先日日帰りツアーで広島県の宮島に行って来ました。
ツアーなのであまり趣味の行動はとれないなあ、と思っていたらそれなりに楽しむことができました。その中から本土と宮島を結んでいるJRの宮島航路の船を紹介します。
JR宮島航路はJR西日本宮島フェリーが運航している日本で唯一の鉄道連絡船になります。
宮島口~宮島を結んでいる航路で、同じ区間を平行して広電グループの宮島松大汽船も運航しています。今回私は宮島松大汽船を利用したので並走やすれ違ったり、宮島の海岸などからJRの船を撮ることができました。
現時点では最新の「みやじま丸」です。
宮島フェリーのHPによると日本初の小型電気推進旅客フェリーだそうです。
船の一階は片側は車両甲板でもう片側はバリアフリールームになっています。
そのため右舷と左舷では外観が異なります。
バリアフリールーム側が厳島神社側になるように運航されています。
「みせん丸」です。
この航路では初の前後対象の船体構造です。
そのため入出港時に船体を回転させる必要はありません。
宮島航路では一番古い「ななうら丸」です。
他の二隻とは違って前後対象の船体にはなっていません。
またこの船は国鉄分割民営化前に建造されたので、現役最後の国鉄が建造した連絡船になります。
来年の今頃にはこの「ななうら丸」の代船となる新造船がデビューすることが発表されています。
最後の働きをしているところが撮れて良かったです。
以上です。