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晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

やっと植え付け

2020-11-25 06:15:51 | 野菜・果樹づくり
このところ自然薯がらみで忙殺されていますが、
やっておかねば年が越せぬと昨日は違うことで過ぎていきました。
それはタマネギ苗の定植です。


去年までは自苗と購入苗くらが半々くらいだったが、
今年は4種の種を買って苗に育てました。
本来なら今月の初めに植え替えれば良かったが、
間引きをしなかったため小さく慌てて間引いて肥料をやって、
やっと植え付けに至ったという次第です。

まずまずに育ったが小さいのもかなりあり反省です。

穴あきマルチ分がちょうど400穴あるため大きい順から各100づつ植えて、
残りは捨てるのがもったいなくマルチ無しで200株植えた。

それでも少し余っていたが、
偶々通りかかった近所のおばさんが話しかけてきて、
良いのだけ使ってと渡し残りの始末が出来ました。

こんなにたくさんみんな育ったら使い切れなくて困るけど、
誰かにあげるとか何とかなるでしょう。
一仕事終えてやれやれです。
今日からは再びじねんじょ専業です。

< 秋深ば玉葱植えて春を待つ >
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関心と期待の広がり

2020-11-24 06:03:07 | じねんじょ
五日間にわたっての薯掘り体験と直売を無事終えることが出来ました。
通常今の時期は収穫途中で市中への販売はそんなにしないが、
今回は初売りを兼ねて市民へ広く知ってもらうため、
三連休を挟んで企画したものです。
新しい栽培者や普段売り先を多く持たない人にとって、
丹精込めて育てた自然薯が売れる喜びを感じ取ってもらえたと思います。


市民の中にも自然薯に関心を持たれる人が広がったように思う。
その表れが自分も作ってみたいと言う人が何人も現われ相談を受けている。
これも相乗効果の一つです。

じねんじょづくりは奥が深く一筋縄でいかないため、
活動のお手伝いをするサポーターに応募してもらい、
そこで栽培技術を学んでから始めて欲しいと話をしている。

5年位前からサポーター制度を取り入れ、
初期の頃は数人の応募であったが、
この2年間は定員いっぱいの10人づつ参加されている。
そして半数以上が2年目以降も活動に参加される効果が出ている。

4月から始まる来年に向けて早くも半数近くが埋まってきており、
関心と期待の大きさがうかがい知れます。
部会としても育てる体制の強化が求められます。

< 薯づくり夢とろろで夢語る >

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大好評です

2020-11-23 06:01:08 | じねんじょ
じねんじょ部会として初めて栽培畑の横で開催している、
直売と薯掘り体験が大好評です。
19日から始めて今日が最終日です。
売り先が少なかったりの新しい栽培者を中心に10人くらいが参加して、
昨日まで概算で50kgくらいを近隣市民の方々にお届けしています。

この売店は部会員のKさんが自前で自畑に建てたもの。
都市計画道路の広い道沿いながら人家は数百メートル先にしかなく、
田園地帯の真ん中にありブルーシートの壁面が目立ちます。
簡易建物なので台風時に直ぐに剥がせるようシートを張ったとのこと。

この道路は全面開通しておらず普段は地元の人が通過するくらいだが、
市広報での告知と20日付の中日新聞で紹介してもらい、
多くの来場者を迎えることができました。
私の薯はここには出荷していないが毎日11時ごろにお邪魔して、
みなさんを激励しています。

今回の狙いの一つは普段自前の販売ルートを持っていない栽培者が、
自分で作った「夢とろろ」を自から売ることに意義があります。
更に広く地域の方々に自然薯の産地が地元にあることを知ってもらえたことです。

今年はここ以外に29日(日)ローレライ麦酒館駐車場で犬山フードパークイベントへの出店と、
12月22日(火)犬山市役所内で昼休み直売を行います。
これらは様々な相乗効果を発揮してくれるものと思います。

< 客笑顔直売所に薯の行列 >



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朝令暮改で泥縄

2020-11-22 06:06:05 | 社会のこと
新型コロナの感染者数が日々最高を更新しています。
この場に及んでやっと政府はGoTo事業を見直すことにした。
一日前まではそんなの関係ないと首相も大臣も継続と言っていたのに、
一夜明けての停止表明はいかにも「朝令暮改」のそしりをまぬがれないのでは。

更に制度設計はこれからというから、
具体的発表は三連休が終わってからになりそうだ。
あらゆる事態を想定して動いているのが優秀な官僚と思っていたが、
これでは我々庶民がおちいる「泥縄」と一緒では情けない。
20代の官僚がどんどん辞めていると聞く。
希望のないところに未来はない。

科学者集団を虐めておいて、
科学者の言うことを聞かず窮地に陥るってことは、
ブーメランの如く我身に返ってくることを政治家は肝に銘じるべきだ。

今年の師走や正月そして来年はどうなっていくのだろう。
人類は有史以来様々な天変地異と疫病に苦しめられ、
そして乗り切ってきた。
マクロとミクロで物事を見ることによって道は切り開かれると信じたい。

里は落ち葉の絨毯です。



< 縄なってプレゼントしよう政治家に >


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最大の難敵:湿害

2020-11-21 06:04:24 | じねんじょ
じねんじょの収穫時となって徐々に掘り進めているところです。
ただ一気にすべてという訳にいかない。
掘り上げたら洗って軽く土を落として天日乾燥させます。
常温で数日おいておくと水分が抜けてクタクタになってしまうため、
3℃の冷蔵庫で保存するのだが入れる量にも限りがあります。
直ぐに販売したり産直行きであればいいが、
今は予約していただいた12月上旬出荷の量を確保することです。

掘り上げてみて表面の姿見はまあまあであっても、
裏を見ると愕然とします。
例えばこれ一昨日に研修畑で収穫し水洗いしたところです。

一見良さそうだが裏を返すとこんな具合です。



真ん中の2本は途中で他は先端で湿害となって腐りかけています。
2本は軽傷であったため先へ伸びれたが、
他は生長点を痛めてそこで止まっています。

これらはこのままでは商品化できない。
かといって捨てる訳にいかず良いところだけカットして、
真空パック化するかすり下ろして冷凍にします。

ではどうしてこうなるのだろう。
栽培じねんじょは専用の土を入れた筒状の中で育てるのだが、
上からの雨水と下からの湿気が筒の中へ侵入し、
それが抜けきらずある個所で滞留した結果、
多くはその先へ伸びきれなかったものと思われます。

天然の自然薯は山の傾斜地で何年もかけて大きくなるため、
基本的に湿害は起きない。
ただ地土のため色が黒っぽくなり石があったりして真っすぐ伸びれない。

解決法は出来るだけ筒の傾斜をとることと、
大雨が降っても直ぐに排水できるようにすることだがこれが難題です。
平地の畑や田んぼ地は元々水平の土地のため排水しにくい。
筒の傾斜をとり筒の最下部を畝間より高くして、
畝高にするのが一番なものの相当な労力がいります。
来年の最大の課題となりそうです。

< 薯の湿害無くして表裏笑顔 >

コメント (1)
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