一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

長野電鉄沿線のサクラvol.1

2021-06-06 14:45:00 | 信州の自然
今年の春は季節の移ろいが早く、十分にサクラを堪能出来なかった。
そこで本日は長野電鉄を撮影した際に撮りためたサクラを・・・。
季節は夏ですが、少し戻ってサクラをお楽しみください。










撮影日 2021.04.03 長野電鉄沿線のサクラ

旧篠ノ井線廃線敷を歩く その9

2020-07-10 14:45:00 | 信州の自然
けやきの森の明科寄りに残されていた踏切跡です。
この先は北アルプスが見える展望台の東平があります。
そして通行時間が限定されている三五山トンネルと続きます。




注意深く見るとレールも所々に残っていましたが、此処は一番分かりやすい。
此処を列車が走っていたかと思うと、感慨ひとしおです。
この先は秋になってからということで、今回は此処で終わりにしました。

撮影日 2020.06.07 13:12 旧篠ノ井線

旧篠ノ井線廃線敷を歩く その8

2020-07-09 14:45:00 | 信州の自然
廃線敷の丁度中間地点辺りに、けやきの森が広がっています。
鉄道防備林として植樹されたケヤキ3万本の森。
そこには珍しい特殊信号発光機が残されていました。




僅かな区間に信号機が残されたままになっています。
こちらは中継信号機で、おそらく潮沢信号場での列車交換のためでしょう。
ここら辺は、あまり勾配がなかったので、SLが停止しても再出発可能だったのでしょう。




けやきはフォトンチッドと呼ばれる物質を発しており、リラックス効果や免疫力の向上が期待できるとされています。
だから歩いていても、とても気持ちがいいのです。此処にも中継信号がありました。
トイレやベンチもあり、駅弁でも持ってお昼にするといい場所です。

撮影日 2020.06.07 13:06 旧篠ノ井線

旧篠ノ井線廃線敷の自然

2020-07-08 14:45:00 | 信州の自然
旧篠ノ井線廃線敷を歩いていると、色々な自然に出会えます。
広葉樹は綺麗で、特に新緑と紅葉の季節は息を呑む美しさです。
使われなくなった警報器には蜂の巣が残っていました。




そして、架線柱で見つけた、このナナフシモドキ?
最近では、すっかり見なくなったナナフシやタマムシです。
鉄道は廃線となりましたが、自然はしっかり残っていました。

撮影日 2020.06.07 12:26 旧篠ノ井線

旧国鉄篠ノ井線廃線敷を歩く その6

2020-07-07 14:45:00 | 信州の自然
このシリーズの最初にご紹介した漆久保トンネルの上に出ました。
昨日の覚明、普このシリーズの最初にご紹介した漆久保トンネルの上に出ました。
昨日の普寛、覚明の石像はこのトンネルの上にあります。




SLの重連や気動車(キハ181、キハ57などなど)が通ったトンネル。
排煙によって煉瓦は黒く変色していますが、しっかり積み上げられています。
86年の歴史に幕を下ろしましたが、往時の誇りだけは保っています。




この日は本当に良く晴れて、新緑が綺麗な旧篠ノ井線でした。
駐車場まで戻り、今度は明科駅方面へ向けて歩きました。
こんな綺麗な場所を走る列車に、何度となく乗車していたんですね…。

撮影日 2020.06.07 12:43 旧篠ノ井線

旧篠ノ井線の廃線敷を歩く その5

2020-07-06 14:45:00 | 信州の自然
長野側の終着点となる旧白坂第2トンネルまで歩き、戻って来ました。
漆久保トンネルの上には、木曽御嶽山の参道を開いた普寛と覚明の石像。
右側に見えている細い道は大昔の善光寺道です。




木曽御嶽山の表参道を開いた普寛、そして裏参道を開いた覚明。
2人の像を立て祀ることで、この道を通る旅人の安全を願ったと言われています。
どちらも江戸時代中期の人物で御嶽講を組織して御岳信仰を広めたらしい…。




普寛の鼻が欠けているのは、篠ノ井線測量時に邪魔になり測量士が欠いたらしい…。
どちらも鼻が欠けているので、どちらが普寛なのか分からない。
こちらが普寛らしいのですが…。何とも罰当たりな…。

撮影日 2020.06.07 12:34 旧篠ノ井線

旧国鉄篠ノ井線廃線敷を行く その4

2020-07-05 14:45:00 | 信州の自然
33kmポストから長野方面を見ています。
緩い右カーブが続いていました。
勾配はそれほど感じませんでしたが、マイナスイオンはたっぷりでした。




暫く歩くと潮沢信号場跡に着きますがポイント辺りは制限35km/hです。
単線で駅間が長いので、途中に列車交換のための信号場がありました。
スイッチバック式だったようで、地形から想像するのも面白いです。

撮影日 2020.06.07 11:46 旧篠ノ井線

旧漆久保トンネルを抜けて

2020-07-04 14:45:00 | 信州の自然
旧漆久保トンネルを抜けるて振り返ると長野側の入り口です。
SLの蒸気で焼けた煉瓦と黒い排煙の跡が昨日まで使われていたかのようです。
電車になってからの標識だと思うのですが、優等列車の制限は65km/hです。




しばらく歩くと当時の33kmポストが残っていました。
篠ノ井線の起点の塩尻駅から33km地点となります。
ポスト越しに漆久保トンネル方面を写しています。




33kmポストから僅か20m程歩いて漆久保トンネル方面を…。
単線で左に緩くカーブしていたのがよく分かります。
バラストが残りぶっとい架線柱が往時の風景を蘇らせていました。

撮影日 2020.06.07 12:29 旧篠ノ井線

旧国鉄篠ノ井線を歩く

2020-07-03 14:45:00 | 信州の自然
旧篠ノ井線の廃線敷に行ってみたいという長年の望みが叶いました。
コロナ感染拡大防止で息詰まった生活をしていたので、外は格別。
新緑が美しく、空気も美味しい。思わず深呼吸…。




涼しい風がトンネルの中を吹き抜けていきます。
奥さんも、思わず両手を広げて深呼吸。
だって此処は三密も関係ないし、コロナの心配だってありません。




明治、大正、昭和と活躍した漆久保トンネル…。
平成、令和と時代が移ろっても、綺麗なアーチを保っています。
此処では時間の流れが違うのでしょうか…。うーん、最高!

撮影日 2020.06.07 11:27 旧篠ノ井線

旧国鉄篠ノ井線廃線敷を行く

2020-07-02 14:45:00 | 信州の自然
旧国鉄篠ノ井線は明治35年に全通しましたが昭和45年に蒸気機関車が姿を消しました。
新線が昭和63年に開通したことで、86年の歴史に幕を閉じました。
その後ウォーキングコースとして片道6kmが整備されています。




今回はそのうち約2kmを新緑を眺めながら歩いてみました。
まずは地元明科で焼かれたレンガ積みの全長53mの漆久保トンネルからスタート。
イギリス積みでSLの排煙跡も見られ明治時代が色濃く残るトンネルです。




所々煉瓦も欠けて年月の流れが感じられます。
SLの機関士、キハ181系「しなの」の指導運転士だった父が通過した場所…。
そう思うと煉瓦1個1個が愛おしく感じていました。

撮影日 2020.06.07 11:23 旧国鉄篠ノ井線