私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

潮目が変わりつつあるか?

2010-11-05 | 6悩む
日増しに寒くなり、窓際の温度計が16度を示している。
これから一桁になるのはあっという間だ。

今年は、年初から「あと一歩だったのにねぇ…」と嘆くことの繰り返しで、タイミングを逃してばかりだった。

取り返しのつかない遅れも含めて、波に乗れない一年だったような気がする。

それでも、なんとなく潮目を読む私の感覚は冴えていたような気がする。
一歩遅れそうな予感が、いつも必ずしていたから。

世の中のゼロ金利と、家計収支の甚だしい悪化を切実に感じ、唯一の可能性としての「投資信託」という金融商品をこつこつ調べ始めたのは初夏のころだったろうか。
調べても調べても、星の数ほどある商品から、これという商品を選ぶことの難しいこと。

まだ、株式の方が随分わかり易い。

何となく購入して、十年近く抱えている「投資信託」もあるのだが、少しずつその商品バランスをとりながら購入しようとしていたところだった。が、今日、軒並み基準価格が大幅に上昇している。株式市況も上げ上げだったが、投資信託の基準価額の急上昇は、今これから購入しようと考えている自分にとって「またしても遅れをとってしまったか…」という感を否めない。

行き場のないマネーが、大きな流れとなってうねり始めたような気がする。
…あくまでも、裏付けのない個人的な感覚でしかないけれど。

デフレは過去のものになりつつあるかもしれない。

お正月の形だけは保ちたい…という気持ちと手抜き感覚とで、去年から求めているホテルや料亭の「おせち料理」。
ラインナップを眺めていると、予約料金の金額は軒並み5%余り上昇している。

野菜が高騰した為か。
輸入商品に限れば円高の効果でディスカウントにつながっているはずなのだが、国産品を使おうとすればそうもゆかぬ。
海産物はグローバルな需要増加で円高効果も薄い。

象徴的な季節商品の価額上昇に目を見張った。

来年の今頃は、想像しえないほどの転換が起きているかもしれない。
少しでも緩やかな変化と、ニッポンにとっての良好な環境が保たれることを祈るばかり。
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