玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

東京湾フェリーと醤油ラーメン

2022-09-15 | 旅ゆけば

千葉県金谷港を目指し「まっすぐに・・どこまでもまっすぐに」進む。(9/6撮影)
正面に見えるのは房総半島の鋸山(ノコギリヤマ)、あの山の下に金谷港がある。
船はおだやかな東京湾を横切って進む、とっても気持ちが良い。


東京湾フェリーに乗った。
天気は良い、波は穏やか、とても快適。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
前夜、観音崎のホテルのベッドに寝転んで東京湾の地図を眺めていて気がついた航路があった。
「何なんだろう?この三浦半島と房総半島を最短の直線で結んだ航路は?」
それが「東京湾フェリー」だった。初めて気がついた。
「三浦半島と房総半島はこんな直線航路で結ばれているんだ、近い!きっと早い!」
調べてみると神奈川県三浦半島から40分で千葉県房総半島に着くことがわかった、これは凄い!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さっそく翌日、久里浜港のフェリー乗り場に向かう。
この「素早い行動力の人たち」を「暇な人たち」とも言う。
久里浜は江戸時代末期ペリー上陸の地、今は立派な記念碑があるが・・特に面白くない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
フェリー久里浜港ターミナルの駐車場で車列に並ぶ。
「もしかしたらここで並んでいると順番にフェリーに入れられるのかも?」と不吉なことを妻に言われ、急いで駐車位置を一般駐車場に変更した。・・これでよかった、危なく車も一緒に千葉県に運ばれるところだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私たちは車を置き、人だけが乗船した(金谷港との往復割引1,600円)。
久里浜港と金谷港の往復クルーズだ、所要時間は片道40分だが着岸に10分ほどかかるので、東京湾横断は実質30分ほど、すっごく早い!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
金谷港に着き、20分ほど千葉県のお土産などをプラプラ見て何も買わず同じ船で戻ってきた。
文字通りの「東京湾横断往復クルーズ」でした。
久里浜港ターミナルに着いたら雨が降ったらしく涼しくなっていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
すでにお昼時を過ぎていたのでターミナル内の食堂で「醤油ラーメン」を食べた。
観音崎泊で連日「海鮮もの」を食べ疲れていた胃には、ただの醤油ラーメンが嬉しかった。
もし私の東京湾フェリーの思い出が醤油ラーメンになってしまうと、それはそれで悲しい。


東京湾フェリー
「フェリー」の言葉にどこか哀愁を感じてしまうのはなぜだろう?
・・・汽笛がボーっと悲しそうに鳴るわけでもないのにね。




この記事についてブログを書く
« アジフライと血圧 | トップ | ひまわりと青空 »
最新の画像もっと見る

旅ゆけば」カテゴリの最新記事