まいにちはなたば

キレイな花、枯れた花、トゲだらけの花。
毎日いろんなことがあるけど、遠くから見れば、やっぱりきれいな花束だと思うよ?

ランドルト環

2010-03-03 10:39:56 | 日記

昨日チラッと書いていましたとおり
大津市の3歳半健診に、昨日は行ってきたわけなんですけど

ま、診察や歯科検診なんかは、
嫌がりまくるのも想定の範囲内なので
そのときだけ、ちょいと押さえつけて我慢してもらえば、
あっという間に終わりますが

問題は、『視力検査』と『問診』

大津市の3歳半健診の視力検査とは
保健婦さんからの形をした黒い板を手渡され、
(正式にはランドルト環という名称らしいです)
「ほ~ら、ハンドルだよ~?ぐるぐるっとまわしてみて~?
 そうそう、上手上手~次はねぇ、オバチャンがもってるコレ
 (ランドルト環を描いた紙をお持ちです)と同じになるまで、
 ぐるぐるって、まわしてみて~??」
っという
ウチの子たちにとっては、かなりハードルの高い検査なのです

だって
食べている最中のリンゴはカバに変身し、空き箱は電車に変身
毛布は海や草原に変身してるし、イスはトンネルに変身
‥という『みたて』遊びで、いくらでも時間が過ぎていく、
そんな子どもたちですから


母子ともに初めてこの検査に臨み、『ランドルト環板』を手渡されたタは、
「なんだ!?この初めて見る、面白そうな物体は~!?」と、『環』に夢中で、
ぐるぐる回してみたり、手や足にはめてみたり、被ってみたりと、
どうやって遊んだら楽しいか!?、とことん研究を始め
もちろん、オバチャンのほうなんか見向きもしないし

結果、とんでもなく視力が悪いということになり2ヵ月後に再検査
うっとうしい感も、MAX‥でしょう??

なので
7年前のあのとき、再びあの面白そうな物体を手渡されてしまい、
ソレに夢中になることがないように、
『オバチャンの持つランドルト環と同じ向きまで回すためだけのモノ』を
作成しました

もちろん、コレで、再検査はバッチリ

2年後のユちゃんの健診のときにも、この視力検査装置(!?)を持参し、
保健婦さんには「おかあさん!!スゴいもの、もってますね~~!!!」と、
大爆笑され


そして、なんとこの装置(!?)大事にとってあったので、
しばらく前から、エくんと家で練習しておいたもので

案の定、その視力検査の空間から、なんとか脱走しようと、
オバチャンの顔すら見ようともせず、
『ランドルト環板』も投げ出して、私の膝からもすり抜けようとするエくんに、
カバンの中に潜ませていた、この装置を見せました!!

すると、すんなり検査に入れましてね

滞りなく両目の検査を終えたあと、またしても保健婦さんに
「おかあさん!!スゴいわ!!ソレ!!どうやって作ったん?」
と、大爆笑されました


だって絶対に再検査はイヤだったのよ~~~!!!



そして残るは最大の難関、『問診
前にも書いたかもしれませんが、
とにかく、一般の方にはあまり広く知られていないかもしれませんが、
大津市の健診で行われているこの問診は、『大津方式』と呼ばれ、
非常に有名なものらしく
1歳9ヶ月健診2歳6ヶ月健診の日記も、もしよかったらどうぞ

つまりはですね
「疑わしきは全て見つけ出す!!」という意気込みの感じられる、
非常に細かいチェックポイントについて、すべて合格しないと
無罪放免にならない、というハードルの高いものでして

ウチの子は皆、これが苦手なんですよ~~~!!!

だいたい、初対面のオバチャンと楽しく遊べったって、
まず、基本的に‥無理やっちゅうねん


だいたい毎回、どの子も、一人目の係の方では埒があかないので、
奥の方からベテランさんを呼ばれることになります

昨日も「おなまえは?」「エくんはいくつ?」「エくんは男の子?女の子?」
‥などという、エくんにしてみたら、
何の興味もなければ、意味もない質問から始まるので

もちろん、
「ちっち(自分のこと)、かば、しゅき~!!!らいおんもしゅき~!!」
‥などという答えをしてしまうものですから

「コミュニケーションの相互性に、ねぇ。ちょっと問題が‥?」
などと言われる訳ですよ
(余談ですが。↑ここまでの話をオトウチャンにしたら、
 「『はい、そうなんです。ありがとうございました。』言うて、
  そこで帰ってくればよかったのに」と言っていました

しかし、まぁ
丸や三角、十字型などの図形のピースを、同じ形のものの上におけるか?とか、
悲しい、嬉しい、怒っている‥などの表情をしたイラストの中から、
口頭で問われた、それぞれの感情を表すものを選びだせるか?とか、
色を答えるとか(色の概念って、案外難しかったりするのよね?)
‥そのへんの知能的なことには、問題はなさそう

要は、聞かれたことに正しく答えずに、
自分の話ばっかりするところに、少々問題アリ、と思われたらしいので

以前、体重の話をされそうになったときのように、先制攻撃

 あぁ。自分の興味のあることでなかったら、
 耳にも入らないんですよ、このひとは。
 興味あることと、全く興味ないことが、ハッッキリしていますからね。
 自分で納得しないことには、なかなか新しいことはしようとしませんし。
 言葉が出てくるのも随分遅かったですし、よその人と会話が成立するように
 ようやくなってきたところでもありますしね。

 お兄ちゃんもね。
 これくらいのときには、スゴかったですよ。
 集団で何かをするのは、全て拒否してはりました。
 一人で、輪に入らない、プールにも入らない。入園しても、部屋に入らない。
 それでも、自分で納得できたら、むしろ先生の言うことは
 ちゃんと、クソ真面目に遵守する子になりましたから。

 私も、クソ真面目すぎたりして、お友達とトラブルになったりしていないかどうか、
 いつも気がかりで、毎年先生に聞くんですけど、
 そんなことはない、と先生も仰るので、
 「この子はこういうタイプの子なんや」と受け取るようにしてます。

 間違いなく、この弟のほうも、同じようなタイプやと思ってます。
 っというより。
 この子が、これくらいの年齢のときのことを思えば、
 一番、周りの状況をしっかり読んでいるし、コミュニケーション力も
 あると思う、というのが正直なところなんです。


すると、半ば同情したように、
「そうだったんですか~初めてのお子さんが、園ではそのような様子ならば、
 おかあさんも、心配されたでしょう??」と言われましてね

正直なところ、私は、
 
え!?それって、心配せなアカンことやったんですか!?
っと、切り返したかったんですが

これ以上ケンカを売るような真似をするよりも、早く帰りたかったので
「えぇ、まぁ。」くらいに答えときました

そのおかげか!?
「まぁ、ごきょうだいも、似たような傾向をもっておられて、
 その後、何のトラブルも問題もなく過ごしておられるようですし。
 何より、おかあさんがど~んとそれを受け止めて、
 うまく対応しておられるようですしね」と、
無罪放免の方向へ!!

最後のまとめとして、
「前回と、前々回の健診では、ねぇ。
 身長は下ギリギリのライン上で、でも、体重は真ん中あたりだったので、
 ちょっとぽっちゃり型だったようですけど。
 今回は随分とバランスがよくなってきてますね。
 おかあさん、何か、気をつけたり努力されたことがあったんですか?」
と、私へのねぎらいの言葉をかけてくださったつもりだったのかもしれないのですが

 え!?前回って、そうだったんですか?
 すいません、全然知りませんでした。
 (‥じゃなくて。本当は、前回の日記見れば、明らかに書いてあるんだけど、
  意識して忘れていたのでございます。)
 もちろん、何の努力もしていませんよ。

 お姉ちゃんなんかもっとすごかったんですよ。
 2歳半のときの肥満度なんか30%超えですから。
 それでも、何に気をつけることもなく、変えることもなく、
 ちゃんと普通の体型になったんですよね。
 この子も同じように成長してきただけじゃないですか?


っと
最後まで、一人でケンカ腰なまま、
正真正銘、最後の集団健診を卒業してきたのでありました


あぁ~~!!!せいせいしたっ!!


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2 コメント

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うちの子もです (嵜川 智珈子)
2013-09-04 20:00:28
こんにちは。

埼玉県に住んでいます。

明後日4歳になる女の子の母親です。

視力検査ができずに、今日まで三歳児検診にいかず。。。。

とうとう行ってきましたが、うちの子もこうでした。

そして、もう4歳に近いのにといわれ、療育センター送りになりました。

いろんなものに興味を持ちすぎるといわれました。

知能に問題はないようだが、、、と。

落ち込んでる所に、このサイト様に出会えました。

また、頑張る気持になれました。

ありがとうございました。
こちらこそありがとうございます (acco)
2013-09-05 14:08:23
このごろはすっかりこちらを放置していたのですが‥。
久しぶりに書きこんでいただき、とても嬉しいです。

しばらく前に書いた記事なので、
改めて読み直してみました。

この記事の時の3歳児は、来週7歳の誕生日を迎えます。
一年生です。
同じような傾向(もっと酷かった!?)をもつ兄は、
中学2年生、姉は小学6年生です。

結論から言って、
療育センターに通うことのないまま、
幼稚園や学校に通ってきましたが。

今、思うのは、
当時勧められたまま療育センターなどで
このような特性をもつ子どもとの関わり方、
日々の生活の中での導き方などを、
自分から積極的に知っておいてもよかったのかもな??
ということ。

学校生活を送る上で、ものすごく困った点はありませんが、
まぁ、大多数に分類されるほうではない子たちのような気もします。

でも、私自身も「大多数」には分類されない気もするので(笑)
それもまた、良いかな、と(笑)

大事なのは。
何処へ通おうが、どんな指導をされようが、
また、それを拒否しようが。
母親として、自分の子どもについての【プロ】に
ならねばならない!!ということ。

子どもがどんな壁にぶつかっても、トラブルに巻き込まれても、
「あなたと一緒に乗り越える。あなたを支える。」
という気持ちを、まず母親がいつも忘れず持つようにすれば、
大抵のことは、時間さえたてば、
なんとか乗り越えていけるものだと思います。

すみません。
私も3年前、こんな記事を書きながらも
迷ったり落ち込んだりすることも多々あったことを思いだしてきて、
いろいろ書いてしまいました(汗)

お母さんが笑顔で居れば、たいがいのことは、うまくいきますよ♪
頑張ってくださいね!!

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