杏林大学呼吸器内科 『あんずの呼吸 part2』

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Repalsing Polychondritis

2006年11月20日 | Kanpo-Master の部屋
Kanpo-Masterです。  
最近、杏林の学生さんで非常に勉強に熱心な人を何人か見かけますが、
burn out しないでください。私はシコシコとAPSRの英語の読み原稿作成中ですが
明日朝6時出発なのに大丈夫かいな、、、
いざとなったらbody languageで乗越えようと思っています。
京都大学あたりの突っ込みがきそうな私の演題でございます。
ところで、RPのreviewで比較的良かったのは、
Ann Intern Med 1998;129:144-122でした。
http://www.emedicine.com/derm/topic375.htm
でも耳とか見れますので、どうぞ。登録必要ですが、、
はぎdoraさんの症例はお題が出たときに、外来でRPを見ているという話
を思い出したのですが、そのすぐ後のTierney先生のさらっとRPとかあるじゃん、
みたいな発言は僕もぞくっとしました。
簡単なまとめとしては、、
■40代から50代におきやすい。

■Ⅱ、Ⅳ、Ⅵ型コラーゲン、プロテオグリカン、
matrillin-1(気管支軟骨のみにあるもの)に対する
自己抗体が証明されている。
細胞性免疫も関わっている。

軟骨がやられる病気と、覚えると、、
耳(つぶれる)、鼻(鞍鼻)、気管、気管支(粘膜肥厚、軟骨輪の消失、気道の狭小化)、関節などがやられます。
胸部レントゲンで肋軟骨の石灰化や気管の狭小化や石灰化をみることも
重要です。
プロテオグリカンの存在するぶどう膜に炎症を起こすことがある。

■リウマチ性疾患との合併が3割程度ある。ですねん。