Ashma in pregnancy
入院してくる妊婦さんを見ていると多くの人が妊娠したから、という理由だけで
(理由になっていないが)吸入ステロイドをやめてしまっている場合が多いと思います。以下参照してください
妊婦の7%に喘息がある。増悪は24週から36週に多い。出産後も26%から42%に増悪を起こす。妊婦で吸入ステロイドをしていない群としていた群では喘息の増悪を率は18% vs 4%である。[Am J Med 2000;109:727-733]
budesonide is the only inhaled corticosteroid to receive acategory B rating. その他の吸入ステロイドはすべてcategory Cである。
[Asthma in Pregnancy Am J Med. 2000;109:727-733]によると、、
妊婦喘息はおおよそ1/3が悪くなり、1/3が改善、1/3が不変である。
症状はthird trimesterに改善することが多く、分娩後に26%から42%が増悪したという報告もある。気道過敏性は妊娠後期になるにつれて改善していく?
■TREATMENT■
■β2-Adrenoceptor Agonists
Inhaled β2-adrenoceptor agonistis
●short-acting agents
これらは、congenital malformation,perinatal mortality,
low birth weight,complications of labor and deliverryにへのadverse effectsはない。
metaproterenol
terbutaline 硫酸テルブタリン(ブリカニール)
albuterol
salbutamol硫酸サルブタモール
(サルタノール、べネトリン)
●long-acting β2adrenoceptor agonists
→これらは安全性についてはあまり知られていない。
salmeterol (セレベント)
formoterol フマル酸ホルモテロール (アトック)
■Corticosteroids
吸入ステロイドは妊婦への喘息の増悪予防にかなり有効である。
その増悪を1/4まで抑えたという報告がある。[Thorax 1996;51:411-414]
吸入ステロイドのbeclomethasoneとbudesonideは妊婦に広く使われているが安全であると考えられる。
inhaled beclomethasoneとbudesonide、oral prednisone and prednisoloneは
先天奇形、流産、胎児死亡との関連は言われていない。ただし、first trimesterの非喘息患者へのステロイドのsystemicな投与は口唇裂の報告が多いという一つのstudyがある。[Teratology 1998;58:2-5]→この著者はlife-threatening situationかもしくは代替療法のないsevere asthma以外には使用すべきでないとしている。
■Theophylline
妊婦ではclearanceが20%から35%程度低下するので注意が必要。
経口のテオフィリンは妊婦に対しては効果は様々であるがあまり期待できない。妊婦に対する静注のテオフィリンは喘息発作時のステロイドの全身投与に加えてもさらなる効果は期待できない。
■Anti-Allergy Medications
抗ヒスタミン剤:chlorpheniramine(ポララミン)などの妊婦への使用は先天奇形の発症の増加はない。leukotriene receptor antagonistsの妊婦への投与はルーチンでは薦められない。安全性に関するデータはないため。
■Practical Considerations
大体beclomethasone or budesonide(100ug to 800 ug daily)が最もよく投与されている。reductionは1から3ヶ月ごとに25%から50%程度ずつ減量していく。
最大量はbeclomethasoneで2000ug/day程度。気管支拡張薬も併用し、この場合にはではテオフィリン製剤の効果は不明であるが加えてみるのも良い。
吸入ステロイドの充分量で症状がつづく場合にはlong-acting β2aderenoceptor agonistであるsalmeterolやfomoterolが必要になる。これらの安全性は確立されていないので注意が必要。妊婦のacute severe asthmaの発症は妊娠していない人と同様でよい。
■[Asthma Ann Allergy Asthma Immunol 2000;84:475-480]
The use of newer asthma and allergy medications during pregnancy
ACOG-ACAAIの合同statement The American College of Allergy
-The American College of Obstetricians and Gynecologists
■salmeterol
人間での妊婦でのデータはないが、moderateからsevereなasthmaで妊娠前に著効した場合には好まれる。salmeterolが吸入ステロイド量を2倍にしたものより効果があったとする報告がある[AJRCCM 1996;153:1481-1488]
■NEBULIZED Ipratrapium(アトロペント)
急性発作の妊婦で最初のβ刺激剤の吸入で改善のない場合には使用することができる。妊婦でのデータはない。動物では問題なかった。
■Inhaled corticosteroids
妊婦に始めるならbeclomethasoneかbudesonideが選択されるべきだ。high doseの吸入が必要な患者にはbudesonideがベスト。
■Oral corticosteroids
20830人のcongenital malformationを持つinfantsのうち母親が経口ステロイドを内服していた率はnormal control群と比較して著変なかった[Teratology 1997;56:335-340]。逆に最近のcase control studyではfirst trimesterで全身のステロイド投与を受けた群は口唇烈が多いという報告もある。OR6.55 [Teratology 1998;58:2-5]
入院してくる妊婦さんを見ていると多くの人が妊娠したから、という理由だけで
(理由になっていないが)吸入ステロイドをやめてしまっている場合が多いと思います。以下参照してください
妊婦の7%に喘息がある。増悪は24週から36週に多い。出産後も26%から42%に増悪を起こす。妊婦で吸入ステロイドをしていない群としていた群では喘息の増悪を率は18% vs 4%である。[Am J Med 2000;109:727-733]
budesonide is the only inhaled corticosteroid to receive acategory B rating. その他の吸入ステロイドはすべてcategory Cである。
[Asthma in Pregnancy Am J Med. 2000;109:727-733]によると、、
妊婦喘息はおおよそ1/3が悪くなり、1/3が改善、1/3が不変である。
症状はthird trimesterに改善することが多く、分娩後に26%から42%が増悪したという報告もある。気道過敏性は妊娠後期になるにつれて改善していく?
■TREATMENT■
■β2-Adrenoceptor Agonists
Inhaled β2-adrenoceptor agonistis
●short-acting agents
これらは、congenital malformation,perinatal mortality,
low birth weight,complications of labor and deliverryにへのadverse effectsはない。
metaproterenol
terbutaline 硫酸テルブタリン(ブリカニール)
albuterol
salbutamol硫酸サルブタモール
(サルタノール、べネトリン)
●long-acting β2adrenoceptor agonists
→これらは安全性についてはあまり知られていない。
salmeterol (セレベント)
formoterol フマル酸ホルモテロール (アトック)
■Corticosteroids
吸入ステロイドは妊婦への喘息の増悪予防にかなり有効である。
その増悪を1/4まで抑えたという報告がある。[Thorax 1996;51:411-414]
吸入ステロイドのbeclomethasoneとbudesonideは妊婦に広く使われているが安全であると考えられる。
inhaled beclomethasoneとbudesonide、oral prednisone and prednisoloneは
先天奇形、流産、胎児死亡との関連は言われていない。ただし、first trimesterの非喘息患者へのステロイドのsystemicな投与は口唇裂の報告が多いという一つのstudyがある。[Teratology 1998;58:2-5]→この著者はlife-threatening situationかもしくは代替療法のないsevere asthma以外には使用すべきでないとしている。
■Theophylline
妊婦ではclearanceが20%から35%程度低下するので注意が必要。
経口のテオフィリンは妊婦に対しては効果は様々であるがあまり期待できない。妊婦に対する静注のテオフィリンは喘息発作時のステロイドの全身投与に加えてもさらなる効果は期待できない。
■Anti-Allergy Medications
抗ヒスタミン剤:chlorpheniramine(ポララミン)などの妊婦への使用は先天奇形の発症の増加はない。leukotriene receptor antagonistsの妊婦への投与はルーチンでは薦められない。安全性に関するデータはないため。
■Practical Considerations
大体beclomethasone or budesonide(100ug to 800 ug daily)が最もよく投与されている。reductionは1から3ヶ月ごとに25%から50%程度ずつ減量していく。
最大量はbeclomethasoneで2000ug/day程度。気管支拡張薬も併用し、この場合にはではテオフィリン製剤の効果は不明であるが加えてみるのも良い。
吸入ステロイドの充分量で症状がつづく場合にはlong-acting β2aderenoceptor agonistであるsalmeterolやfomoterolが必要になる。これらの安全性は確立されていないので注意が必要。妊婦のacute severe asthmaの発症は妊娠していない人と同様でよい。
■[Asthma Ann Allergy Asthma Immunol 2000;84:475-480]
The use of newer asthma and allergy medications during pregnancy
ACOG-ACAAIの合同statement The American College of Allergy
-The American College of Obstetricians and Gynecologists
■salmeterol
人間での妊婦でのデータはないが、moderateからsevereなasthmaで妊娠前に著効した場合には好まれる。salmeterolが吸入ステロイド量を2倍にしたものより効果があったとする報告がある[AJRCCM 1996;153:1481-1488]
■NEBULIZED Ipratrapium(アトロペント)
急性発作の妊婦で最初のβ刺激剤の吸入で改善のない場合には使用することができる。妊婦でのデータはない。動物では問題なかった。
■Inhaled corticosteroids
妊婦に始めるならbeclomethasoneかbudesonideが選択されるべきだ。high doseの吸入が必要な患者にはbudesonideがベスト。
■Oral corticosteroids
20830人のcongenital malformationを持つinfantsのうち母親が経口ステロイドを内服していた率はnormal control群と比較して著変なかった[Teratology 1997;56:335-340]。逆に最近のcase control studyではfirst trimesterで全身のステロイド投与を受けた群は口唇烈が多いという報告もある。OR6.55 [Teratology 1998;58:2-5]