮き彫りにするデータなのだが、驚いたのはメディアの対応である。
今回の東電の発表をキチンと伝えたのは、民放キー局ではテレ朝のみ。NHKも発表翌日の早朝5時台のニュースで伝えたが、視聴者の多い朝7時のニュースのラインアップからは外した。全国紙はナント、「8割漏洩」を一行も伝えず、完全に黙殺である。
評論家の佐高信氏は、
「3・11後も電力業界は自民党議員にカネを配り、原発新増設を促す
『模範回答』まで配布していた。メディアも同様です。3・11後も
有力スポンサーとして君臨し金の力でメディア支配を続けている。
電力会社に牛耳られたメディアに、原発の真相を伝える気概を
求めるだけムリな話です」
と突き放した。むろん、福島原発の現状を報じないのは、元首相コンビが「脱原発」を訴える都知事選の動向とも無関係ではないだろう。
メディアは怖いのだ。細川の支持が高まり、脱原発の世論が原子力ムラと一体化した既得権益を吹き飛ばすことを。その証拠に細川・小泉の演説内容をほとんど報じない。前出のNHK朝のニュースは都知事選の話題を一秒も伝えなかった。脱原発コンビの主張にフタをするため、意図的に都知事選報道を矮小(わいしょう)化しているようにも映るのだ。
今のメディアは自分たちの利益のためなら、平気で権力と手を握る。戦前・戦中と同じように「不都合な真実」を国民に隠し続ける。こうして「報道の自由」を勝手に自滅させていくのだ
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出すタイミングを逸したが、gendai.netに出ていた記事【“脱原発”映画「100000年後の安全」 無料公開の真意】(http://gendai.net/articles/view/geino/147717)。
「この作品を見終えたら誰に一票を投じ、未来を委ねるか自明のはず」なのに、あの結果。まぁ、原発なんて、それが、爆発しようがどうしようが、遠い遠い東京の自公政権支持者の皆さんには関係ないのでしょうね。あの原子力「推進」委員会も、東京の自公政権支持者のために東電の柏崎刈羽原発の再稼働にお墨付きをあげたくて仕方ないようです。日本の未来は、明るい。原子力の「火」で光り輝いている。
『●トップからして腐敗したメディア: 「きょうの安倍将軍」「安倍様のNHK」』
『●東京都知事選: 福島からの眼・・・・・・
「反対はしないが、その前にすることがあるのではないか」』
『●都知事選: 小出裕章さんの発言を
「自分(サイドへ)の宣伝」に利用してすいません・・・・・・』
『●居直ろう!: 〈毒食わば皿まで〉?
「一度認めた以上、どこまでも認めるという論理の一貫性」?』
『●元「ト」知事と「サメ脳」氏は背中を押しているんだか、
足を引っ張っているんだか?』
『●東京都知事選: 「脱原発」が大前提、
「脱原発モドキ派」「原発推進派」なんて論外』
『●小泉純一郎-細川護煕連合: 脱原発派の分断にしか過ぎないのでは?』
『●「オリンピック・オモテナシなんて要らない」「反安倍自公政権」に一票』
『●「ト」知事たちに投票した都民の皆さんは太っ腹
~「不徳」という無責任で免罪~』
『●「吸「血税」」・・・舛添新東京都知事の都政、その崩壊は既に始まっている』
『●「安倍首相の暴走と「妄想」」
『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号)について』
『●崩壊への第一歩は始まっている:
6回目の失望下の祝当選、でも近々またしても都知事選がある予感』
さて、オンカロ。「成熟した」フィンランドの地層では、10,0000年だろうと、100,0000年だだろうと、安定して管理できるのでしょうね。我国や原発輸出先のトルコの高レベル放射性廃棄物について、まさか、オンカロに期待していないですよね? それは無理というもの。では、我国の「若い」地層のどこかに「オンカロ」が存在し、10,0000年?、100,0000年?、「安全」に管理できるとでも思っているのだろうか。まったくオメデタイ。あの(鈍感な?)小泉純一郎氏でさへ、オンカロ訪問で気づいた(フリかも?)というのに。
『●リラッキングとオンカロ』
『●まずは第一歩目かな・・・??』
『●10万年という数字に慄く』
『●オンカロと死の灰と、フィンランドとニッポン』
『●オンカロと500%エネルギー自給率の島と自民党』
『●すぐさま廃炉作業に着手を!』
『●打つ手なし、それでも原発を続けたいという。アホである』
『●トルコ原発、「責任」を持って「死の灰」は
日本に逆輸入してあげるのですか? 日本で10万年管理??』
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【http://gendai.net/articles/view/geino/147717】
“脱原発”映画「100000年後の安全」 無料公開の真意
2014年2月4日 掲載
小泉元総理が「感動した!」
映画会社「アップリンク」が自社のホームページで、映画「100000年後の安全」(日本語吹き替え版)を2月10日まで無料配信して話題になっている。
この作品はフィンランドのオルキルオトに建設中の、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分施設「オンカロ」に世界で初めてカメラが潜入したドキュメンタリー作品。安全になるまで10万年かかるという高レベル放射性廃棄物を、果たして人類が10万年間も安全に管理できるのか……という原発を持つ国にとっては避けては通れないテーマを扱っている。
原発問題といえば都知事選の最大の争点である。細川護煕元首相をバックアップする小泉純一郎元首相が“脱原発”に大きく舵を切るきっかけとなったのが実はこの作品。観賞後にはフィンランドの「オンカロ」を視察で訪れ、脱原発の考えを深めたという。
アップリンクの浅井隆社長はこう話す。
「小泉さんがご覧になって考えが変わったというほどの映画です。
最終処分場がないということがいかに大問題か、それを論理的に描いた
映画で、見てもらえば原発や放射性廃棄物についての諸問題が、
普通の人たちにもよく理解できる。あえて日本語吹き替え版を無料配信した
狙いもそこにあります。これまでメディアでは、ピーター・バラカンさんが
ラジオで2度ほど映画を紹介してくれました。彼はラジオ局の上層部から
『原発問題の話は選挙期間中はNG』といわれたことをバラしていましたが、
映画ならいいだろうということで扱っていただきました。とにかく、都知事選の
投票前にできるだけ多くの人に見てほしいです」
投票まであと5日。この作品を見終えたら誰に一票を投じ、未来を委ねるか自明のはずだ。
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gendai.netの記事【大醜聞でたちまち辞任も…舛添氏が辿る猪瀬前知事と同じ道】(http://gendai.net/articles/view/news/147883)、
CMLに出ていた記事の【[CML 029535] 今回都知事選の教訓・・(紅林進)】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-February/029533.html、http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-February/029534.html)の一部抜粋、
東京新聞の記事【都知事選「目先の経済追う 歴史的過ち」 東海村前村長が批判】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014021102000133.html)。
東京都知事選の総括の一つ。「「極めて残念。東京都民は目先の経済だけを追い、歴史的な大きな間違いを犯した」と強い口調で批判した。「都民は東京電力福島第一原発事故を忘れ、平和憲法の精神を壊そうとする安倍政権を支持した。東京が日本を駄目にしていく」とも述べた」。「細川、小泉純一郎両氏の元首相連合を支援」、というところに小泉氏の罪深さを感じる。
三宅勝久さんによると「吸「血税」」だそうです。「いつまで浮かれていられるのか・・大新聞テレビは一切報じなかったが、選挙期間中から「政治とカネ」の疑惑がゴロゴロ出てきたのが舛添なのだ」、「舛添氏は、国民の税金から支出される「政党助成金」で2億5000万円に上る借金を返済した疑惑・・」。舛添新都政の崩壊は既に始まっています。
『●「安倍首相の暴走と「妄想」」
『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号)について』
『●崩壊への第一歩は始まっている:
6回目の失望下の祝当選、でも近々またしても都知事選がある予感』
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【http://gendai.net/articles/view/news/147883】
大醜聞でたちまち辞任も…舛添氏が辿る猪瀬前知事と同じ道
2014年2月10日 掲載
46・14%という低投票率の中、計200万票以上という自公の組織票がモノをいい、開票と同時に舛添要一・元厚労相の「当選確実」が出た都知事選。
自民党都連最高顧問の深谷隆司・元通産相は「自民・公明の組織戦ができた、と満足している」なんて語っていたが、さあ、いつまで浮かれていられるのか。
大新聞テレビは一切報じなかったが、選挙期間中から「政治とカネ」の疑惑がゴロゴロ出てきたのが舛添なのだ。前任者の猪瀬直樹氏と同じテツを踏むんじゃないか。早くもそんな声が上がっている。
数ある疑惑の中でも、見過ごせないのが政党助成金2億5000万円の不正流用疑惑だ。政治資金オンブズマン共同代表で神戸学院大教授の上脇博之氏はこう指摘する。
「舛添氏が自民離党後に結党した『新党改革』が、国民の税金で借金を
返済したのではないか、という疑いです。新党改革は2010年に銀行から
2億5000万円を借り入れましたが、2年後に完済しています。この間の
同党の収支報告書を分析すると、年間収入は1億5000万~1億9000万円
ほどで、大半は税金が原資の政党助成金で占められていた。つまり返済原資の
大部分は税金のはずですが、政党助成法では助成金を借入金の返済に
充てることを認めていません。 そのため、助成金を複数の政治団体間で
迂回させ、カネの出どころを分かりにくく処理しながら、結果的に税金を
借入金の返済に充てた疑いがあるのです。意図的なマネーロンダリング行為と
見るべきです」
しかも、舛添は巨額の借金と返済方法について同僚議員に全く知らせていなかった。新党改革の代表代行だった矢野哲朗氏は「昨年2月から6月にかけ、複数回にわたって内容証明を送って党大会の開催や会計の公表を求めたのですが、舛添氏は一切応じません」と、本紙の取材に怒りを込めて語っていた。
新党改革の政治資金をめぐっては、舛添が自宅に党支部事務所を置き、妻が社長のファミリー企業に総額約800万円の家賃を払っていたことも判明した。こちらは政党助成金を家族のフトコロに入れた税金の還流である。
「2億5000万円の不正流用は確たる証拠がそろっています。選挙期間中は
躊躇していたメディアも、当選と同時に騒ぎ出す可能性はある。もちろん、
都議会でも追及されるでしょう」(上脇博之氏=前出)
加えて舛添にはもうひとつ、選挙違反疑惑がある。先週5日に町田市の個人演説会で来場者に「五輪バッジ」(時価3000円相当)を配っていたとして、舛添本人と演説会の受付スタッフが、公選法違反(寄付の禁止)容疑で市民団体に告発されたのだ。
舛添はこれらの疑惑から逃げ切れるのか。たちまち辞任、再び選挙なんて事態になったら、マンガである。
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【http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-February/029533.html、
http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-February/029534.html】の一部抜粋
[CML 029536] 今回都知事選の教訓・・・・・(紅林進)
・・・・・・。
本当に一本化させようと思うのであれば、きちんとした政策のすり合わせ等、
双方が納得できる形で進めるべきであったと思う。
ところで舛添候補は、厚生労働相をやったことがあるというだけで、あたかも
福祉に力を入れるのではないという誤解、あるいは意図的なイメージづくりが
行われたと思われるが、それは多いな誤解で、舛添氏が厚労相時代にやった
ことといえば、老人への医療費負担増を強いる後期高齢者医療制度の導入、
生活保護の母子加算廃止、介護保険料値上げ、年金改悪等々、福祉の切り
捨てであり、宇都宮氏も「名誉村長」として支援にかかわった「年越し派遣村」
に支援を求めてきた人々に対し、「大事な税金を働く能力があるのに怠けて
いる連中に払う気はない」と発言した人物が舛添氏です。
また舛添氏は、国民の税金から支出される「政党助成金」で2億5000万円
に上る借金を返済した疑惑((2014年2月6日発売の『週刊文春』)など、金銭
疑惑や、女性や老人に対する蔑視発言も問題になっています。しかしマスコミ
は決してこれらを報じません。投票日までにこれらが広く報道されていれば、
流れは変わっていたかもしれません。舛添氏が都知事に就任しても、これら
の疑惑が問題になり、任期途中でやめるという猪瀬氏の二の前になる可能性
もあります。そうなれば、巨額の税金の税金を使って、短期間での選挙という、
異常な事態ですが、それらに備えて準備しておくことも必要かもしれません。
・・・・・・。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014021102000133.html】
都知事選「目先の経済追う 歴史的過ち」 東海村前村長が批判
2014年2月11日 朝刊
首都圏唯一の原発の日本原子力発電東海第二原発が立地する茨城県東海村の前村長村上達也氏(70)は、九日投開票された東京都知事選で脱原発を訴えた細川護熙(もりひろ)、宇都宮健児両氏が敗れたのを受けて、本紙の取材に「極めて残念。東京都民は目先の経済だけを追い、歴史的な大きな間違いを犯した」と強い口調で批判した。「都民は東京電力福島第一原発事故を忘れ、平和憲法の精神を壊そうとする安倍政権を支持した。東京が日本を駄目にしていく」とも述べた。
村上氏は「脱原発をめざす首長会議」の世話人を務める。都知事選では、同じく脱原発を訴えた宇都宮氏を「脱原発の正統派」としながらも、「好き勝手しようとする安倍政権の暴走にブレーキをかけるには、勝てなければ意味がない」と細川、小泉純一郎両氏の元首相連合を支援した。
宇都宮氏に「脱原発票が分裂した二〇一二年の衆院選のように悲しませないでほしい」と訴えるメッセージを送り、「歴史的な決断」を求めて、細川氏への一本化を要請したことを明かした。
今後の国のエネルギー政策について、「師匠(である小泉氏)を倒した安倍首相は、もう怖いものなしだろう」と、なし崩し的な原発の再稼働を憂慮する。
村上氏は東海村の村長を四期務め、昨年引退した。在任中の福島第一原発事故で、脱原発の姿勢を明確に。二〇一二年四月、「脱原発をめざす首長会議」の設立に加わり、地元首長としては異例とも言える廃炉の主張を通した。 (林容史)
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『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。
今週のブログ主のお薦めは、三宅勝久さん【舛添氏の危うい〝政党交付金ビジネス〟 3千万円超が自宅家賃に還流】と永尾俊彦・横田一さん【投票率が60%なら 脱原発知事の誕生か】。
都知事選の結果は6回目の悪夢でした。安倍政権は、早速、原発推進に邁進するそうです。選挙が終われば脱原発の世論なんて知ったことではないようです。だからこそ、原発推進候補や脱原発モドキ候補に投票してはいけなかったのです。でも、私は、上記三宅勝久さんの記事にもあるように、きっと近々もう一度都知事選があると思いますよ。なんせ、舛添新都知事は、「吸「血税」」鬼のようですから。選挙中、だんまりを決め込んでいたマスコミも大騒ぎするはずです。小沢一郎氏であれだけの(無用の)バカ騒ぎをしたのですからね。それ以上を行く「吸「血税」」鬼氏なのですから、大騒ぎ・糾弾してもらわなければ変です。もうすでに、舛添新都知事の崩壊への第一歩はきっと始まっています。
『●崩壊への第一歩は始まっている:
6回目の失望下の祝当選、でも近々またしても都知事選がある予感』
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■①『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 「安倍首相の暴走と「妄想」」「孤立外交への開き直り」「アベノミクスを支える厚労省」・・「功労賞」? 先週号(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6c8bd66d6e20d032e6d5338be9962ef9)の「反響続々! セブン-イレブン〝鈴木帝国〟の落日」
■②『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 永尾俊彦・横田一さん【脱原発か、カギ握る無党派層 東京都知事選、9日に審判】、「投票率アップを 宇都宮候補」。原発推進派やニセ脱原発派にだけは投票してはいけないし、是非、1%でも投票率を上げてほしい(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a860a65e74874818993c165f4859f6f4)
■③『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 永尾俊彦・横田一さん【投票率が60%なら 脱原発知事の誕生か】、「山本太郎参議院議員・・脱原発知事の誕生は国にプレッシャーを与えられる。ぜひ投票に足を運んでください」。低投票率なんて恥だ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/74564e413744b1919e5047e346b3be24)
■④『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 三宅勝久さん(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/36ce19fbf26d913e335af69dccc1ba9f)の興味深い記事【舛添氏の危うい〝政党交付金ビジネス〟 3千万円超が自宅家賃に還流】、「公金感覚の欠如を疑わせるような事実が発覚・・税金から「家賃」を払わせるとは、品性を疑う」
■⑤『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 粟野仁雄さん【橋下市長が辞職、出直し選挙へ 「私物化」と批判も】、「「駄々っ子などのレベルではない。行政の私物化だ」との強い批判の声・・選挙という〝ゲーム〟を使ってかつての勢いを取り戻したいとの思惑」。これも品性を疑う(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/b314dee6d85c57fcb16932aa032bb1dd)
■⑥『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 佐高信さん【風速計/『週刊金曜日』は間違っていない】、「北朝鮮・・家族のインタビュー・・非難された・・小泉純一郎・・「・・週刊誌は虚偽報道も多いし。報道の自由を盾にして、報道される人の迷惑を考えない」」。「自己責任」発言(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/019c59c8534c29faaa142e93e2bc0be0)
■⑦『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 渡辺仁氏【「平気でウソをつく」と漏れ伝わる取締役会の内情 信頼失墜〝裸の王様〟鈴木敏文】、「24時間、酷使のシステム」「マヤカシの経営指導=OFC」「本部優位濫用のFC契約」「フランチャイズ族議員の罪」。『●『セブン-イレブンの正体』読了』(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/7e309ae417490bc5365050e446161ce6)
■⑧『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 【大藤理子の政治時評/感染力が高く高熱が出るけどインフルエンザは一時のもの 橋下・維新にどこか似ている】、「仮病・・かどうかは別にして、考えてみれば、橋下・維新ってインフルエンザっぽいよね。・・立ち向かうべき病はやはり、がんである。安倍政権である」
■⑨『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 白井康彦氏【前例のない厚労省の物価指数が、なぜ使われたのか 生活保護を大幅削減する「手品」】。厚労省=功労賞。真に「苦境にある」人が救われない社会に功労有り、全くオメデタイ政権(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6902a9c0c30a378fa230550276b23185)
■⑩『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 取材班【トンデモない自衛隊法の拡大解釈 内閣官房作成の「逐次解説」で判明したテロの定義】。海渡雄一さん【特定秘密保護法は廃止を!!! 公安の君臨狙う北村滋内閣情報官に反撃を】。猛毒法を止めないと(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6a3b61ff8ae4dc40785551b2ea365043)
■⑪『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 山秋真【上関町議選に山口県知事選、漁業補償金問題・・・・・・どうなる祝島沖・上関原発】、「30年以上も反対運動を続け、建設を許さなかった祝島の人々」。原子力ムラの暴走を止めないと(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ecd3fa99474e82c8e9103b809bbb23a6)
■⑫『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 平田剛士氏【いまだ返還されず 全国12大学にアイヌ遺骨1636体!】、「遺骨を返還すれば大学自体も癒される。アイヌも力を得て、誇りを取り戻せるはず・・より人間的な大学に変わるためのチャンスととらえることもできる」
■⑬『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 山口正紀さん【NHK会長発言 「安倍一族」の広報機関か】、「「皆様のNHK」はいつから「安倍様のNHK」になったんだ? 新任の経営委員4人を「安倍一族」で固めた昨年11から・・」。「きょうの安倍将軍」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/36e6fe8600d368ee8366a41ad0e446ad)ともね
■⑭『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 砂川浩慶氏【新会長就任で露呈! “アベ様ののNHK”選出方法変更が急務】、「国家権力が望むのは問題提起をしない『花鳥風月のNHK』。新会長がそれを目指せば、名実ともに『アベ様のNHK』」。受信料なんて払ってはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/36e6fe8600d368ee8366a41ad0e446ad)
■⑮『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 平井康嗣氏【編集長後記】、「要注意なのは橋下市長のようなエセ脱原発派がいた過去だ。この脱人権派にはウンザリしている。ともかく最悪な事態は・・脱原発派運動が選挙後に分裂・対立すること・・誰もそれを望んでいない」。小出裕章さんも(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a860a65e74874818993c165f4859f6f4)
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当選を祝して、舛添新都知事に関するgendai.netの記事【有権者に寄付行為市民団体が舛添氏を選挙違反で刑事告発】(http://gendai.net/articles/view/news/147845)と、
My News Japanに出ていた三宅勝久さんの記事【政党交付金から身内会社「マス研」に家賃3000万円環流 舛添要一都知事候補のモラルなき吸「血税」ぶり】(http://www.mynewsjapan.com/reports/1980)。
投票締め切り直後に「当確」が出ました(『舛添氏が当選確実 都知事選、宇都宮氏・細川氏ら破る』http://www.asahi.com/articles/ASG2776FCG27UTIL04K.html?iref=comtop_6_01、2014年2月9日20時00分)。いや~お目出度い。民度がしれようというものですね。脱原発派の都民の皆さんには、本当にお気の毒、としか言いようがない。都民ではありませんが、脱原発派候補に投票していただいた皆様に、大変に感謝します。お疲れ様でした。
それから、「矢崎泰久さん【発言2014】、「・・脱原発なら誰でもいいのか。恥知らずな軽率な行動に思えてならない」。全く同感」、「「小泉さんが本当に脱原発なら宇都宮さんを応援すればよかった・・」と参加者・・・」、「結果として批判されるのは宇都宮健児氏サイドのような気がして、それも腹立たしい。「脱原発を目指す人たちがお互いを傷つけ」合わせようとしているのは誰か、明白なのに」、「脱原発派が敗れた時の宇都宮健児さんへの批難が怖い」・・・・・・そう思ってきましたけれども、現実のものになりそうで怖いです。
『●小泉純一郎-細川護煕連合: 脱原発派の分断にしか過ぎないのでは?』
『●都知事選: 小出裕章さんの発言を
「自分(サイドへ)の宣伝」に利用してすいません・・・・・・』
さて、三宅勝久さんによると「マス研に流し込まれた税金は3000万円以上にのぼる。また、1999年の都知事選に立候補した際には、自ら支部長をする自民党支部から政党交付金2300万円を自分自身に「寄付」させ、選挙運動に費やしていたこともわかった。生活保護基準の切り下げに血道をあげた元厚労相による血税へのタカりぶりは、目を覆うばかりだ」
また、先日の「つぶやき」から:
■④『週刊金曜日』(2014年2月7日号、978号) / 三宅勝久さん
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/36ce19fbf26d913e335af69dccc1ba9f)の
興味深い記事【舛添氏の危うい〝政党交付金ビジネス〟 3千万円超が
自宅家賃に還流】、「公金感覚の欠如を疑わせるような事実が発覚・・
税金から「家賃」を払わせるとは、品性を疑う」
このオカネ・「マネー」への意地汚さはきっと命とり。この「品性」の無さは絶対に命取りとなるはず。きっと猪瀬氏の二の舞になる、と確信します。税金の無駄遣いで都民の皆さんにはお気の毒だけれども、4年も待たずに、都知事選が行われるはず。誰が、昨年の今頃、1年も待たずに都知事選があると思っていただろう。でも今回は、確信します。
都知事選6回目の失望を祝して、舛添氏のこれまでの「貢献」を以下に。
『●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(3/3)』
「舛添要一元厚相に言われちゃおしまい。・・・都知事を総理に
という声があるが、との問いに答えて、「・・・国会じゃ友だちいないし、
鼻もちならないし、あいつはイヤって意味において、石原が総理に
なったって3日持たない。・・・『友だちのいない国王』は、知事だから
やってられるの」、「吉田 ・・・そしてね、石原慎太郎という男は・・・
リアルな政治力学に手を汚さないで済む政治家だから
気楽でいいね・・・・・・と笑ってたぜ」(p.142)。」
『●『思考停止社会 ―「遵守」にむしばまれる社会―』読了(3/3)』
「もう一つの問題点は、トップの姿勢としての当時の舛添厚生労働大臣の
発言と態度(p.150)。「自分の部下である社保庁職員を
こき下ろし、事実を確認する前から組織や部下の職員の刑事責任にまで
言及したのです。/・・・基本的な事項について十分に理解していた
とは思えません。/・・・社保庁職員に対する批判が
ここまでエスカレートすることはなかったでしょう」(p.151)」
『●相変わらず辛辣な・・・』
「参院選対策本部長代理就任を舛添氏に打診するなんて
センス悪るすぎますよ。(応援する気はまったくないですが)自民党に
とって、断られて良かったです、きっと。舛添氏が人気あるなんて、
(大)マスコミだけが言っていることとしか思えません。身の回りで
舛添氏を応援している、なんていう(私の身の回りにほとんど
いませんが・・・)自民党支持者を見たことがありませんもの。
党内情勢として、「党内では世論調査の「首相にふさわしい政治家」で
トップを走る舛添氏を選挙の顔とするしか打開の道はないとの意見が強い。
ベテラン議員は「人気のある舛添氏を幹事長に起用すれば、参院選は
絶対勝てる」と太鼓判を押す」、なんて本当かしら?・・・
また“ヤルヤル詐欺”か 舛添要一いつ離党するのか」
『●逆の立場なら?』
「もっともな指摘ですね。逆の立場なら、「朝までなんとか・・」なんて深夜の
テレビ番組で舛添氏は議員辞職を要求しそうです。要は金の問題なの
ですね。「国民第一」ではなく「(私の)お金・選挙第一」なわけです・・・
しかし、つくづく人望のない人です。以下の記事の通り。
伊吹文明氏や町村信孝氏なんかにここまで言われるというのは
すごいことでしょう。「膿み」ですって。石原慎太郎 都知事に「人望が無い」
なんて言えた義理ではないようです。また、〝衣替え〟党では
荒井広幸幹事長なんかと上手くやっていけるとはとても思えないです・・・
「やっとうみが出た」…自民冷ややか」
『●野中氏の爆弾発言』
「ちょっと見ていない間に、自民党関係者のこんなに笑える記事が多数。
『「助成金ドロボー」の批判飛び交う舛添商店の悪評』(・・・・・・)」
『●原発マネーに群がる ~読売が最悪~』
「◇血税、東電マネーも注入 ・・・「公益財団法人 日本生産性本部」・・・
この組織内に、「フォーラム・エネルギーを考える」がある。メンバー・・・
舛添要一(参院議員)、山谷えり子(同)・・・」
『●「曽野綾子とは何か」 『週刊金曜日』(2014年1月24日号、976号)についてのつぶやき』
「■⑨『週刊金曜日』(2014年1月24日号、976号) / 【西川伸一の
政治時評/舛添氏が当選しその得票より細川・宇都宮両氏の得票が
上回る――これが最大の悪夢】。きっとその時批難されるのは
宇都宮氏側だ・・小泉氏の「分断工作」に迂闊にも乗った人たちによって
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/eb6f5b48605f2d6df539290d1e636ef5)」
『●都知事選: 小出裕章さんの発言を「自分(サイドへ)の宣伝」に利用してすいません・・・・・・』
「そして、今回の知事選では、私は舛添さんに勝たせることだけは
あってはならないと思います。・・・今回、細川さんを支持した人たちの
中には、舛添さんを勝たせたくないと思っている人がたくさんいると、
私は思います。・・・脱原発の人が多くの票を集めてくれることを願いますが、
票が割れる中、舛添さんが利を得ることを私は怖れます」
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【http://gendai.net/articles/view/news/147845】
有権者に寄付行為 市民団体が舛添氏を選挙違反で刑事告発
2014年2月8日 掲載
日刊ゲンダイ本紙が7日報じた都知事選・舛添要一候補の選挙違反疑惑が市民団体の告発に発展した。
「市民連帯の会」(代表・三井環元大阪高検公安部長)は、個人演説会で来場者に「五輪バッジ」を配っていたとして、舛添本人と演説会の受付スタッフを、公職選挙法違反(寄付の禁止)の容疑で、8日警視庁に告発状を送付したという。
告発状によると、今月5日、東京都町田市のホテルで開催された個人演説会で、舛添本人と受付スタッフ数人は約500人の来場者に対し、選挙用の法定ビラと一緒に東京五輪の特製バッジ(時価3000円相当)を配布して、同額を寄付したとしている。
公選法199条2の寄付行為の罰則は、1年以下の禁錮または30万円以下の罰金。舛添がたとえ都知事になったとしても、猪瀬同様、公選法違反容疑で追及される可能性が出てきた。
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【http://www.mynewsjapan.com/reports/1980】
政党交付金から身内会社「マス研」に家賃3000万円環流 舛添要一都知事候補のモラルなき吸「血税」ぶり
三宅勝久 03:10 02/07 2014
原発推進を掲げる安倍自民党政権と電力会社など大企業の御用組合「連合」の後押しを受けて東京都知事選に立候補している舛添要一・元厚労相が、自身が代表をする政党支部に自宅を貸した格好にして、多額の政党交付金を家族経営の株式会社「舛添政治経済研究所」(以下マス研という)に還流させていたことがわかった。マス研に流し込まれた税金は3000万円以上にのぼる。また、1999年の都知事選に立候補した際には、自ら支部長をする自民党支部から政党交付金2300万円を自分自身に「寄付」させ、選挙運動に費やしていたこともわかった。生活保護基準の切り下げに血道をあげた元厚労相による血税へのタカりぶりは、目を覆うばかりだ。(政治資金収支報告書や登記簿謄本など証拠書類はPDFダウンロード可)
元厚労相で参議院議員・舛添要一都知事候補の自宅。
(株)舛添政治経済研究所、自民党東京都参議院比例区第28支部、
新党改革比例区第4支部、舛添要一後援会、グローバルネットワーク研究会
――の1会社法人、2政党支部、2政治団体が置かれていた。支部には
2億円を越す政党交付金が入り、そこから「家賃」を会社に払う形で
3千万円もの税金が還流していた(世田谷区代田)。
【Digest】
◇黙殺されたスクープ
◇政党交付金使途等報告書
◇3年間で3団体から「家賃」1500万円
◇官報DBでさらに追跡調査
◇自民経由で交付金1千6百万マス研に
◇マス研への税金還流「3千万円」一覧表
◇黙殺されたスクープ
〈舛添氏政党支部/自宅に事務所費800万円/政党助成金を懐に
/10~12年ファミリー企業に支出〉
そうした見出しの記事が日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』に掲載されたのは、東京都知事選が告示された1月23日のことだった。記事によれば、舛添氏が代表をする自民党支部や新党改革支部に政党交付金(税金)が支給され、そこから家族会社である舛添政治経済研究所に支部の「事務所家賃」が払われていたという。家賃名目でマス研に還流した税金は、2010年~12年の3年間に800万円に上る、と記事は指摘している。
国会議員、厚生労働大臣という経歴を持つ都知事候補に関する不公正な行状の告発である。だが一般紙やテレビ、通信社などの記者クラブメディアは、この問題を取り上げようとしなかった。当日1月23日の夕刊や翌24日朝刊、翌々日もその次も、いっさい報じられることはなかった。まるで誤報か、あるいはウラが取れずに後追いできなかったかのように、完全無視である。
筆者は日本共産党の党員ではなく、同党の候補を応援する義理もない。しかし、赤旗が報じた都知事候補・舛添氏の「税金還流」問題は、もっと広く伝えられるべきではないかと強く疑問を持った。有権者にとっては、根拠のよくわからない「出口調査」などより、よほど意味があるニュースではないだろうか。
もしかして記者クラブメディアは舛添候補に勝ってほしいのだろうか――不信と疑問を持ちながら、筆者は自分で取材に着手することにした。結論から述べれば、「還流」した税金は800万円どころではなく、実質的に3000万円を超すことがわかった。以下順を追って説明したい ・・・・・・・・・。
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