私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

思考を触発する映画とドラマ(2)

2019-02-02 | 2見る・読む・聴く
「家売る女の逆襲」は「家売る女」の第二シーズンだが、待ちにまった番組だ。
ある種ロボットのような孤独な女が、シャープな頭脳で、家を売ることを通じ、人生で迷子になりそうな人達にポジティブに生きる道案内をする。

第二シーズンのテーマは、経済成長期を終えた日本の超高齢社会で生きる孤独な人達。
私も、自分の人生を三軒家女史に分析してもらい、より良き人生設計をしてみてほしいものだとさえ思う。

「モンローが死んだ日」は、小池真理子原作のドラマ。
予想した通りの展開があり、私にとってはいささか甘過ぎるエンディングが用意されてあったが、原作は果たしてどういう結末だろうか。

鈴木京香が用意した食事をトレーに配膳し、一人静かに食べる姿は身につまされる。
孤独な人生は、個食に象徴される。

生きる事は、淋しく厳しい。
けれども誰の生命も、最後のその時まで丁寧に生きられるべきだ。
中学生の時も高校生の時も、苦しい息で持久走を走りながら、それでも走り続ければ必ずゴールに辿りつけると思って走り通した。
生きる事は、持久走ににていると最近は感じる。

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