朝起きてまだ明け染めぬ薄闇の中から、
「チ・チ・チ・・・」と聞こえる鳥の囀りがあります。
スズメでもモズでもないです。
朝食を摂ってから家横の畑へ出かけるといました。

ジョウビタキの雌でした。
一ヵ月前に大陸からはるばるやってきた時は、
もっとカラフルな雄がこの地をテリトリーとしていたけど、
どうやら彼女が天下をとったようで雄の姿は見かけなくなった。
今週は毎日暖かいが続くとのこと。
穏やかな秋の日だまりは人にも鳥にも虫にも優しいが、
嫌虫が動き出すのはいただけない。
カメムシやゴキブリぐらいなら又かだが、
昨日は作業場付近で15cmぐらいの巨大ムカデに会ってしまった。

朝からごめんなさい。
始末させていただきました。
虫たちもこの陽気で9月の再来と勘違いしたのか塒から出てきたようです。
折しも人間界はコロナウイルスが増殖中で、
暖かいからと言って塒から出ていいのか迷える晩秋です。
< 暖秋に小鳥囀り虫動く >