いつもメルマガの愛読を頂いている皆様ありがとうございます。
おかげさまでこのメルマガも6年以上を継続することができ、
発行数も300を超えました。
毎回ではないものの、世界の各地から時々温かいメッセージや感想、
鋭いご指摘を頂くこともあり継続できたことを改めて感謝申し上げます。
(このブログは毎週発行しているメルマガのメインコラムを
再編集して公開しているものです。
メルマガ本編にはozakiが日々の仕事の中で感じることや
おススメ本のコーナーもあります。
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よく毎週書けますね、という声も年に何度か頂きますが、
書こうと思えば誰だって書き続けられるようにも思います。
というのもくこのメルマガを読んでいただいている皆さんは
そろそろ気づいているのではないかと思うのですが、
このメルマガのメインコラムのテーマ設定そのものは
実はそれほど多くありません。
似たような主題を
あるときは取り上げる事例を変えてみたり、
あるときは違う比喩を取り上げてみたり、
あるときは逆説的に説明してみたり、
といった工夫をしながら繰り返し取り上げているのです。
ですので、二年以上購読いただいている方にとってみれば
「あれ、このコラム、似たような文章みたことがあるんだけど…」
というシーンがあって当然です。
そうです、今更白状します。
Ozaki自身よく感じることなのですが、
人間毎週毎週まったく新しいことを主張するのは極めて困難なのです。
このメルマガも然りで、基礎になる考え方が同じコラムは
何度も登場しています。
日々の出来事を記録するだけであれば、
毎回違ったことが書けるでしょうが、
その人の信条や哲学、行動規範といったものは
そう簡単にぶれるものではありません。
パラダイムシフトが起こるほどの出来事、
(例えば敗戦や大災害、金融危機等)
に遭遇した時は別として、人に伝えたいと思うような
考え方がころころ変わるのはそもそも伝える価値がないとも感じます。
ですので、同じことをいろいろな表現で繰り返し伝えるのは
むしろそれこそがOzakiという人間が真に軸としている考え方である、
と言っても過言ではないでしょう。
いくつかの伝えたい、わかって欲しい、意見をもらいたい、
そんな確固たる考え方、信念をぶつけるためにも、
時々似たような話が出てくる、ということをご理解いただければ幸いです。
ですので、タイトルにもあるように、
これだけは自分自身が正しい、
これが自分の基礎となる考え方である、
この考え方は死ぬまで大切にしたい、
と思う主題があるのであれば、それはもう何度でも、
いっそのこと8回でも9回でも言い続ければよいと思うのです。
(次回に続けます)