メゾチント。不思議な言葉。メゾチント。タモシャンタとか。
イタリア語でメゾは中間、チントはトーン。銅版表面にギザギザをつけると、この面は真っ黒になり、このギザギザを削ることで白が出るんだけど、削り具合でグラデーションが出せるそうです。版を塗り重ねることで出来る、カラーメゾチントというのもあります。
カラーメゾチントは色が暗闇に浮かんでいるように見えます。夏の夜にふと目が覚めて、薄明かりの中で見たもののようです。
浮世絵のように見える作品もあります。あまりにリアルで、写真?と思う作品もあります。
私が好きだったのは「廃墟」という作品。じっと見ていると、黒い雲が動いて見えるようでした。何度も行きつ戻りつして見ました。
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションにて。
イタリア語でメゾは中間、チントはトーン。銅版表面にギザギザをつけると、この面は真っ黒になり、このギザギザを削ることで白が出るんだけど、削り具合でグラデーションが出せるそうです。版を塗り重ねることで出来る、カラーメゾチントというのもあります。
カラーメゾチントは色が暗闇に浮かんでいるように見えます。夏の夜にふと目が覚めて、薄明かりの中で見たもののようです。
浮世絵のように見える作品もあります。あまりにリアルで、写真?と思う作品もあります。
私が好きだったのは「廃墟」という作品。じっと見ていると、黒い雲が動いて見えるようでした。何度も行きつ戻りつして見ました。
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションにて。