アルビレックス新潟にとって、5年ぶりのルヴァン杯の試合。
初戦は、アウェイでアビスパ福岡との対戦だ。
ルヴァン杯の試合は、DAZNでは放送がない。
昔のように、スカパーでないと、試合は見られない。
だけど、あえて契約してまで見ようとは思わないので、Jリーグの公式HPに出てくるテキスト速報を頼りにした。
先発メンバーは、おそらく両チームともリーグ戦とは大きく先発メンバーを入れ替えたターンオーバーをしてくるだろう、という予想通り。
アルビレックス新潟のメンバーでは、前節土曜日に先発した選手は、一人もいなかった。
だが、福岡も、実は同じであった。
テキスト速報を見ていると、前半こそ福岡の攻撃にあったようだが、試合の中盤辺りからは新潟の攻撃の文章ばかりが出てきていた。
なかでも、小見の名前がよく出てきていた。
前半22分 小見がペナルティエリア左から左足でクロスを送る。
前半29分 味方が左サイドへボールを展開。小見が反応するも、ボールは流れてしまう
前半30分 小見が抜け出し、ペナルティエリア左からシュートを放つも、村上のファインセーブに遭う
前半36分 小見がペナルティエリア手前から右サイドへパスを送る。松田が受けるも、ボールは流れてしまう
…小見が積極的に攻撃に絡んでいる様子が伝わってきた。
前半は、「前半32分 星を中心に相手陣浅い位置でパスをつなぎ、チャンスをうかがう」の表現からも、去年のように、ボールを保持しながらチャンスをうかがう試合ができているのだなと思った。
しかし、前半は、0-0のスコアレスで折り返した。
後半も、開始直後、「自陣から落ち着いてボールを展開している」とか「ボールを保持する時間が長くなっている」とかの表現があった。
後半8分には、ネスカウのヘディングシュートがポストをたたき、その跳ね返りに反応した谷口が頭で合わせるが、枠の右に外れてしまうという絶好のチャンスを逃すシーンがあったようだ。
こういうことのあとは、えてして…と思っていると、案の定、後半14分に福岡に先制を許してしまった。
福岡は、ここでゴールを決めた選手に代えて、ルキアンや山岸などのレギュラーを出場させ、試合を勝利に導こうとした。
しかし、相変わらず新潟は自分たちの攻めの戦法を貫き、ボールを保持しながらチャンスをうかがったようだ。
それは、谷口、小見、松田らを、吉田、シマブク、ダニーロゴメスらに代えても、変わらなかった。
何度かチャンスはあったようだが、「相手に防がれる」の文字が繰り返された。
86分には、長谷川巧に代わって、2種登録の石山青空が起用された。
高知キャンプの練習試合では得点も決めていた彼だ。
がんばれ!と期待した。
ダニーロゴメスも、得意のドリブルから仕掛けるシーンもあったようだが、時間は無情にも流れていった。
アディショナルタイムが5分あったが、1点が返せずに負けてしまった。
ずっと攻勢が長かったはずなのに…。
コーナーキック11本も実らず、か…・
残念だが、今季の公式戦初敗戦。
それでも、今日のメンバーは自分たちの課題がしっかりわかったはずだ。
今後の成長に期待しよう。
さて、土曜日には川崎フロンターレとの一戦。
ホームの戦いに備えたメンバーの奮起を期待しよう。
Visca Albirex !!!