アルビレックス新潟、川崎フロンターレに3-2。
接戦に見えるけど、快勝!
おかげで、私の腰の具合も快調!
………とは、さすがにそううまくはいかないが。
昨日は、「アルビが勝利すると、私の体も気分が良くなり、痛みが軽減するはずだよ、きっと…!?」と書いては見たけれど、腰痛は単純じゃないなあ。今日も痛いよ。
まあ、そんな自分の体のことはおいといて!
最初に「快勝」と書いたけど、スコア上は、3-2。
接戦のようだけど、スタッツを見ると、
ボール保持率で63%対37%と圧倒。
シュート数でも、21本対6本と圧倒。
ここには出ていないけれど、ファウル数は新潟10で川崎16(だったかな?)。
いずれのデータも新潟が川崎を圧倒していたのだった。
試合は、新潟優位に進み始めていたところ、川崎に先制されて始まった。
先制すると負けない、という川崎。
先制されるとなかなか勝てない新潟。
だから、今日の試合もよくて引き分けか、と思ったのだった。
ところがそこから逆転勝ちするのだから、新潟の底力のすばらしいこと。
新潟側から見れば、「0-1」→「1-1」→「2-1」→「2-2」→「3-2」という展開。
この試合で見たのは、アルビの選手たちの個人技も相当高くなったということ。
それが、逆転勝ちを生んだということを、しっかり見させてもらった。
まずは1点目。
何といっても、三戸ちゃんの豪快なミドルシュート。
前節もゴールに成功した、無回転で強いシュートが打てるすごさ。
これが、コーナーポストに当たったはね返りを、ねらっていた鈴木が詰めて、しっかりゴールに流し込んだ。
三戸のシュート力、鈴木のFWとしてのねらう力のすばらしいこと。
逆転に成功した2点目。
コーナーキックからのチャンスで、高木の蹴ったボールがもう一度流れて高木に戻ると、そこからファーの位置にいた新井へ。
新井が、これを見事なボレーシュート。
右のアウトサイドでおさえたシュートが、ズバーンとゴールに突き刺さった。
新井の正確なキック力のすばらしいこと!
PKを与えて同点となったあとの3点目。
左から持ち込んだ太田が、相手DFをかわしながら、巻き込むような鋭いシュートを放つ。
これがファーの方から見事にゴールネットを揺らした。
太田のシュート技術のすばらしいこと。
得点の3点とも、すばらしい技術の結集されたものだった。
個人の技術のすばらしかったのは、シュートの場面だけではない。
他の面でも見られた。
「蹴る」「止める」の正確さで、川崎の選手たちを上回っていた。
新潟のパスは、とにかくよくつながった。
守備でも、川崎の選手たちのパスを奪取して自分たちの攻撃につなげるシーンのなんと多かったことか。
本来は川崎がしているはずのサッカーを、新潟の方が技術的により上回っているように見えた。
だから、川崎の方がファウルの数は多かった。
ファウルでないと、新潟を止められなかったということだ。
だから、後半は川崎の方が思い通りに行かずイライラしている様子が見えた
ここまでJ1でも通用する技術を、新潟の選手たちがもっているということ。
それは、ここまで練習で高めてきたということ。
そんなことが分かってうれしかった。
この勝利で、川崎にシーズンダブル。
この勝利で、新潟は今季初の2連勝。
ようやくの連勝だが、中身は濃い。
せっかくいい感じなのに、次の試合は3週間後までないのが残念だ。
残り5試合、どんどん連勝を伸ばしていこう。
Visca Albirex !!!