RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

接吻からトレモロ経由裁判員制度のハテナをバッテリー?

2008-05-19 17:02:27 | なんだろう?

(懐中にチクタクを 心にトレモロを

今日のヘッドグランドミュージックは
木村大の「The Cadenza 17」ギター演奏16曲
ギターの音は胸に来るね
心の臓の芯の弦に
トレモロトレモロバッテリーだね
ココロのバッテリー交換じゃ

外は雨・雨・雨
昨日の夜から大風吹いて
朝からず~と降り続いている
雨の日にはギターの音と決めている
と言ってみて・・・なるほどいいかも
と自己満足

おとといの土曜日は
天竺会のフルメンバー(いうても3人)
数ヶ月ぶりで会合です
自転車君の昼ごはんを作り雑用の後
続いて
晩のおかずも作り置いて
(豚のピカタにエリンギのソテー&わかめとみょうがの酢の物だあね)
で5分メイクでそそくさ夕方から出かけた
夜に集まるのは忘年会の時ぐらい
だから
なんかちょっとウキウキ気分である
考えてみたら夜の街もそこそこ見ておかなきゃア
いつも昼しか街を見ないのは片手落ち
であろう・・・これも調査ですもの(笑)

夜の街には夜の街にしかない顔があるね
なにしろ黒いスーツの兄さん達やら
同伴出勤?のお姉さん?達やら
コンパ学生のグループやら
何故か
おたまじゃくしとカエル人間もいたし
土曜日だからかどうかわからないが
比較的いや圧倒的に若者が多い
夜の天神大名地区だった

ソンさんのご要望で
監督 万田邦敏
脚本 万田珠実、万田邦敏
の「接吻」という邦画を見た
福岡一小さな映画館シネテリエ天神で
1日に夜1回のみ上映だから時間は選べない

小池栄子演じる孤独なOLが
一家3人を惨殺した殺人犯(豊川悦司)
の逮捕時のTVに映し出された微笑みに
魅せられて?
恋が情に 情が同化に 
とエスカレートし
ついには破滅へと向かうお話である
小池栄子が演技をしているのを始めて見たが
悪くなかった

面白いのはココロを捨てた殺人者より
その犯罪者に同化していく女のほうが
よほど狂っているように描かれていることである
素直に見るなら彼女の孤独感が
犯罪者の男の孤独感にトレモロトレモロ
バッテリー(笑)
で男が女に人間界に引き戻される
といったところだろうか
映画の中のセリフでは弁護士役の仲村トオルが
この京子という女に好意を抱き
彼女の暴走を「いちずな」という表現で
法廷外日常においても弁護士になっているあたりが
わかりやすいと勝手に納得しつつ見た

裁判シーンを見ていて思い出したのは
2009年(平成21年)5月21日に施行され
同年7月下旬以降に実際に開始される予定の

裁判員制度のこと


(その扉の向こうの未知の世界は最良か最悪か・・・。)

いろんな見識者の意見もあろうが
やっぱり疑問だらけなのである
何故に死刑か無期懲役を決めるような
重大事件のみに民意導入なんだろうか?
要するに生か死かをきめるのである
とんでもないことです
どうやら有罪か無罪かを判定するんじゃないみたいだ
たとえ有罪か無罪かを決めるのだとしても
どうやら1審だけらしい
無罪に決まっても検察が控訴したら
2審では職業裁判官のみで裁判をするって
アメリカと違うからね推定無罪は現実には適用されないし
有罪率99%の日本の裁判が
無罪を無罪のままにはしないだろうし・・・。

意味あるのかどうか難しいところです
司法制度に関わり市民に情報公開といっても
かかわったことに関する守秘義務を破れば罰金だし
裁判が終わってもやっぱり話しちゃいけない気がするから
それに暴力団が絡まなくたって
報復逆恨みの危険は無いとはいえないし
買収なんかのスキマもできるかも

どっちみち
一般的にはやっぱり閉鎖的に変わりが無い
裁判に関われるといったって一生に1度か2度?
それもくじ運が良けりゃ(悪けりゃ?)ってことでしょ
その1部の人たちが強制的に
人の生死にかかわる判定をするって
その人たちの人生も変化させるような制度よね
犯罪のむごたらしい仔細や証拠写真やら
できれば見たくない

情報公開っていうんなら
行政がらみか大企業がらみ
公害・薬害なんかの訴訟のほうに
民意を問うべきだよね、情報も公開してさ

原則、裁判官3名、裁判員6名の計9名で構成する(法2条2項)。
ただし、公訴事実について争いがないと認められるような事件(自白事件)
については、裁判官1名、裁判員4名の5名の合議体で裁判することも
可能である(法2条3項)。
とあるけど
日本人は明らかに議論べたであるし
3分の1が職業裁判官だとしたら
あきらかに主導権は司法側だし
法律に素人の民意が生かされるとは思えない
やっぱり疑問だらけの制度って思う
最高裁様より「気軽に参加してください」
などと言われるとすると
ますますクエッションマーク???
なのだ
法律家を目指す人たちに裁判員させれば
どうかな?
学生はいいらしいけれど
でも
法学部の教授は裁判員になれないらしい
何故なの?

いや~久しぶりに
真面目に考えちゃったよ
映画「12人の怒れる男」の様にはいかない
と思うね当たり前だけど
無理があるでしょ
ヘンリーフォンダは男前すぎるし


雨が降り続いてます


(大樹の下で大樹を見上げ天に声を吐いても声は自分にかかる)





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