ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

ぜいたくな春の野の花花見RUNで足取りも軽く

2023-03-27 19:39:42 | RUN

前週の日曜日に新潟ハーフマラソンを走ったリカバリーを考えていたら、水曜日には卓球をして、その後はまたまたリカバリー。

そうしたら、今度は気温が低くなって雨降り。

まあ、そんなことを自分に都合のいい言い訳にしてダラダラしていたら、もう8日も走っていなかった。

来週の日曜日には笹川流れマラソン大会に出て、ハーフマラソンを走る予定なのに、これではちょっとだらけ過ぎ。

いくらなんちゃってランナーでも、少しは足慣らしをしておかないと。

そんなつもりで、10kmくらいはジョギングをしておこうと走り出した。

 

行先は、いつもの潟のある公園。

春の花々に会えるといいなあ、と思いながら出発した。

走り出すと、久々のせいか足が重い。

リズムもよくない。

2kmくらい走って、もう脚が疲れた感覚だった。

 

3km余り走ったところに梅の木があった。

白い花満開。

ちょっと気分をよくしたまま、潟の周辺を走る。

すると、ミズバショウが美しい時期を迎えていた。

その近くでは、暖色冷色取り混ぜて、ショウジョウバカマが美しさ全盛期。

もう咲いているかな、と思いつつ目で探しながら走ると、すぐにかわいいピンクの花が見つかった。

イワナシだ。

今年は咲くのが早いし、たくさん咲いているのを見て、なんだか胸キュン。

 

ピンクの次は、少し青系統の花を見たい。

あった、あった、咲いていた。

キクザキイチゲの青花。

 

午後3時過ぎなので、もうちょっとしぼみ加減だけど、会えてうれしや花いちもんめ。

雪割草も咲いているかもしれないな、と思いその場所へ。

枯れ草や枯葉で汚れた場所のものはなくなっていたが、斜面でしぶとく生き残ったものが咲いていた。

 

足元の野草ばかりに目が行ったが、頭上の木にも花はいっぱい。

まず咲くマンサク、まだ残っているものもある。

「馬酔木」をどうして「アセビ」と呼ぶのかわからんが、小さな花の集合体はかわいいもんだ。

ヤマザクラは、ソメイヨシノよりひと足早く開花中。

影響を受けたか、ソメイヨシノ(おそらく)でも一本だけ気の早いものがつぼみを開かせ始めていた。

レンギョウも、黄色があざやかだ。

サカキは、小さな花がすずなり。

ツバキも赤い花いっぱいだ。

次から次へと花に会える。

う~ん、なんとぜいたく(?)なRUNだろう!!?

 

こうして、開花中の花を見つけるたびに足を止めて撮影する春の野の花花見RUN。

走っては止まってパチリ、走っては止まってパチリ。

こんなことを繰り返していたら、重かったはずの足取りが変わっていた。

いいリズムで走れるようになっていた。

たくさんの花見で、身も心も軽くなったということだ。

 

11km。ぜいたくな春の花見RUNだった。

ただ、笹川流れマラソンでは、今日の倍の距離走るんだよな…。

…と、ちょっぴり不安なのは変わらないけど…。

 

コメント
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