知識不足段階での過去問題の取り扱いについてです。
過去問題の「味わい方」は、時期により色々あります。最初は読むだけから始まり、徐々に自力で作成する時期に移行していきます。知識不足は致命的なので、インプット作業自体は独立して早めに終わらせる必要があります。
そもそも、過去問題は「解く」というよりは「分析」すると言った方が適切です。むやみやたら無目的に書くだけなら何の意味もありません。時間の無駄です。その意味で、単純な「過去問○回まわした」と言うのは無意味なので注意しましょう。
①要求されているスキルを探求する。②そのスキルを答練等で実践する。③自分の理想の答案像のイメージを具体的に持つ。④定期的に過去問を利用し、イメージ通りの答案が書けるのかセルフチェックする。
「過去問をやる」というのは上記の一連の作業全体を意味します。