なにげにただ通り過ぎることの多い道。
そのそばに、いろいろな種類の木が植えてあるスペースがある。
今日、少し回り道して通って見たら、驚いた。
今まで知らなかったけれど、春に花咲く木が何本もあったのだ。
最初は、遠くから見かけて、黄色い色をしているから、ロウバイかな?
そう思って、近寄ったのだ。
近づくと、確かにロウバイが満開の時期を迎えていた。
(ピントがうまく合わなかった)
そばには、紅梅が咲き始めていた。
黄色いロウバイ、そして紅梅とくれば、それなら白梅もないか?
と探して見ると、あったのですな。
(こちらもピントが合わず…)
蝋、紅、白…。
梅の花のそろいぶみですな。
うん、鼻を近づけると、それぞれいい香りだった。
ここで気付いた。
枯れた葉がたくさん付いている木があるが、妙に黄色が濃い。
あれは、何だ?
そう思って近づいてみると、その濃いものは、花だった。
春が来たら、「まず咲く」というマンサクではないか!!?
おお、すごい、すごい。
これって、今、満開の花の時期?
いつも見ている山のマンサクは、花びらが細くて少ないので、こんなにたくさん花びらが付いているものは見かけないのだ。
たぶん、これは園芸種なのだろう。
だけど、すごい輝きだなあ。
まるで、栗のイガが発達したような、立体的なお日さま(?)のような…。
暦は3月になって3日目。
いよいよ花咲く春が本格化してくるなあ。
楽しみだ。
そう思わせてくれる、梅のそろい咲き、明るく満開のマンサクの花たちであった。