連休中、敬老の日を挟むこともあってか、時代劇や落語などのプログラムが目白押しで、何番組かをぼんやりと楽しんだ。
桂枝雀生誕70年とかで、亡くなった桂枝雀師匠の特番を懐かしく観たりした。
米朝一門会の落語会で一度、生の枝雀師匠の落語を聞いたことがあるが、既に病を得ておられたころで、笑いを仕掛けるエネルギーが低下していたのだろう、弟弟子のざこば師匠の破天荒な笑いに飲まれてしまっていた。
テレビの中の枝雀師匠は、まったりと艶のある上方落語を披露していらした。
何度観ても飽きない味わいを感じる。
ひたむきで、余りに笑いに対して真摯でありすぎていらっしゃったような。
他者の反応に自身の評価をゆだねる業は、苦行だと思う。
十年来の友人が、退職をし、新たな事業を自身で立ち上げるという。
固い職場で、通常なら定年までとどまられることが多い。
友人はエネルギーのあるうちに、人に喜んでいただける夢を現実にしたいと言っていた。
もちろん、自己満足では終われない人であるから、自分が関わることで相手が得るものがあったと喜んでくれて初めて満ち足りるのだ。
今夜のゴールデンタイムのワイド枠で、関西の人気もの宮根アナとTBSの安住アナの大阪ブラリ旅といった企画が放送されていたが、宮根アナも自己満足では終われないタイプだった。
見えないところで悪夢をみたりっていうのは、わかるような気がした。
キャラクターとして面白いのは、やっぱり自己満足では終わらない宮根アナ。
安住アナが自己満足の人という訳ではないけれど、関西の美学は、関東の粋(イキ)では語れない苦行を伴っているような気がする。
桂枝雀生誕70年とかで、亡くなった桂枝雀師匠の特番を懐かしく観たりした。
米朝一門会の落語会で一度、生の枝雀師匠の落語を聞いたことがあるが、既に病を得ておられたころで、笑いを仕掛けるエネルギーが低下していたのだろう、弟弟子のざこば師匠の破天荒な笑いに飲まれてしまっていた。
テレビの中の枝雀師匠は、まったりと艶のある上方落語を披露していらした。
何度観ても飽きない味わいを感じる。
ひたむきで、余りに笑いに対して真摯でありすぎていらっしゃったような。
他者の反応に自身の評価をゆだねる業は、苦行だと思う。
十年来の友人が、退職をし、新たな事業を自身で立ち上げるという。
固い職場で、通常なら定年までとどまられることが多い。
友人はエネルギーのあるうちに、人に喜んでいただける夢を現実にしたいと言っていた。
もちろん、自己満足では終われない人であるから、自分が関わることで相手が得るものがあったと喜んでくれて初めて満ち足りるのだ。
今夜のゴールデンタイムのワイド枠で、関西の人気もの宮根アナとTBSの安住アナの大阪ブラリ旅といった企画が放送されていたが、宮根アナも自己満足では終われないタイプだった。
見えないところで悪夢をみたりっていうのは、わかるような気がした。
キャラクターとして面白いのは、やっぱり自己満足では終わらない宮根アナ。
安住アナが自己満足の人という訳ではないけれど、関西の美学は、関東の粋(イキ)では語れない苦行を伴っているような気がする。