Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ポチの告白

2023-01-04 20:33:25 | 映画
1/4(水)晴れ
奉公先は本日から始業だが休暇取得。それでも悲しい性で7:30にはパソコンを開く。9:30我が仔と散歩。お節をはじめ過食気味の身には体が重く感じる。午後、アマゾンプライムにて見逃していた邦画を視聴。制作は2006年だが公開は2009年。制作・脚本・編集・監督を兼ねる高橋 玄を知る者は相当な映画通だと思ふ。我もファースト・コンタクトである。悪徳警官モノのカテゴリーで『日本で一番悪い奴ら』の類似作だが、暗黒エピソード満載で上映時間が195分とねちっこく長い。主演の菅田俊は、その悪人面で極道役が多いが、実直な警官が徐々に堕落してゆく様を熱演して不気味な迫力がある。インディー系特有のセット・美術のチープさや著名俳優を使えない資金事情を逆手にとった手作り感は好感持てる。巨大組織の自浄能力の欠如や排他性などは警察組織に限らない。我にも身に覚えがある。声高なマスコミ批判などが少々鼻につくが社会勉強には良き教材だと思われる。夕方、長い散歩のついでにリバーサイドカフェで一服。夜はひたすら読書。
 
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