やりました!
阪神タイガース、セントラルリーグ、優勝です!!
巨人に3タテをくらわして、地元甲子園球場で優勝するのだから、阪神ファンにとっては最高の優勝決定だ!
18年ぶり6回目のリーグ優勝だというけれど、阪神の優勝はまだ6回目でしかない。
巨人は38回も優勝しているというのに。
ヤクルト、広島、中日の3球団でさえ、9回のリーグ優勝を果たしている。
広島の初優勝は、1975年。
ヤクルトの初優勝は、1978年。
その2チームは、それから9回も優勝している。
阪神は、今回がやっと6回目。
1985年、2003年、2005年が、最も近い3回だ。
伝統的な阪神-巨人戦などというが、今までの成績を考えると、古いだけで巨人とは大きな差をつけられているのが現実だった。
だから、素直にうれしい。
優勝インタビューでは、岡田監督が、「選手たちが力をつけている」「まだまだもっとうまくなる」と言っていたのが印象深い。
どうかこれから、巨人をしのぐような黄金時代を築いてほしいと思う。
思わず目頭が熱くなったのは、梅野選手が、亡くなった横田選手のユニフォームを持っていたことだった。
岩貞投手や、岩崎投手とも同期だった横田選手。
将来を嘱望されていたのに、難病にかかり、一度は復活したものの、結局野球を辞めざるを得なかった彼。
だが、伝説的な「奇跡のバックホーム」を残して去って行った。
今年亡くなった彼の思いを背負ってプレーして、優勝を果たした選手たちだった。
阪神の優勝が決まったら、14,15年前に一緒に勤めた方から、
「祝!阪神優勝」
のメールが届いた。
その職場では、私ともう一人が熱烈な阪神ファンだった。
そのメールをくださった方は、巨人ファンだった。
「いやー、強かった!リスペクト、見習うべき」
とも伝えてくれた。
彼は、私ともう一人の阪神ファンの方にお祝いメッセージをくれたのだった。
その思いやりがとてもうれしかった。
もう一人の阪神ファンの方は、私同様に「横田のユニフォーム」に涙しながら、阪神の優勝は自分の還暦祝いだと喜んでいた。
阪神優勝のおかげで、こうして、昔の職場の人との絆の強さを味わうことができた。
さて、これからしばらく後にはクライマックスシリーズもあり、日本シリーズもある。
めったになかった阪神の優勝。
これからも活躍し続けてほしいと思うなあ。