俵万智さんが書いた処女小説、らしい。
これは『チョコレート革命』の小説版、なのかな?
あの歌集を読んだときは、多分バックグラウンドとしてこのような人間関係があったのかもしれない、とか想像しながら楽しんだものだったけど、まったく想像したとおりのお話がこんな風に説明過剰に語られてしまうと・・・。
そうなんです。短歌のときはいろいろ想像する余地があってそれがイマジネーションを刺激されるようで楽しかったんだけど、小説になっちゃうとちょっと説明過剰という気がしてしまうんですよね~。
あくまでこれは人それぞれの感じ方だと思うので、私に限ってという但し書きつきで言わせていただくと、『チョコレート革命』の世界のほうが好きだなぁ・・・。
なんだかやたらすっきりと、修羅場もなく、別れのシーンなどもあるにはあるけれど全ての人間関係がうまくいっている、というのも物足りないといえば物足りない。
ドロドロの愛憎劇を期待しているというわけでもないんだけど。
ところで、物語の中に和歌を組み込む、という書き方は俵さんならでは、と思ったのだが、案外こういう文体は大昔からあったそうで、そういえば歴史のお勉強をしたときに習ったようでした。
これは『チョコレート革命』の小説版、なのかな?
あの歌集を読んだときは、多分バックグラウンドとしてこのような人間関係があったのかもしれない、とか想像しながら楽しんだものだったけど、まったく想像したとおりのお話がこんな風に説明過剰に語られてしまうと・・・。
そうなんです。短歌のときはいろいろ想像する余地があってそれがイマジネーションを刺激されるようで楽しかったんだけど、小説になっちゃうとちょっと説明過剰という気がしてしまうんですよね~。
あくまでこれは人それぞれの感じ方だと思うので、私に限ってという但し書きつきで言わせていただくと、『チョコレート革命』の世界のほうが好きだなぁ・・・。
なんだかやたらすっきりと、修羅場もなく、別れのシーンなどもあるにはあるけれど全ての人間関係がうまくいっている、というのも物足りないといえば物足りない。
ドロドロの愛憎劇を期待しているというわけでもないんだけど。
ところで、物語の中に和歌を組み込む、という書き方は俵さんならでは、と思ったのだが、案外こういう文体は大昔からあったそうで、そういえば歴史のお勉強をしたときに習ったようでした。