目下、人生の喜びは食べること。
用意した食事を「見て」「嗅いで」「味わって」ゆっくりと食べるならば、食の満足度は格段に上昇するのだろうが、ガツガツ慌てた食べ方になりがちなのを反省する。
ドラマ「深夜食堂」を見ていて、合間合間に使われるタマゴサンドのカットが目に焼き付いて、随分久しぶりでサンドウィッチを作る。
一時は高騰し、なかなか手が出せなかった玉子だが、最近ようやく特売商品として復活。お買い得の玉子を手にすることが出来るようになった。
さりながら当方おひとりさまであるから、さほど消費は進まない。
賞味期限を気にしながら、在庫がたっぷりなのを確認すると、ゆで玉子を用意してタマゴサンドを作成する。
休みの朝、ブランチ用にのんびりとサンドウィッチを作る。
バターを軟らかくして、辛子と練り合わせるのは気が急くのでパス。
マヨネーズにチューブの練り辛子を混ぜて食パンに塗る。
玉子は粗く刻み、マヨネーズと合わせて挟み込む。
野菜不足を危ぶむ脅迫観念から、薄くスライスしたキュウリも併せて挟む。
使い切りのサンドウィッチ用食パンだが、すべてタマゴサンドにしてしまうのは芸がない。
今朝は半分をチーズサンドにした。
少し濃い目にドリップしたコーヒーを添えて、既に夏のような暑さの6月16日、ゆっくりと父の日の朝食を楽しんだ。