杏林大学呼吸器内科 『あんずの呼吸 part2』

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若手医師セミナー2009

2009年04月20日 | Kanpo-Master の部屋
さて、Aoki Officeから以下の情報が私にありましたので宣伝させていただきます。

http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/cd474b9bb0dcd6d34516d875a2cd3eb3

最初の2回は総合内科的なお話で筑波大学附属病院水戸地域医療教育センターの徳田安春先生です。

5月22日(金) 第1回内科診療の基礎の基礎1 バイタルサインでここまでわかる
〜急病患者への対応に自信がつきます〜

6月26日(金) 第2回内科診療の基礎の基礎2 フィジカル診断でここまでわかる
〜診断学の教科書にはない裏技集〜

以前、自分が東京で初期研修1年目の時に循環器科で3ヶ月間一緒だった8年目のネーベンの先生は徳田先生と沖縄中部で総合内科でずっと一緒に働いておられた先生でした。数年間東京に勉強しにこられていて、心カテーテルの合間には抗菌薬の話や感染症の話を良くしてくれたのを思い出します。ちなみに10年前にその先生が書いてくれたプリントを、今現在も初期研修医にコピーして渡すこともあります。それだけ自分にとっては衝撃的だったから、また本当に大事なことって変わらないんです、きっと、、。当時、沖縄には徳田先生というすごい先生がいる、とその先生からお聞きしていました。自分から見たら優秀で化け物に見えたネーベンの先生が言う
すごい先生って、、とずっと思っていました。しかし人の御縁というのは分かりません。数年後実際に徳田先生にお会いし知念先生とあんずの医局を介して教えを受けることになったのです。ちなみに青木眞先生経由でも後に繋がることになったのですが、、

たとえば、history takingができないCOPD増悪の患者がきても体型やphysical signからある程度の喫煙歴を予想できます。さらにCO2貯留の程度も例えばasterexisの有無や、眼底の所見、尿量の低下の有無などでも予想できます。
以下はほんとにすごいreviewだなああ、、といつも思います。やはり論文の価値とはそれが臨床医にとって意味があるか、どうか、で決まりimpact factorではない、とも思います(徳田先生はmajorな雑誌にも多数書かれていますが、、)
http://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/46/23/46_1885/_article/-char/ja/

上記をアップしようと検索していたら徳田先生がまた書いていた、、
http://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/48/7/48_537/_article/-char/ja/

全国180箇所にライブ中継されるそうです。自分も聞いてみたい、と思いました。すごいもの?人?に触れるのはできるだけ早い時期がいいですよね、、。
でももう若手ではない、という突っ込みもきそうですが、、