神戸市営地下鉄海岸線開業10周年記念列車のその後

先日のブログで紹介しました神戸市営地下鉄海岸線開業10周年記念列車ですが、先週のうちにイベントで描かれたイラストが剥がされてしまいました。

 

7月19日の時点ではイラストがありました。

 

しかし、翌日の20日には元通りになっていました。

 

山側も元通りです。

もう少し長くイラストを見たかったのですが、残念です。

阪神三宮駅3番線が変わりました

先日の7月23日に改修工事中の阪神三宮駅の3番線の線路が移設されて、ホームが広くなりました。

そこで簡単ではありますが、通勤途中に見たホームの変化をレポートします。

 

移設工事数日前に駅構内に張り出された案内ポスターです。

新設ホーム分約40mほど東側に移設されるのが分かります。

 

移設前日の光景です。

この降車ホームの使用もこの日までです。

なおこの部分のホームはまだ使用するので仮設にはなっていません。

 

従来の3番線に停まる9000系です。

 

3番線の大阪寄りです。

当然ですが、すでに明日から使用する線路が完成しています。

 

この大阪寄りのホームは、線路がカーブしているために車両とホームとの間隔が広い所があって危険でした。近鉄の車両ではもっと間隔が広い個所があって乗り降りに注意しなければなりませんでした。

 

翌日から使用されるホームです。

深夜の作業に備えて多くの資材が準備されています。

 

 

そして、23日の朝です。

朝7時前の光景です。

最後の仕上げ作業中でまだ数多くの作業員の人が作業を続けていて、近寄りがたい雰囲気でした。

この日の三宮発梅田行き特急は3番線から発車できたのでしょうか？

 

この日の帰宅時から新しい3番線を使用することができ、観察することができました。

前日まで車止めがあった場所です。

23日の時点ではまだ塞がれていませんでした。告知ポスターによると24日から塞がれて使用できるようです。

 

新しい終点です。

この線路は駅改修工事の完成時には姫路行きの線路になるため線路はホームの下に続いています。

 

ホームの幅が広くなった部分です。

トンネルの大きさは変わらないのですが大変広く感じます。

 

新設されたホームです。

ホームの山側は仮設ですが、線路側は本設のホームのようです。

 

線路側の壁にはまだ開口がある所があります。

 

一か所だけ設置されている化粧板です。

改修工事完成時にはこの化粧板が駅構内の壁に設置されるのでしょうか。

 

阪神電車の最後尾が停まる位置に化粧板があるので、工事完成時の雰囲気が感じられます。

 

以上で今回の阪神三宮駅3番線移設工事のレポートを終わります。

今後は1番線の移設や東改札口の新設などまだまだ大がかりな作業が残っています。

今後も三宮駅の変貌に注目していきたいと思っています。

山陽電車のヘッドマークが変わりました

今週にはいってHMがはずされていた山陽電車の直通特急用の5000系ですが、昨日からデザインを変えて再びHMが装着されています。

マイミクさんやtwitterのフォロアーさんの情報によると、今回のHMは3種類のデザインがあるようです。
昨日と今日でとりあえず3種類のHMを撮影できましたので紹介します。



赤色のヘッドマークです。
鯛とちょいのりバスのデザインになっています。
周りの赤帯に溶け込んでいる感じがします。



青色のヘッドマークです。
明石大橋とちょいのりバスのデザインです。
周りの赤帯にもデザインが溶け込まなくてはっきりとしていて個人的には好きです。



緑色のヘッドマークです。
明石の天文科学館とちょいのりバスのデザインになっています。


HMのデザインからも分かるとおり今日16日から運行されています明石市内のちょいのりバスのPR向けのHMです。
ちょいのりバスの運行期間は8月31日までなので、取付期間もその間だと思われます。
そのため甲子園球場で阪神戦がある時に出るタイガース副標とのコラボも今月末か来月末の試合開催日に限られてしまします。

この夏は山陽電車5000系が注目です。

開業10周年を迎えた神戸市営地下鉄海岸線

私が毎日通勤で使用しています神戸市営地下鉄海岸線が7月7日で開業10周年を迎えました。

それを記念して先日の10日には御崎公園駅でイベントが行われていました。
残念ながら私は家の都合で行くことが出来ませんでした。
しかし、今年の海岸線は10周年を記念して装飾を施したりヘッドマークを付けて走っている車両があり、通勤途中で撮影することが出来ます。

そこで、今回はそれらの車両について報告します。


恒例になっていますが、毎年7月に神戸市営地下鉄では七夕列車を走らせています。
海岸線でも今年も2編成が七夕列車になっています。


5102号編成が「ひこぼし」号。


5101号編成が「おりひめ」号として走りはじめました。

今年のヘッドマークには下半分に「みなさまに愛されて海岸線10周年」という文字が入っています。


「おりひめ」号の5101号編成ですが、10日のイベント後に外観が大きく変わってしまいました。


浜側の側面の窓下や戸袋の所に10日のイベントでイラストが描かれたようです。
各車両趣向を凝らしたイラストが描かれています。


山側の側面には秋に神戸市内で行われますイベントの広告が貼られています。


また、客室の窓ガラスには子供たちの短冊に混じって開業10周年記念のステッカーが貼られました。
このステッカーは5101号編成にしか貼られていません。


その代わり海岸線全ての車両には写真のように扉上の広告スペースに記念広告が入っています。




海岸線の車両には七夕列車の他に鉄人列車と三国志列車が常時走っていますが、そのどちらにも当てはまらない編成には写真のように10周年記念のヘッドマークが取り付けられはじめました。

今回紹介した10周年記念装飾やヘッドマーク付き編成は今年いっぱいの運行になるようです。
西神・山手線の車両にもヘッドマークが付いているようですので、いつかは撮影してみたいです。

神戸市営地下鉄海岸線 開業前夜

早いもので今年も7月になりました。

7月7日は七夕です。鉄道界で七夕といえば京阪電鉄交野線でのイベントが有名ですが、私がいつも通勤で使用している神戸市営地下鉄海岸線の開業した日でもあります。
さらに今年は開業10周年と節目の年でもあります。

そこで、今回と次回のブログの更新では当時撮影した写真を紹介したいと思います。

今回は開業する一年前の2000年の神戸まつりでの光景です。
神戸まつりと地下鉄はあまり関係ないように思われますが、一度だけ地下鉄の車両がパレードに参加した事がありました。

当時は一年以上前から試運転や習熟運転のために神戸の川崎重工兵庫工場で海岸線用の5000系電車が製造されていました。
その製造したての新車をパレードに参加させていました。
これは製造した車両を川崎重工兵庫工場から海岸線の車庫になる御崎公園の車庫に輸送するタイミングが神戸まつりの期間に合致したために実現できたサプライズ参加でした。



当日は前日深夜に川崎重工の工場を出発した車両が三宮フラワーロードのパレード出発地点近くに待機していました。





電車を引っ張るトレーラーも含めて、パレードに合わせて風船などで装飾されていました。
「夢かもめ」という愛称がついていたのでカモメの絵もついていました。


前面に取り付けられていたヘッドマークです。


今では見ることができない妻面の様子です。
こちらもマークが付けられ装飾が施されていました。

今考えると太陽の下で海岸線の車両を撮影できたのはこの時だけでした。
海岸線は車庫も含めてすべてが地下路線になっているので、車両が地上に出ることはありません。
今となっては貴重な記録です。
ちなみに海岸線の車両は地上を走らないため客室の窓には普通の電車には付いているカーテンが付いていません。


パレードの話に戻りますが、この時5000系車両は神戸市交通局のパレード隊と共にパレードに参加しました。
そのパレード隊には市バスも何台か参加していました。



当時最新鋭だったCNGノンステップバスです。
神戸市バスでは珍しくなった富士重工の車体です。
このバスは今でも魚崎営業所で活躍しています。



その他にもボンネットバスの「こべっこⅡ世」号やシティー・ループバスも参加していました。
この辺りのラインナップは今の神戸まつりのパレードとあまり変わらないですね。


次回は海岸線開業後の様子を書いてみようと思っています。