しばらく前の話題になりますが
卒園式でした話が「よかったよ~」って話を、
また改めてきいたので
来年の自分のためにも!?
だいたいの内容を書いておこうと思います
(今年の入園式は、去年の入園式と
来年の卒園式も今回の卒園式と、同じ話をするつもり)
年長組のみなさん、ご卒園おめでとうございます。
幼稚園では、何が一番思い出に残っていますか?
お泊り保育ですか?運動会?クリスマス会?
(何人も、口々に答えてくれました)
みんな、それぞれに、いろいろありますね?
幼稚園での楽しい思い出をしっかり胸に持って、
元気に、小学校へ羽ばたいていってほしいと思います。
それと一緒に、大切に、持って行ってほしいことがあります。
それは、【自分の手・足・心をひとのために使う】ことです。
幼稚園で、何度もそのお話をきいたと思います。
そうするようにしていると、みんなが困った時に、
みんなを助けようとしてくれるお友達が、かならず現れてくれると思います。
もし、自分が誰からも大切にされていない、と感じることがあっても、
まず【自分から】人のために何かをすることを忘れないでください。
保護者の皆さま、お子様のご卒園、おめでとうございます。
よく、人生は、山登りにたとえられると思います。
また、子育てにおいて、
【乳児の頃は肌を離さず、幼児の頃は手を離さず、
学童期は目を離さず、そして青年期は心を離さず】と言われます。
ここまでの道のりを、今まで、しっかりとお子さんの手を握って
歩いてこられたことと、思います。
今、その手を、そっと緩めるときがやってきました。
ここから先の道中、転んだり、道に迷ったり、いろいろなことがあると思います。
私の考えでは、私たちの信じる神さまは、躓いた時、迷った時に
例えば、どこでもドアや通り抜けフープみたいな、魔法のような力で、
あっという間に助けてくれる‥といった、そんな助け方はなされない方だと思います。
その代わりに。
一緒に歩いてくれる仲間や、気持ちの良いそよ風や、
喉をうるおしてくれる湧水などを送ってくださるのだと‥そう思っています。
私ごとですが。
明日、我が家の長男は小学校を卒業します。
そろそろ、目を離してもよい時期へと入って行きます。
私が見ていないところで、彼が躓いたり、迷ったりしたときでも、
ちゃんと、気持ちの良いそよ風や、湧水に気付くことができ、
自分の力で正しい道を見つけ出せる、
‥そんな力を身につけることができるような、見守り方が
私自身、できたのかなぁ、と、
そんなことを、今日、最後のランドセル姿を見送りながら、
自問自答していました。
皆さま方も、上手く、子育ての次のステージを迎えられるよう、
今、上手に、手を離していっていただきたいと、
そんなことを思います。
ご来賓の方々、そして先生方。
子どもたちは、私たち親だけが育てているのはありません。
地域の方がた、周りの方がたに見守られながら、
また、幼稚園の先生がたには、子どもたちの心のふるさととして、
みんなで守り、育てられているのだと思います。
子どもたちが、これからの道のりを、
自分の力で、しっかりと歩んでいくことを祈りながら‥。
私からのあいさつの言葉とさせていただきます。
来年も、同じ話をしたところで。
気付くかもしれないのは、先生方と来賓だけなので
来年も同じ内容でいっちゃおうと思います~