RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

世の中で一番崇高な愛は「隣人愛」

2007-04-07 00:46:50 | そやね~

(満開の桜の下には・・・近所のおばさんが。)


桐野夏生の「天使に見捨てられた夜」を読み終わった
借りた4冊の夏生本をローズのママに返しに行かなくちゃ
この作品は93年に第39回江戸川乱歩賞をとった
「顔に降りかかる雨」と同じく、女探偵村野ミロのシリーズで
この探偵がすごく人間的で、けっこうダメ探偵であることも
物語をおもしろくする要素になっている。
ミロが好意を寄せている、隣に住むトモさんは
ゲイでホモバーを営む二丁目の住人なんだけど
ノーマルなミロとゲイのトモさんの関係は当然、恋愛には
発展しないが、ミロが依頼人の探しびとのふるさとに行き
旅先から、寂しさにかられてトモさんに電話をするくだり
でこんなのがあったんだけど

「異性愛って難しいと思わない?」
トモさんは笑い、それから、同性愛も難しいよ、と答えた。
「じゃあ、あたしたちは何なの?」
「何だろうな」
トモさんは考え、それからこう答えた。
「隣人愛だ」
「隣人愛ね」
笑うと、彼はこう付け加えた。
「世の中で一番崇高な愛だ」
電話を切ると、私は少し幸せな気持ちになり、
もう一度ブランケットを被った。

これを読んだとき、るるは
「まさにそうよね」と
つぶやきました
人間がこの人類愛に通じる
「隣人愛」ってやつ
世の中で一番崇高かもしれない
この隣人愛
ないがしろにし、無くしていった結果が
今の世界の惨状を招いているんだ
そして兵士より教師を育てなきゃ
人類愛に満ちた教師をさ
って思ったのだった。
え?広げすぎ?
でも
隣人愛、隣国愛、は大事です

それでちょっと反省したのが
先日、隣の人が引っ越していって
引越しの挨拶にも来ないまま、出て行かれたのだけど
るるが2年前に、ここに引っ越して来たとき隣はまだ空室で
後に入ってこられて、たしか引っ越してこられた時に
挨拶に来られたと思う、でも共有部分でも
ほとんど出くわすこともなかったし
話す機会もないままだった、たぶんおつきあいがなかったから
出て行く引越しの挨拶もなかったんだろうと思う
たぶん・・・だけど

ちょっとまたも反省だ
しかし1年ちょっとで引っ越されたから
早すぎるよねサイクルが、って思うけど
るるも引越し女だから
あんまり親しくなると
別れる時がさびしいしねえとも思う
難しいよ「隣人愛」もね
まあ、愛さなくてもいいけど
お隣さんとは、ちゃんと仲良くしましょうよ

はい・・・アイムソーリィ・・・。
ミアネヨ。・・・不好意思(ブハオイィス)・・・。

そうそう5日から
チェン・カイコー監督の映画「北京バイオリン」
がドラマになって「NHK衛星第二」で始まりました
監督もそのままに
芸術総監督として参加
また主人公の父親役も、映画の同役同様
(リュウ・ペイチー)が演じているよ。
みなきゃ
これも隣国愛への勉強の第一歩よ
第2歩がなかなか踏み出せないのだけど

反省・・・。
反省サルるるに愛の手を






最新の画像もっと見る

コメントを投稿