あかりパパの鉄分日記+バス

鉄道ビギナーの何気ない日記
身近な阪神電車を中心に関西の鉄道やバスを見た、撮った事を載せています。

阪神電車の希少車 その2 阪神9000系ラッピング車

2009年11月02日 | 阪神電鉄
阪神電車の希少車の2番目は近鉄乗入れ用になり神戸観光のラッピングをしている9000系9207編成です。
希少度はAAレベルでしょうか。



ラッピングを担当することになった9000系は阪神大震災の影響で車両不足になったため急遽製造された車両です。そのため製造メーカーの違いや工期短縮のため当時の阪神では珍しくステンレス車体で製造されました。他の急行系車両に比べて異端的車両でしたが阪神なんば線開通向けてステンレス車体とVVVF制御、まとまった両数を生かして近鉄乗り入れ対応に改造されました。1000系が独特のデザインの装飾を施しているのに比べて9000系はシンプルに明るいオレンジ系の車体帯のデザインになっています。
個人的には9000系のほうが好感がもてるデザインです。

その内の9207編成が阪神なんば線開業後に神戸への観光客誘致のためにラッピングをして営業に就いています。
この編成の希少度が高いのは期間限定だろうなのと運用範囲が広いので目撃回数が少ないという点によるものです。
この車両は阪神なんば線系統だけではなく山陽への直通特急運用にも入ることがあるので運用範囲が西は姫路で東は梅田、そして難波を経て奈良まで広範囲になりますし、近鉄線内の運用に就くこともあります。そのためどこを走っているかが追跡しにくい車両です。
そのため目撃した時点で即撮影する車両の一つになってしまいました。

今のところ直通特急運用に入ることは少ないようで私も2回ほどしか見たことがありません。




この編成を撮影する場合は可能な限り姫路寄りの9208号側から撮ることを心がけています。
なぜなら9208号の前面にも装飾がされているからです。

拡大してみるとかなり細かいデザインになっていることが分かります。


ちなみに大阪・奈良寄りの9207号側には何も装飾がありません。

快速急行での増結を意識してあえてしていないのでしょうか?

また現在9000系と1000系のには日本鉄道賞受賞記念のステッカーを前面に貼っていますがこの編成には貼られていません。9207号だけでも貼ったら良いのにと思うのですが。

少しでも長くこのラッピング姿を維持してもらいたいものです。

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