玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

「ミ〜ンミンミンミンミ〜ン」せみしぐれ

2022-08-16 | 木漏れ日お散歩

今朝の小金井公園 このあたりは下草が茂っていて自然ないい感じです。

ミ〜ンミンミンミンミ〜ン・ミ〜ンミンミンミンミ〜ン・とセミの鳴き声が凄い!
ミンミンと誰かが鳴き終る直前に重なるようにまた他の誰かがミンミンと始まる、これでは終わりがない、公園中がミンミンで溢れている。
まさに「せみしぐれ」です。(せみしぐれ:多くの蝉が一斉に鳴きたてる声を時雨の降る音に見立てた語。Weblio 辞書)

でもセミの鳴き声は不思議だ。
聞こうとするとミ〜ンミンミンミンミ〜ン・と「うるさい」のだが、聞こうとしないと「一瞬で全く聞こえなくなる」ような気が私にはする。(川の音や風の音もそんな気がする)
人間とセミとが長い時間のなかで作り上げた知恵なのかもしれない?・・と勝手に思っている。

散歩の途中、ミンミンの喧騒の中、足元を見ると力尽きたセミがよく落ちている。まだパタパタ動いているセミを見てもあまり可愛そうだとは思わない、「ご苦労さんでした、ガンバリましたね」ぐらいのエールは送れるが・・・「これであなたは全力を出し切っておしまい、きっとサバサバしていることでしょう」などと思う。

〜〜〜〜〜〜〜〜
「蟬しぐれ」は藤沢周平の名作。
山形・海坂藩の物語、父が政争にまきこまれ理不尽な切腹を言い渡される、文四郎は切腹後の父の遺体を引き取るために大八車を携え門の外でジッと待っている、あたりには蝉が激しく鳴いていた。・・・こんな場面から物語は始まる。
この物語はとても面白く、話が長くなるので・・・省略。
ミ〜ンミンミンミンミ〜ン



〜〜〜〜〜〜〜〜
今朝の小金井市は涼しいぐらいでしたがこれから暑くなり、熱中症警戒アラートは「危険」に!
今日も屋外でのテニスは参加者の安全のために中止、
25年間ぶりに値上げになったガリガリ君を食べながら「蟬しぐれ」でも観て家で過ごします。
ミ〜ンミンミンミンミ〜ン








この記事についてブログを書く
« 「なんとなく怪しげな雲」台... | トップ | 散歩が先か?メロンパンが先か? »
最新の画像もっと見る

木漏れ日お散歩」カテゴリの最新記事