RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

約ひと月前の邂逅と薬効図鑑に無駄な人生を詭弁してみる日

2009-06-11 01:41:44 | そげんこつ!

(エサは梅雨を3日に1回程度)


疲れちまった 悲しみに
今日も小雨の 降り懸かる
入梅、入梅。
梅が入ると書いて
うっとうしい。と読む
身体は湿度大飽和状態
ずいぶん水分 ほんまに
ずいぶんなこと だこと
スカット爽やかな乾燥が
合間合間に 欲しいのよ
どんよりとした六月
水無月なのに水は降る
ジューンな月
でも
ブライドはいない
サムシングブルーな月
いるのは中高年に老年
サムシングニュウもない



(時々話しかけてやると赤紫に顔を染めたりするかも)


怒りも錨に繋いで
海の底に沈めて
重い身体をひきずって
えんやこ~ら
わたしは綱を引く
ろーエンド。ろー
ろーエンド。ろー

テレビで男が言う

『おまえの口から出る
その言葉、
聞くにたえない。
だが、その目。
その目は綺麗だ
汚すなよ、その目だけは。』

口説き文句なのかどうなのか?
微妙に説教臭い男が
若い女を見詰め
吐く台詞

君の瞳に乾杯!か?
完敗なのか?
そんなどうでも良い話も
入れてみたが
いっこうに爽やかにはならず
むしろ
湿った筵に座って
梅こぶ茶すすっている気分
爽やかには ほどほど遠い


(むしろ顔が白い場合の対処法は気にせぬこと)

むしろ?
むしろ筵を片手に持ち
ほっかぶりして
道行きか?
ここは
あだしヶ原なのか!?
六つの時が 七つ なりて
残るひとつが 今生の
鐘の響きの ききおさめ
寂滅為楽 と 響くなり
入水。入水。




そんな梅雨のうめき

無駄にさまよう独り言
この10年 
彷徨い続けている気もするが
行き着く先も見えぬままに
彷徨い続けて

疲れちまった
悲しみに
今日も明日もあさっても
きっと無駄に生きている

人間は無駄だ
究極に無駄だ
じゃこうねずみだって
そう言うだろう

この独り言が一番無駄 だ


無駄について考える
シャツにアイロンを かける
着る 汚れて 洗う 干す
乾く シワ 皺が できる
アイロンを かける
着る 汚れて 洗う 干す
乾く シワ 皺が できる
ん。
アイロンは かけない
シワのまま 着る
汚れて 洗う 干す 乾く
シワのまま 着る
汚れて
洗わない 干さない
汚れたまま 裏返して 着る?
いっそ 着ない!
汚れない 洗わない 干さない
アイロンしない
無駄が 無い
いや
そうか シャツを着たまま 
風呂に入り
シャツの上から一度 洗う
流す 洗う 流す

風呂から上がって 
濡れて身体に張り付いた
シャツの水分をバスタオルで
拭い
ドライヤーで乾かせば
身体がアイロン台替わりになり
無駄はへる?
どうかな・・・。
いうてなさい!


(あまぐりさんから貰った中国鍋ストラップつゆだく!)

アイロンは兎も角も
一人暮らしの母は
掃除が好きじゃない
というか苦手である
いや
「苦手じゃないわ、忙しいだけ!」

言うかも知れないが
どちらにしても
母の部屋に着いたら
とりあえずシートモップで床の拭き掃除である

寝室はたたみの部屋でベッドが置かれている
モップでたたみも拭けるけれど
ぬぐいきれぬ部分もあろう
かなりほこりが溜まっている
部屋の隅や角にも

掃除機をかけようと思い
「掃除機はどこ?」
って聞いた
「出してないよ
押し入れかな?天袋かなあ?
どっかにあると思うんだけど」
「えっ!?
最初から出してないの?
だってもう
ここに引っ越して二年やろ
一度も掃除機かけてないってこと?」
「そうよ、ほうきとモップでするから
それに
掃除機かけは腰が痛くなるしね。」
とおっしゃる
そうか
この家は二年間一度も
掃除機かけたことないってことね
ふーむ
まあ
昔々の日本家屋なら
ほうきと雑巾でこと足りる
昔は掃除機自体なかったしね
いやいや!しかし
ここは近代集合住宅である
アルミサッシに密閉されて
ゴミもはきだしにくいし
細かいホコリはとりにくい
「掃除機かけなけゃ ダニがわくよ!」
と言うと
「そんなものに 噛まれたことないわ。」
と母は言う
「いや噛まれるとか~じゃなく
ホコリと共に死骸を吸い込んじゃうから
だめよ 喘息とかの引き金になるかも!
よ。」
と小声でつぶやき
「掃除機だそうよね・・・。」

何処にしまってしまったのか
大捜索である
玄関横のもの入れから発見!
とりあえず窓をあけて掃除機フル開店
いや回転した
確かに腰にくるね 掃除機かけは
腰痛持ちには辛いから 仕方ないけど
たまにかけてね
掃除機だしとこね

部屋の隅においておいた

その後
東京の姉が母の家に行くというので
メールで掃除機出しといたから
かけてあげてねと送信しといた

しかしである
我が家は最近なかなか
掃除機をかけないのである
やっぱり
取り換えシートモップ
で すます日が多い
まあ4~5日に一回
下手すると1週間に1回
腰にきますから
そんなもんよ
人に偉そうには言えません

あなたは違う?
ふん
腰痛持ちじゃないのね


(これも天津みやげ~図鑑と卓上栗?)


関西から帰って
もう24日程も経ったが
日に日に
大阪にまた戻りたくなって
いる

天津のあまぐりさんからのメールに
関西弁で返信をする
又すぐに返信が来る
で又返信をする
又返信が・・・。
で返信をやめてブログを更新することに

兵庫の友から手紙が届く
阿波踊りのキーホルダーと
此の前撮ってくれた写真が一枚
自分の入った写真は
そういえば最近撮らないから
しげしげ見入る
なんだかなあ
変な中年関西人が映っている
カレンダーの裏に書かれた手紙
広げてみた・・・見慣れた文字
そして
変な関西人は私だけではないと
安心するのだった(笑)

で神戸の宣伝だけで
23日も経ってから
なんですが
大阪のさるく行を書かなかったのは
神戸を彷徨いすぎて
足腰がくたびれていたので
大阪はほとんど彷徨わなかった
からで
母が行きたいと思ってて
一人じゃ疲れてて
出かける気力が湧かない
けど
「行っときたい!」
という
『小袖展』に付き合ったのが
唯一の 大阪さるきんぐ だった

天王寺美術館まで
懐かしさ満載のこの美術館は
何十年変わることなく
同じ場所にあった
母が若い頃もあったらしいから
70年以上はここにあるのだろう
古い美術館なのである


(年季が入ってちょっと気むずかし風に建つ天美)



高校時代は学校が近いので
テリトリーだった
この界隈は
大阪そのものといえる
市内の猥雑な場所にある公園であり
今はきれいに保たれているのは
賛否両論あったろうが
有料になったからだ
昔は浮浪者さんも普通の人も
一緒に憩う所だった

懐かしき風景だった

天王寺美術館だ
裏にはボートに乗れる
ひょうたん池と日本庭園


(裏からも楽しめる天王寺のジャポンな池メン)

美術館は1936年に開館
住友家茶臼山 本邸跡の敷地を
寄贈され建てられた
裏の日本庭園「慶沢園(けいたくえん)」

明治41年から
名匠小川治兵衛により作庭され
命名は伏見宮貞愛親王
ここっが見れるから
有料でも許すことにする




小高い立地の美術館前からは通天閣が望める
公園の中には動物園もある
『小袖展』は
江戸中期後期の着物コレクション
の展示を主に
昔の名家の嫁入り道具やら 着物のひな型
美しき刺繍や 染め物が並ぶ
和服というものは まことに美しく
本当は合理的経済的に出来ているのに
洋服に押し切られて
晴れの時のみの装いに
なってしまった
残念ではあるが いたしかたない



個人的意見としては
袖がもっと短く
着丈がつい丈で
帯がかんたんに結べるなら
日常に着てもいいなと思う
戦国時代風?かな
お金持だったら何を集める?
と聞かれたら
金糸銀糸絢爛豪華な
日本の帯を集めたい気もする
博多も帯が有名だけど
おび という響きはいいね
色気もあるね
いやよ いやよと・・・・。
まあそれはともかく


(着物美人が沢山訪れる展覧会はまれ)



帯は派手でも
着物は地味めが 好きだな
着古してもほどいて
綿いれ半纏やなんかに仕立て直せるし
最後には座布団や布団生地にもなる
ボロくても布巾雑巾にもできる
お手玉なんかにもいい
じゅずだま 入りの
ね!
小豆は軽い気がするから

お手玉を知らない人も多くなった

おばあちゃんが昔作ってくれた
綿入れ半纏を着て
大学時代の冬を過ごした 
るるである
絹が襟足にあたると
優しい気持ちになる綿入れ半纏だった
つるっとしてさ
あれが無ければ
卒業設計は完成してたかどうか
わからんね
あの温もりは着古された
絹の歴史のささやきでもある
絹だけに かいこ 蚕 邂逅~。




新幹線に乗り
大阪から博多に戻って
あの日
博多駅に三時間はとどまっていた
家に帰りたくなかったから
このまま
また列車に乗って
北へあるいは南へ行こうかしら?
そんな事を考えてみたが
生憎お金がなかった…。
そんな落ち!?


(飛行機雲も笑ってらあ)

いけるとこまで列車に乗ってみても
良かったなあ
住み込み仕事を探して
どっかの田舎町で暮らす
苦虫おばさんか?
まあ結局
鉛足で帰宅した
そして1ヶ月

汚れちまった 悲しみに
今日・・・・は。
風呂のカビ取りをした
台所の流し・レンジ周りも
オレンジ洗剤で掃除した

だってさ
この集合住居も古くなって
しょっちゅう補修補修である
近々
排水管洗浄とやらが入るらしい
お知らせ紙が入ってたのよ
で、あわてて掃除よ!
おかげで
ちょっとだけ水周りが綺麗になった
でも
またぞろ 
すぐに汚れていくだろう
無駄だ
無駄こそが人生
この無駄話もそろそろ・・・。

やめるべきか?
そやね。


(図鑑の中身は動植物の薬効についてあるよ)





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