まいにちはなたば

キレイな花、枯れた花、トゲだらけの花。
毎日いろんなことがあるけど、遠くから見れば、やっぱりきれいな花束だと思うよ?

お気に入りのツボ

2009-06-26 14:17:35 | こども
しばらく前に貼った写真ですが

我が家には、マメにエくんに本を読んであげるヒトがいるので

母であるあたくしが、エくんにまともに『読み聞かせ』らしく
本を読むことはあまりなかったのですが

このごろ、本の面白さが、前にも増してわかってきたらしいので
先日ふと思い立って、かつてタが今のエくらいの時にお気に入りだった本を
何冊かセレクトして読んでみました

このへんの本は、図書館で何回も続けて借りることが続いた本でして
Amazonとかで探しだして購入したり、
また、古本屋で見つけたから即買いしたような本たちです

中でも、一番上の『アンディとらいおん』という本

正直いって、私、何がそんなに面白いのか、よくわかりません
でも、タもだいっっすきだったし、エもいっぱつで気にいったんですよ

そのお話とは‥。
 
 ライオンずきのアンディという少年が、図書館からライオンの本を借りてきて。
 とにかく昼も夜もぶっつづけて読み続けたら、
 頭の中がライオンでいっぱいになってしまいました。
 
 次の朝、学校へ行く途中の道の曲がり角に「へんなもの」を見つけたので。
 そう~っと行って見て調べてみると、なんと!!ライオンのしっぽでした!!
 サーカスから逃げ出してきたそのライオンは、
 前足に大きなとげがささって困っていたのだけれど。
 アンディはいつもくぎ抜きを持ち歩いていたので、
 そのとげを抜いてあげました。
 ライオンは大喜びで、アンディの顔をぺろぺろなめました。
 その日は、それぞれの用事があるので、すぐに別れたふたりでしたが。
 
 後日、町へやってきたサーカスを見ていたアンディのところへ、
 (またもや)逃げ出したあのライオンが、襲い掛かってきたのです!!
 でも、すぐにふたりはあのときのことを思い出して。
 再会を喜ぶあまり、ふたりで踊り出してしまいました。
 そして、ライオンを捕らえにやってきたひとたちにアンディは
 「このライオンを殺さないでください!ぼくの友だちなんです!!」と
 宣言します。
 次の日。アンディの勇気をたたえて、町の人たちはアンディとライオン
 と一緒に、公会堂まで行進しました。
 アンディは市長さんからメダルをもらいました。
 そしてその次の日。
 アンディは、図書館へライオンの本を返しに行きました。

っという
いい話だか何だかよくわからないような話が、
何と!!70ページ以上にわたって描かれているのです

例えば、岩陰から見えていた「へんなもの」を
そう~っとアンディが調べに行くと‥。

「へんなものが、うごきました!!」
‥これだけのことを言うのに、贅沢に1ページ使ってるんですよ

他にも
「(とげは)すぽんとぬけました!!」のためだけに、
何と贅沢に2ページにわたる絵が


別に何てことないお話なんですけどね
この贅沢さが、私は大好きだったりします
声に出して読んでいて、すごく迫力があるというか、何というか
こういう本は、読み聞かせ向きの本なのかな?
なんて思います

あと。
このへんの本も、大人の眼から見ると、なんで!?と
思うんやけど、何故か、皆大好きな絵本です

さすが、ロングセラーになるだけのことはあるな、と思います

「がらがらどん」の絵なんて、なんかちょっとコワいやん!?


でも。
それぞれ<小中大>のヤギで声色を変えたり、
橋をそれぞれ、かたこと、がたごと、がたんごとんさせながら渡るところなど、
いつも同じように大げさに読んでやったりするのが‥
すごく面白いみたいです

同じくこの<大中小>の対比が面白い『3びきのくま』も
きっと気に入るだろうな~?と思って今日初めて読んでみたら
案の定、気に入って、「むっかい(もういっかい)!!」と言われました

やはりといえばやはり。
絵本を気に入るツボが、タとそっくりなのよね
(ユちゃんがどんな本が好きだったか?イマイチ思い出せへんのやけど
次に、どのあたりの本にレベルアップしていけばいいか、
キッチリわかってる感じです

このまま、エくんも本好きになっていってくれたらな~
っとか思います

そして、昨晩のように
「9時過ぎてんのに、なんでまた本出してきて読んでんのよっ!!
 おかーさんが声かけなかったら、いつまでも本読んじゃうでショっ!!
 ちょっとは時間見て考えて行動しなさいっ
と、私をブチ切れさせてくれるんでしょうか

そして、休日の朝など。ゆっくり寝坊でもしていると、
隣室から、早起きしたヤツがぱらっ‥ぱらっ‥とページをめくる音が
やけに大きく響いて‥きたりするんでしょか
(タは、よく朝から一人で図鑑を眺めています

‥それも、どうよ!?