まいにちはなたば

キレイな花、枯れた花、トゲだらけの花。
毎日いろんなことがあるけど、遠くから見れば、やっぱりきれいな花束だと思うよ?

「できる」ことを見つめる

2009-06-10 10:26:12 | 想い
ユちゃんの梅雨空は、まだまだ続いてるようで

詳しく書くとまた、私までどんよりしてくるので、
詳細は書きませんが
とにかく、昨日の記事を書いてから、少なくとも3件トラブル発生です

ま、そういう時期なんでしょ


今朝の天声人語に、
先日、アメリカのピアノコンクールで優勝した天才ピアニストについて
書かれてありました

 その快挙は<全盲の日本人が優勝>と伝えられた。
 ニュース価値はそこにあっても、競演の結果に「全盲の」は要らない。
 それは奏者の重い個性だけれど、審査上は有利でも不利でもない。

とありました
もちろん彼には、天賦の才能というものがあるのでしょう。
でも、それだけでは、こんな快挙には結びつかないと思います。
きっと、私たちには想像も出来ないような『鍛錬』があったのでしょう

この天才ピアニストに関する天声人語の最後は、
こんなふうに結ばれていました

 その才をいち早く見抜いたのは親の愛だ。
 かつて息子は「一度だけ目が開くならお母さんの顔が見たい」と
 口にしたそうだ。
 母は今、「私に生まれてきてくれてありがとう」と涙する。
 「できない」ではなく、「できる」ことを見つめ続けたご褒美。
 世界が「生まれてよかった」と祝す才能は、どれもそうして開花する。

‥こんなん読むと、普段の自分がいかに「できない」ばかりを数えてるか?が
身に染みてよくわかります
ユはユちゃんなりの、タはタくんなりの、エはエくんなりの花が咲けば、
それでいい
別に、そんなデッカイ花咲かせてくれなくても全然構へんのやから


今「できない」ことを数えるより、
本人も知らない「できる」ことをいっぱい見つけてやらないとなっ

‥そんな気持ちになった、今朝の天声人語だったのでありました