今朝、NHKの朝ドラ「舞いあがれ」をBSで一気見した。
連続テレビ小説を見るのは久しぶりの事であったが、すぐに発熱する舞ちゃんの様子に1週間分を見続けた。
舞ちゃんは大人を気遣う子供だ。
愛ある父と母の下に暮らしながら、大人に忖度して暮らしている。
その気遣いが彼女を知らず知らず縛り、ストレスとなっている様子だ。
私も周囲の大人に遠慮して育った子供であった。
私の周囲の大人には大いに問題があったのであるが、子供の私は周りの大人の問題には気付くことなく、ひたすら自分を追い込み、家に帰ると蕁麻疹が日常的に出ていた訳だ。
親戚の伯母さんや従弟たちと外食する機会があって「何を食べる?」と聞かれても、忖度する子供の私は自分が何が食べたいかではなく、何を食べるのが正解なのかを探っていた。外食の機会は少なく、正解は思いつかない。
それで「何でもいいよ」と返事すると、伯母は「そんな返事はよくない。自分が何を食べたいのかはっきり言う事ができないといけないよ。」と諭した。
結局何を頼んだのか覚えていないのだけれど、そんな事を言われたのは初めての経験で、あまり親密ではなかった伯母との唯一心に響いたやり取りであった。
そんな記憶を呼び覚ます「舞いあがれ」であったが、折も折、すっかりおばさんになった今の私も、原因不明の発熱に悩まされている。
連続テレビ小説を見るのは久しぶりの事であったが、すぐに発熱する舞ちゃんの様子に1週間分を見続けた。
舞ちゃんは大人を気遣う子供だ。
愛ある父と母の下に暮らしながら、大人に忖度して暮らしている。
その気遣いが彼女を知らず知らず縛り、ストレスとなっている様子だ。
私も周囲の大人に遠慮して育った子供であった。
私の周囲の大人には大いに問題があったのであるが、子供の私は周りの大人の問題には気付くことなく、ひたすら自分を追い込み、家に帰ると蕁麻疹が日常的に出ていた訳だ。
親戚の伯母さんや従弟たちと外食する機会があって「何を食べる?」と聞かれても、忖度する子供の私は自分が何が食べたいかではなく、何を食べるのが正解なのかを探っていた。外食の機会は少なく、正解は思いつかない。
それで「何でもいいよ」と返事すると、伯母は「そんな返事はよくない。自分が何を食べたいのかはっきり言う事ができないといけないよ。」と諭した。
結局何を頼んだのか覚えていないのだけれど、そんな事を言われたのは初めての経験で、あまり親密ではなかった伯母との唯一心に響いたやり取りであった。
そんな記憶を呼び覚ます「舞いあがれ」であったが、折も折、すっかりおばさんになった今の私も、原因不明の発熱に悩まされている。