青空の好天に誘われ、久々に走りに出た。
なにしろ「なんちゃってランナー」なものだから、走るのは週に1,2回になってしまっている。
がんばって走ると、体調不良になりがちになってしまったからね。
それでも、これだけの青空は久しぶりだ。
1週間も走っていないと、「体調不良になってもいいから、走りたい!」気分になるのだ。
走り出すと、この時期らしい風景に出合った。
雪がとけかかった田んぼに、白鳥たちがたくさん餌をあさっていたのだった。
こんなにいい天気が続けば、そろそろ白鳥たちも北帰行を始めるなあ。
春の訪れだな。
まだ両側に雪が残り、遠くに見える山々もまだ白いばかりだ。
そんなとき、こうして狭かった道も雪がとけて次第にいくらか広くなってきている。
こんなところにも、春の訪れを感じる。
でも、こうしておよそ5kmも走ると、横断歩道の向こうの道は、まだ雪で真っ白。
この先は、春の訪れはまだだなあ。
…では、戻ろう。
さすがに久しぶりなので、足が重い。
体に負担が少ないようにと、ランニングではなくジョギングで走っているのだが、きつくなるのが早い。
だから、帰り道では、きつくなって一度歩いた。
2年ほど前までは、こんなことはなかったのだがなあ…と、心の中でぼやきつつ。
まっ、しようがないや。
きつくなっても、走ること自体が難儀だとは思わない。
まだ、走るのは楽しい。
走っているときは、自分が生きているなあ、ということを実感する。
春の訪れを白鳥や景色で感じたこの日のRUN。
66歳の1年間も、季節を感じながら、走りを楽しんでいきたいな。