一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

釜石鵜住居復興スタジアムと三鉄

2019-07-14 14:45:00 | 三陸鉄道


まずはラクビーワールドカップが行われる釜石鵜住居復興スタジアムと三鉄です。
今年秋に開催されますが、フィジー×ウルグアイ戦があります。
今月27日にリポDチャレンジカップで日本VSフィジーもあり、楽しみですね。

撮影日 2019.06.29 09:15 鵜住居~大槌(以下同じ)




しかしカメラを振るとスタジアム周辺はまだまだ復興途中です。
鉄道は復旧したものの、三鉄を中心とする街作りはこれからの状態・・・。
これからも東北の復興を見届けていかないといけませんね。

三鉄旧型36-100形、200形

2019-07-13 14:45:00 | 三陸鉄道

いよいよ本格的に三陸鉄道の撮影を始めましたが、何せ長すぎる三鉄。
そこで土地に愛着のある鵜住居~陸中山田間に絞って撮影することにしました。
1984年の三陸鉄道開業当時からの36-100形と200形が来ました。
30年以上が経つ旧型ですが、味のある車両です。
後方では未だに高い堤防の建設が行われていました。

撮影日 2019.06.29 09:09 大槌~鵜住居(以下同じ)




大震災から8年半ほども経過しているのに、まだ堤防も完成していなんですよ。
日本政府は何をしているのでしょうか。これで被災地の復活はあり得ません。
上手いことばかり言って、都合の悪いことはもみ消す政治に飽き飽きしています。




梅雨の季節だからどうしようもありませんんが、空は親の敵のように真っ白。
鵜住居川橋りょうを渡って行く三鉄の100形、200形です。
行き先表示とワンマン表示が幕なのが、30年前の時代を感じさせます。

再建された大槌駅へ

2019-07-12 14:45:00 | 三陸鉄道

三陸鉄道2日目はレンタカーを借りて、いよいよ鉄道風景写真を撮ります。
大槌町民の投票で決まった「ひょうたん島」デザインの大槌駅に向かいました。
2階のテラスでは「ハカセ」がお出迎えしてくれました。

撮影日 2019.06.29 09:27 大槌駅(以下同じ)




ひょうたん島の大統領ドン・ガバチョもお出迎えしてくれました。
列車が入線して来るタイミングで撮ればいいのですが・・・。
本数の少ない三鉄ですから、ここは涙を呑んで列車なし。




駅舎の中には国際的殺し屋のダンディー、ダンプ、ライオンがいました。
ラーメン屋さん(夜はバー?)のお店も駅舎の中にありました。
綺麗で楽しくなるような「大槌駅」に生まれ変わって嬉しくなりました。




大震災から約1ヶ月後の大槌駅ですが、駅舎が流され何処がどこなのか・・・。
レールは津波でひん曲がり、すべてが瓦礫と化し生臭い匂いが漂っていました。
この状態から大槌町が復興して行くのを見て嬉しさが込み上げていました。

撮影日 2011.04.15 08:51 大槌駅周辺


ホテルフォルクローロ三陸釜石に泊まる

2019-07-11 14:45:00 | 三陸鉄道

浪板海岸の「さんずろ家」でちょいと一杯いただいた後27分の乗車。
釜石駅に到着して、乗車してきた車両をホームで撮影。
6/17デビューのポケモン列車、岩手応援ポケモンのイシツブテが彩ります。

撮影日 2019.06.28 19:18 釜石駅




釜石駅隣接のホテルフォルクローロ三陸釜石にチェックイン。
なんと部屋はグレードアップされて2部屋しかない「SL銀河ルーム」でした。
展望露天風呂で釜石駅停車中のキハのエンジン音を聞きながら汗を流しました。




そして、密かに予約しておいた久慈駅リアス亭の「うに弁当」で一杯。
奥さん同行でしたが、テレビ番組を見ていて食べてみたいと呟いたのを聞いていて・・・。
乗り継ぎの際に写真を撮りに行くフリをして購入していたのです。
これが駅弁かと言うくらいに美味しい。三陸は食の宝庫ですね。

「さんずろ家」のご馳走

2019-07-10 14:45:00 | 三陸鉄道

浪板海岸駅で降りたのには訳があり、大槌町へボランティアで行く度に
大変お世話になった「さんずろ家」さんに行くためです。
鉄道が復活したら行く!と決めていたので、実現出来て感慨ひとしおです。
津波の浸水からはギリギリで交わして建物は無事でした。

撮影日 2019.06.28 17:30(以下同じ)




"母ちゃん”も元気で少しホッソリして綺麗になっていました。
さんずろ家といえば、この「イカ腑入り」が絶品です。
そして、イカ刺し、カキフライとホタテと地のもので乾杯!




久々に母ちゃんと談笑していると、あっという間に時間は過ぎ・・・。
釜石行きの列車の時間。因みに次の日はお昼にお邪魔して、
磯ラーメンとミニウニ丼セットを。イクラとウニをサービスしていただきました。
ありがとう!また行くね!最高な「さんずろ家」を後にしました。

懐かしい浪板海岸へ

2019-07-09 14:45:00 | 三陸鉄道

朝6:42発の北陸新幹線で長野駅を出発して、ようやく懐かしい浪板海岸です。
このカーブを曲がると浪板海岸駅が見えてくるはず・・・。
この駅も半分ほどが流されていましたが、綺麗に再建されていました。

撮影日 2019.06.28 17:06 浪板海岸~岩手船越




久しぶりの浪板海岸駅のホームから乗車して来た列車を・・・。
列車が渡っている浪板川橋りょうも津波で押し流されていました。
左隅には復活し上皇上皇后も訪れたホテルはまぎくが見えています。

撮影日 2019.06.28 17:09 吉里吉里~浪板海岸




大震災の約1ヶ月後に浪板海岸の日の出を撮った写真です。
こんな綺麗な海が牙をむいて襲ってきたのかと思うと複雑な気持ちでした。
津波が来る直前には引き潮で波消しブロックの先まで海底が見えたそうです。

撮影日 2011.04.15 05:29 浪板海岸



壊滅的な被害を受けた山田町・・・

2019-07-08 14:45:00 | 三陸鉄道

この旧山田線沿線は釜石市、大槌町、山田町と大震災では甚大な被害でした。
2011年4月上旬から約1年間、大槌町へボランティアとして長野から十数回通いました。
この山田トンネルを抜けると陸中山田に到着します。

撮影日 2019.06.28 16:48 陸中山田~豊間根(2枚目同じ)




真っ黒に焼け焦げて土蔵しか残っていなかった山田町も復興途中です。
カキ養殖が盛んな山田湾にはオランダ島があるので、駅舎も風車小屋です。
震災で焼失した陸中山田駅でしたが立派に再建された駅舎とホームが見えて来ました。




陸中山田駅を発車すると線路は少し内陸へ入り、幾つかのトンネルを抜けます。
そしてトンネルを抜けると私の第2の故郷になった大槌町へ・・・。
線路が繋がった三鉄の車両は軽快に橋りょうやトンネルを駆け抜けます。

宮古から釜石へ・・・

2019-07-07 14:45:00 | 三陸鉄道

宮古駅に15:51着で駅前の「さんてつ屋」に寄って三鉄グッズをお買い求め・・・。
宮古駅は色とりどりの花で綺麗に装飾されていました。
2011年4月以来の宮古訪問になりますが、三鉄フィーバーで観光客が多かったですね。

撮影日 2019.06.28 15:55 宮古駅(以下同じ)




16:13発の16Dでいよいよ旧JR山田線の復活した三陸鉄道線に乗車します。
宮古で半分ほどの観光客が減りましたが、空き座席はなし。
そこで運転席横で展望を楽しむことにしました。




宮古駅を発車すると津波で流失した閉伊川橋りょうを渡ります。
「中井精也のてつたび!」三陸鉄道編で放送されたウミネコが一斉に飛び立つ鉄橋です。
この時はあまり多くのウミネコが留まっていませんでしたが、車内からパチリ。


久慈駅から三陸鉄道へ

2019-07-06 14:45:00 | 三陸鉄道

八戸線から三陸鉄道へ乗り換えますが、人気は高く列車は超満員状態。
久慈を14:13発の114Dは36-R形とThank You From KAMAISHIのラッピング36-700形。
大人の休日倶楽部パス利用者と団体客で200%ほどの乗車率です。

撮影日 2019.06.28 14:08 久慈駅(以下コンデジ撮影)




三陸鉄道も経営は苦しいはずで、せめて大人の休日倶楽部パス利用者は
1日500円のパスでも発行すれば、相当な収入が得られるでしょうに・・・。
訪れる方も、幾らかでも協力できたという小さな満足感も生まれます。

撮影日 2019.06.28 14:44 白井海岸~堀内(以下同じ)




途中途中の風光明媚な場所では一時停止してくれるサービスも・・・。
撮り鉄が多く訪れる絶景の堀内~白井海岸を列車内から撮影場所を逆撮影・・・。
乗車していても海があまり見えませんが最高時速は80km/hほどと意外と早かったです。