あかりパパの鉄分日記+バス

鉄道ビギナーの何気ない日記
身近な阪神電車を中心に関西の鉄道やバスを見た、撮った事を載せています。

今年一年を振り返って

2010年12月30日 | 阪神電鉄
今年も残り少なくなりました。
そこで、今年一年の阪神電車などの話題を振り返ってみます。

今年の大きな話題としては、阪神では最後の行き先標示板付き編成だった5143号編成が廃車になったことでしょうか。

阪神なんば線開業後もしぶとく生き残り、故障にもめげずに奇跡の復活を繰り返しながら頑張ってきましたがとうとう後輩にバトンを渡してしまいました。

残念なのはさよなら運転もなく静かに引退したことでしょうか。それはそれで阪神らしいのですが。

逆に明るい話題としては、新型普通車5550系の登場ですね。


武庫川車両が無くなってからは1000系は近畿車輌で製造していましたが、この5550系は車体製造がアルナ車両で艤装が阪神車両メンテナンスが担当した阪急阪神ホールディンググループ内で製造された初めての車両です。
また、この5550系は1000系をベースに電装系が設計されているので、普通車系では初めてモーターが無い付随車が編成内に存在します。
普通車系では少し異色の内容になっています。
そのためか、車両の艤装完了後は試運転を繰り返しながらデビューに備えていたようでしたが、5143号編成が引退した後もなかなか営業運転には就いていませんでした。

しかしなんとか年内の12月29日から営業運転を開始しています。


他に車両系の話題では1000系の増備とそれによって2000形が1編成廃車されたこともありました。

年に1本ベースで1000系が増備されると再来年には2000形は全廃してしまい、急行系車両で阪神顔の電車を本線上で乗ることができなくなってしまいます。
阪急に比べて急速に車両の取り替えが進んでいます。

施設面の話題としては御影駅の改修工事が始まったのには驚きました。

三宮駅、甲子園駅と合わせて特急停車駅のバリアフリー化が進められています。
ただ線路の配線まで変わる他の2駅とは違って、エレベーターの設置と改札口の移設工事だけなので来年の夏前には完成するそうです。
その他では、武庫川=甲子園間と芦屋=魚崎間で高架化工事が継続中です。
芦屋=魚崎間は上下線共に仮線になってしまいました。
武庫川=甲子園間も来年には最初に梅田行きの線路が仮線になります。
だんだんと地上を走る阪神電車を見ることができなくなってしまいます。


阪神電車以外の話題では神戸電鉄の701号電気機関車の引退が確定したことが自分自身の大きな出来事になります。

関西圏でも数少ない現役機として頑張ってきた同車ですが、老朽化には勝てずに後身のモーターカーに道を譲るみたいです。

先日のブログにも書きましたが、できればサヨナライベントを開催して欲しいです。

このように去年ほどではありませんが、今年もいろいろ地味~に変化がありました。
来年は何があるのか楽しみです。

それでは皆さん、よいお年を。

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