まいにちはなたば

キレイな花、枯れた花、トゲだらけの花。
毎日いろんなことがあるけど、遠くから見れば、やっぱりきれいな花束だと思うよ?

隔離生活その後

2009-11-30 23:36:09 | 日記
‥まだやってます


ユちゃんの熱は土曜日の夜には随分下がっていましたが

今度は日曜朝から、オトウチャンがしんどい、しんどいと
そして夜には、38.4℃

もう、ほぼ間違いないでしょう??
早めの処置が肝心っ!!と、
タのリレンザをさらに一回削って→オトウチャンに

そのおかげもあってか、今朝、オトウチャンの熱は
微熱程度になっていましたが、
だからといって、このまま、放っておく訳にはいきません

今回のような、タが陽性反応を出したあとの家族の発熱は、
『インフルエンザ感染が強く疑われるケース』でありまして
新たに発熱したきょうだいをわざわざ医院まで連れて来られても、
連れてきた<お母さん>だけが診察室に呼ばれ、
結局、発熱している本人は、車にて待機。
そのまま医院に足を踏み入れることもなく、
タミフルやリレンザをお持ち帰りになるケース‥
ってのを多々見てきてました
(だって、もう、新たに検査することもないから、
 無用に他の患者さんと接触させないほうがいいじゃないですか?)

なので
朝から医院へ電話をして状況を説明し、
「やっぱり、インフルエンザと考えていいんですよね?
 本人を連れて行かなくてもいいですよね?」
と先生に確認すると、
「まぁ、ほぼ間違いなくインフルエンザでしょうね。
 ご本人は来られなくても、お薬、準備しておきますよ。
 リレンザがいいですか?タミフルにしときましょうか?」
とのお返事で、お薬の希望まで聞いてくださったので

既に一回リレンザ使ったことだし、オトウチャンにはリレンザを
そして、さすがにこんだけウイルスに曝されてる期間が長くなってくると、
自分に自信がなくなってきたので
自分の予防用にタミフルを頂いて参りました

1日2回×4日ぶんも用意してもらっていたということは、
たぶん、カルテ上は私も感染したことになってる‥のかな

たぶん、アタシがほんまに発症してしまったら、
医院としても困らはるんじゃないかと思うので
ありがたく、1日1回で予防的に飲ませていただいてます
オトウチャンの熱も、もうあまり上がることはないようで、一安心です


そんな、バタバタした大人の動きとは全く関係のないところで。
タとユとエは、そりゃあもう、とても楽しい1日を過ごしたようで
とくにエくんなんかは、お兄ちゃんもお姉ちゃんも家に居てくれる上に
オトウチャンまで居るなんて、なんて嬉しいんでしょう!!!


もう、親のアタシはイライラが止まらないくらい
3人とも元気いっぱいで
あ~~ほんとに、よかった‥‥ことにしよう
これでもまだ学校行けないなんてねぇ

余談ですが
今日、ポストに入れてもらっていた、
明日まで学級閉鎖が延長されているタのクラスの学級通信によると
4年生のクラスの三分の二以上が、新型を罹患したことになるそうです!!

ほんまに、すごい勢いです

やっぱり大事なのは、恐れすぎないこと!!
でも、侮らず、できるだけ感染の拡大を防ぐこと!!!

これで我が家も罹患済みの人のほうが多くなりますけど
季節性のインフルエンザも、流行りだしているようですし

引き続き、手洗いうがいを励行しながら、
健康な心と体づくりを心がけていきたいと思います~


親の判断

2009-11-28 16:57:35 | 日記
土曜日の今日、午前中は仕事だったんですが

学校閉鎖中の土曜日だし、インフルエンザ発症中だし
タもユもエも、まだグッスリ寝ているうちに
オトウチャンには、ユやエの熱が上がってきたら連絡して
と声をかけて、私だけ出かけました


するとやはり
診察もまだ開始していない頃に、
オトウチャンからのメールを受信

ユちゃんもお熱が上がってきましたよ


しかし!!
タが既に陽性を出してるというのは、本当にありがたいことで
ユちゃんは家に置いたまま、
熱が上がってきた旨を伝え、タミフルドライシロップを処方してもらえました

タミフルに耐性をもつ新型インフルエンザも出てきている、との話もあるので、
リレンザを希望すれば、ユちゃんにもリレンザを出してもらえたし、
ユちゃんのことを思えば、リレンザのほうがよかったのかもしれませんが
(タは、一応もう10代なので、タミフルは処方できません

敢えて「タミフルでお願いします」とお願いしました。


‥ココから先は、お薦めしたら(たぶん)いけない、
私の個人的な『親の判断』の話なので、
そう思って読んでくださいませ

1日2包×5日分、10包のタミフルドライシロップを頂いたのですが

タくんの5日ぶんのリレンザを1日分削って→ユに
ユちゃんの5日ぶんのタミフルを1~2日分削って→エの予防投与に
‥使うつもりでおります

ユちゃんはエくんの体重の2倍近くあるので、
ユちゃんのお薬の半量が、だいたいエくん量のお薬
予防投与するには、一日量の半量を投与、なので、
ユちゃん用の1包の半量を、1日一回投与するつもりです


数週間後に2回目の予防接種もすれば、
ゼイゼイいいやすいエくんの新型インフルエンザ予防としては、
出来る限りのことをしたことになるかな??と思っています。


基本的には、お医者さんで処方された薬は、
処方された人にしか使ってはいけません
なので、お薦めの方法でも何でもありませんが
でも私は、親としての判断でこうする↑ことにしました

っというお話でした
‥参考にされないほうがいい話かもしれません



タもユも発熱して数時間でリレンザを使えた訳で
タはもう、すっかり楽そうですし、
ユも、38℃まで上がったのは一瞬だったようです

これ以上誰も酷くなることなく、全てが終わりますように~~!!

再閉鎖

2009-11-27 22:44:49 | 日記
タの熱は、今日の夕方にはまた38度台に上がっていましたが、
体はもう随分楽そうで、寝る前には微熱になってました

発症わりとスグにリレンザを使い始められたのは、
非常に有り難かったです~

そして。
今日、タとユの担任の先生がそれぞれ来られたのですが
何でも、タの4年生のクラスは、タ以外も『多数感染者が見られ』
‥とのことで

30日(月)から、他の学年は授業が再開されるのですが、
4年生だけは、学級(学年ともいう)『再』閉鎖となりました

タは月・火曜くらいは、まだ登校させられないな~
と思っていましたが、引き続き閉鎖中ということなので。
‥よかったんだか、何なんだか


タはもう、あとはこのまま快方に向かいそうなので
目下の心配事は、ユとエの今後です
このまま、ユもエも発症しないまま
来週を迎えることができますように~~!!!

今日もなんだか、バタついた記事になっちゃいました

がんばれ!!アタシ!!

リレンザ

2009-11-26 15:23:49 | 日記
確かに、昨日はピンピンしていたのですが

タが夜中にしんどい、しんどいと言い出して
朝、熱を計ると38.3℃
これは、キターーーー ‥ですか

今朝は仕事だったので
車に、毛布やら枕やらジュースやら本やらイロイロ積んで出発
ばあばの家には、エくんとユちゃんだけを下ろし、
タは、医院の奥の『別部屋』に入れておきました

そして、9時予約の予防接種の患者さんが呼ばれる前に診察してもらい、
(8時50分くらいに、ね)
通常なら、熱が出てからまだ4~5時間では検査をしないことが多いのですが、
学校閉鎖になったばかりということもあり、
すぐに検査してもらえました。

結果。
うっすらですが、A型インフルエンザ陽性でした~(←!?)
‥そして、タは、駐車場内の車にて待機

だって、こんなに発熱後スグ、リレンザがもらえるだなんて、
ありがたいことじゃないですか~
午前中は最高38.9℃まで上がっていましたが
今はもう、微熱程度しかないようですし

それに、一人が陽性だったってことは、
次に誰が熱を出しても、
早めに対処できる(リレンザなりタミフルなりがもらえる)訳なので、
本当にありがたいことですよ

何度、説明したか知れないリレンザ、
今朝初めて、デモンストレーションキット以外のものを
使用しました

右の白いボトルに、銀色の円盤状のディスクが5枚入っており、
一枚あたり4つの凹みがついていて、その中に吸入パウダーが入っています。
(1ディスクに、4ブリスター。)
この吸入パウダーを、左側の専用吸入器(ディスクヘラー)を使って、
1日2回、2コマ(2ブリスター)ずつ吸入する、
っとまぁ、そういうお薬です

できるだけ、皆さんの参考に「なりません」ように~~!!

そしてさらに、参考に「ならない」ことを願いつつ書いておきますが
学校閉鎖中ですが、学校へはスグに連絡を入れました
やはり、教頭先生は
「状況をきちんと把握しておくのは大切ですので、閉鎖中といえども、
 連絡頂いてよかったです。」
と仰っていました

そしてやはり。
基本的には、この新型インフルエンザに罹患した場合は、
『1週間』出席停止になるようです

しつこいですけど
皆さんの参考になりませんように~~!!

1000日!

2009-11-25 14:21:56 | 日記
今日で、ブログ開設1000日目、らしいですよ

そんな節目の日(!?)に、私の人生初!!のこの事態
今日から(正式には昨日から)金曜日まで、学校閉鎖ですのよ

自分が子どもの頃から今日まで、自分も子どもたちも、
一回も『学級閉鎖』になったことはなかったのに‥

いきなり学校閉鎖ですか

おかげさまで、ウチの子たちはピンピンしてるんですけど
昨日は、全校児童130名あまりの学校で、
欠席者が57名という、すごい事態に‥

そりゃ、閉鎖にもなるわな

ユは「11月のシルバーウィークっ」と、
昨日は、この学校閉鎖という事態を喜んでいましたが、
先ほどから、すでに退屈モードに突入した模様です

そんなこんなで、
私はなんだか、普段よりも忙しいぞ~~



さてさて
先週喉をゼイゼイいわせていたためできなかった、
エくんの新型インフルエンザの予防接種ですが、
先ほど、無事に済ませてきました

副反応と見られる体調の変化など、今のところ何もなく、
相変わらず元気いっぱいの様子なので
ちょっと、一安心

全国的に、小児の接種が前倒しになっていて、
このあたりでは、12月4日から、
一般の小3までの小児も接種できるようになるのですが
ユちゃんは「絶対にしない」というので、
別にそれならそれでいいや

でもタは、順番がまわってきたら、新型もやる!!と
(季節性インフルエンザの予防接種は、もう2回済んでます。)

4年生より上の子たちも接種可になったら、
タも打ってもらおうっと


‥そんなこんなで、なんだかバタついた記事でごめんなさい

とりあえず
開設1000日オメデトウ!!アタシっ!!

連絡網

2009-11-20 11:49:43 | 日記
タちゃんの話やらUSJの話やらで書けてませんでしたが

エくんは、日曜の晩から喉がまたもやヒューヒューいい出したので
新型インフルエンザの予防接種、16日でも17日でも、
来たらいいよ~と言ってもらっていたのに、
診察の結果、無理でした

そして、昨日も可能ならば‥??と
診察に行くと、やはり、まだ無理


様子は、ずっとガンガンに元気なんですけど
聴診器を当てないとわからない音は、
聞いてもらって判断してもらうしかないですから

先週届いたワクチンは、たぶんもうなくなったと思うので、
次はいつ、打てることやら~!?


仕事行ってるってことは、
どこの隙間でも、見つけたらもぐりこめるわけなので
そのうち、接種できるでしょ~
っとは思っているんだけど

そんな矢先、今日から5年生が学級閉鎖
(ま、学年閉鎖とも言えてしまうのですが

「やっぱり、あったほうが便利よね?」と、
2学期に学級委員さんが中心となって、
全員に了解を取った上で、2年生も4年生も、
連絡網が作成され、配られたのですが

『5年生が学級閉鎖となりましたので、
 今日の文化祭は、延期になります』という連絡が
学校からの一斉メール送信で届いたあと、
初めて使う「連絡網」でもまわってきました
ええ、もちろん2クラスぶんです


まぁね
いつも医院には、市内の学級閉鎖情報が、
まるでFAXが巻物を排出しているような勢いで
送られてきているので
今まで、どこのクラスでも流行ってなかったのが
逆に不思議なくらいなんですが

ついに来たか~~!!
って感じ


来るなら来いっ‥ではありますが、
出来たら、気管支がゼイゼイいいやすいエくんの予防接種が
せめて一回終わってから、うつされてほしいなぁ

って、メチャクチャ我儘な話ですが


とにかく
手洗い、うがい、必要な場面ではマスク着用を励行しながら、
栄養と休養をしっかりとって、いつも笑顔で心も体も元気に!!
‥しか、やっぱりない訳やわな

当たり前?

2009-11-19 14:29:47 | 想い

突然ですが

「美味しいものを全く食べられない生活」って、想像つきます
私は食いしん坊なので、考えられません

風邪なんかで食欲がなくなったあと、回復してきて、
好きなものを食べられたりしたら‥
あ~~好きなものを「美味しいっ」って食べられるのって、
なんて幸せなんだろう~
っとか思います


‥何で、いきなりこんなこと書いてるかと言いますと

先日から何回かお話しているタちゃんは、
今まで、食事というものを摂ったことがないのです
小学2年のタちゃんは、
「お茶とかは飲めるんだけど、何回やってみても、
 食べ物は飲み込めなかったんだ~」と言っていました。
‥それ以上は、本人にも、お母さんにも、詳しい事情をきいたことはありません。

恐らく、筋力の問題で嚥下(飲み込むこと)に問題があるんでしょうね。

出会ったときのタちゃんは、
胃までのびている鼻孔から外へ出してあるチューブを
『食事』の時以外は邪魔にならないよう、
おでこにいつもテープでくるくると止めている‥
それが、タちゃんの『トレードマーク』でした。

その後、その経管(兼経口)栄養剤を
少しずつ自分の力で口から「飲んで」摂取するようになったので、
『トレードマーク』だったチューブはなくなったんですけどね

でもやっぱり
タちゃんは「食事をしないひと」な訳で。
皆が集まる時には、
それぞれが「自分たちだけ食べたり飲んだりして悪いね。」と
何となく、タちゃんに気遣いを見せます

でもこれは。
タちゃんの気持ちを詳しく聞いたこともないんですけど。
私たちが単に「可哀想」と片付ける話じゃないと思うんです。

生まれてこのかた、一度も歩いたことのない彼らに
「一回くらい思い切り走ってみたいでしょう?」なんて
言葉をかけるのは、歩くこと走ることが「普通」な者の奢りでしかない
‥そんな気がします
それと同じように、簡単にタちゃんのことを「可哀想」と言ってしまうのも、
何だか違う気がするのです

それでもやっぱり!!

今まで、どんな気持ちで周りのひとの食事の風景を眺めてきたのかな‥
と考えると。
とにかく、想像するのもおこがましい気がして
頭が下がる思いにしかなりません。


ホントに、タちゃんは、よく頑張ってきた。
今も、休まず頑張り続けていて、本当にエラいよ!!!

(ここで、念のために言っておきますが
 記事にはしてないけど、同じように頑張っている、
 それぞれに、それぞれの「弱点」「障害」などを持っている、
 Tくんとか、Cちゃんとか、Sちゃんとか、Mちゃんとか‥
 いっぱい、いっぱいいて、タちゃんは「その中の一人」なのです)
 

そう思うと
去年の私の誕生日にタちゃんがくれた

『人間がこの世に生を受けた日を記念日にして、皆で祝い慶ぶ‥。
 ちょっとしたことですが、意外と重くていい日なんですよね。』

この、メールでの一言。(詳しくは、コチラをどうぞ)

タちゃんが『最近なんだかしみじみ思います(笑)』
と、そんなことを想っているという、そのあたりが‥。
ものすごく、心に沁みいってきます


あぁ
この間も書いたように、養護学校の子どもたちは、皆、それぞれに
究極の個性(障害とも言う)の持ち主なので
こんなに具体的なことを書くと、
あのタちゃん以外の、誰の話でもありえなくなってきてるんですけど

この記事を読んだ誰かの、
『自分の場所で、自分自身の道を歩き続けるための力』
になるんやないかと思って、書いちゃいました

私たちが思っている『普通』は、全然当たり前なものじゃないっ!!

そう感じ、
今、自分が与えられているものに、
感謝の気持ちを豊かに持つことができるひとが、
一人でも増えていくことを願いつつ‥

タちゃんの順調な回復を祈りたいと思います


USJ

2009-11-18 22:20:47 | お出かけ
昨日記事にした、タちゃんの近況メールを受信したのは、
先週の土曜日。ココ↓に居るときで

5~6年ぶり!?の、USJ~

タはうっすらしか覚えていないと言うし
ユは、全然覚えていないと言うし

前回行ったときには、ドコに連れて来られてるのか
よくわからない??雰囲気だった訳ですが

今回はしっかり楽しめたようでした
3歳まで無料って『そういうこと』なのよね

前回は、ユちゃん、音響と爆発音が怖くて、
顔も上げられなかった「ウォーターワールド」

今回は「面白かった!!」のだそうで‥

スパイダーマンのアトラクション、
結構怖いと思うんですけど、
二人とも面白かったと言っていたし

でも、ジュラシックパーク・ザ・ライド(急流すべり)は、
勘弁して~って感じだったので、
無理はしませんでした

でも、つくづく、
それぞれに成長したんだねぇと思ったのでした

こんな時間まで楽しんだら、

帰りの電車では、もう、爆睡

それでもなんとか、自分の足で歩いて家まで帰ってくれるのだから、
本当に、二人とも成長したものです
(もちろんエくんは、タとユのペースで歩けないし、
 ほとんど抱っこ抱っこだったので、
 次の日はものすごい筋肉痛に襲われましたが



自宅の玄関から、1時間半もすれば着いてしまう『非日常の別世界』
また、連れて行ってやりたいし‥。アタシも行きたいよ~

‥とは言っても、
お金ものすごくかかるし、
家族5人が1日フリーで空いてる日って案外なかなかないから、
そうそう行けないんだけどね

頑張った!!タちゃん!!

2009-11-17 23:48:39 | 想い
先日、がんばれ!タちゃん!で、
多くの皆さんに回復のお祈りをお願いしたタちゃんですが

先週の土曜日、近況のお知らせをもらいました

 一昨日より昨日、昨日より今日と、確実に良くなってきています。
 2週間前のことを思えば、ウソのようです。
 毎日のリハビリは、スパルタですが、
 タ、本当によくついて行っています。

とのことで


回復しか信じていなかったですが、それでも。
2週間前とは別人のよう、と聞くと、心底ホッとします

まだ、本人はメールのやりとり等は難しいようなので、
お母さんとメールをやりとりしたのですが

私がお見舞いにと持っていった、
写真集でもあり詩集でもあり‥の本。
お母さんが読んで聞かせると
(「本の読み聞かせなんて、20年ぶり!?」だったそうです
好きな詩がある、と、うんうんと頷いてきいていてくれたそうです

「『まだ、明日なら通じると思うから』とのことやし、
 会うことでタちゃんのパワーになると思うから、
 ぜひ、会いに行ってあげて。」と
別の先生からメールをもらったから、
あの日、会いに行くことにした訳で。

実のところは、顔を見て、声をかけるだけでも、
タちゃんに気持ちは通じるし、
パワーを送ることもできると思ったんだけれど
何か、目に見える形を残して帰りたくて、いっそいで選んだ本でした。

題名は『朝はくる』かなんか、そんな題だったと思います。
(何度もアマゾンで検索するのですが見つかりません


それが、多少なりとも役立ったか気に入ってもらえたかで、
本当に、ほんとうに、嬉しいです

こういう、ちょっとした(本との)『出会い』。
間違いなく、「導いてもらってる」のだと痛感します



最近、いろいろと調べていて、とても印象深い話を見つけました
曹洞宗の尼僧、青山俊董が書いた「禅のまなざし」という本の中に、
あるお話なんだそうですが、「だいじょうぶの小石」というお話です。

 仕事がら病院に出入りを許されているある方は、
 掌に入るくらいの小さな小石をもっていて、
 これから手術を受けようとしている人に、その小石を握らせてあげるのです。
 その小石には、平仮名で「だいじょうぶ」と書いてあります。
 なので、それを握らせてもらった人は、
 「大丈夫なんですね。手術はうまくいくのですね、ありがとう。」
 と喜びます。
 すると、その方は、
 「あなたが思っている通りになる大丈夫ではなくて、
  どちらに転んでも大丈夫、そういう大丈夫の小石なんですよ。」
 とおっしゃるのです。

‥というお話です。

このへん、いわゆる現世利益を一切保証しないあたり、
カトリックの教えと、非常に似通っていると思います



今回は、私が願ったとおりの『だいじょうぶ』でした
でも。
仮にそうではなかったとしても。
それでどんなに辛い思いをしようとも、
神は、(長い目で見れば)悪いようには決してなさらない、という信頼。
そして、その事態を受け入れる覚悟。
それらを持って初めて、
自分の『望み』ってものを口にすることができるんやろうな
‥そんなふうに思います。

タちゃんの回復を、心から感謝するとともに‥
【私は「欲しいもの」を願うけれど、神は「要るもの」を下さるのです】
このことも、しっかり、心に刻んでおこうと思います



本当に、タちゃんはじめ、彼らとの付き合いの中では、
いつも、大切なこと、忘れそうになっていたことに、
いっぱい気づかされたり、教えられたりします

改めて、乙武洋匡さんの名言が胸を衝きます。
『障害は不便ではありますが、不幸ではありません。』
この言葉が実感として感じられないことは、
人間としてとても不幸なことだと、私は思います

また、ぐち

2009-11-13 14:51:02 | 日記
今日、新型インフルエンザのワクチンが納品されてきたので、
ワクチンの製造者名と、ミリ数を確認し、私が受領印を押した訳ですが

10ミリの大瓶が2本(大人40人分)と、
1ミリの小瓶(二人用)が10本‥ってか!?

今朝の新聞には、大阪府の例が載っていましたが
 
 不足する新型の豚インフルエンザのワクチンを効率よく供給しようと
 全国で流通し始めた10ミリリットル入りの大瓶が、
 医療機関によっては容量が大きすぎ、ワクチンが余る事態となっている。
 24時間以内に使用しなければならず、
 一度に十分な人数が接種に集まらないと無駄が出るため、
 医療機関は対応に苦慮している。


この新聞の記事になっているのは、小児科の例で

 大瓶なら、1日で子ども40人前後に打てる量だ。
 現在、約100人の予約が入ってはいるが、
 「この中から40人のスケジュールを調整するのは容易ではない」と
 院長は嘆く。
 思い余って大阪府に問い合わせたところ、
 回答は「余ったら捨ててください」。
 厚生労働省も、開封後24時間たって余ったワクチンは品質が保障できない
 として、廃棄するよう求めている。
 ただ、ワクチン不足から医療機関には
 要望量の3割程度しか配られていないのが現実。
 院長は「廃棄しろなんて本末転倒」と憤る。


大阪と同じように、大瓶が届くだろうと予想されていたので
具体的にどうしているかというと

優先接種対象の人に受け付け順で連絡をとり、ご都合を聞いて
一般の診療時間外に設定した時間枠に、お名前を入れていってます
(‥といっても、連絡しても不在の人がいるから、だいたいです

つまり
ワクチンを無駄にしないためには、二日間の指定時間の間に来られる
20人をかきあつめなければならない‥という訳で

結局のところ、16日からの接種は「最優先」枠の人だけのはずですが、
その一ランク下の「優先」の人たちも、接種することになっている‥
そんな状況です

そんな訳なので
たぶん、16日か17日には、無駄に廃棄するワクチンを出さないためにも、
エくんは接種できるんじゃないかと思いますっていうか。
たぶん、できると思うよ~と言われています

10月にも「喘息性気管支炎」の病名がついたエくんですから、
そのへんは何の後ろめたさも感じることはないと思うんですが
そいつは、素直に『ありがたや~~』です

新聞記事はさらに続いていて

 鳥取県の病院では、医療従事者用に配られた大瓶で残量が出たため、
 病院職員の親族に接種したことが表面化。(先日報道されてました。)
 だた、医療現場では
 「余った分は、優先順位の対象外ではあっても、
  その日に接種できる人に回す」と言い切る関係者も少なくない。


ほんまほんま!!
打って欲しい人は山ほどいるんやからさ
限りあるワクチン、有効に、無駄なく使おうよ~~!!!

あの10ミリリットルの大瓶、ほんと、現場のことを考えてないよな~

「予防接種は会議室でやるんじゃない!!
 現場で接種するんだ!!」
(by 織田裕二 改)
と、休憩室でフザけて愚痴ってみましたが‥
古すぎて、一瞬、誰にもわかってもらえませんでした

どよ~~ん