Il film del sogno

現実逃避の夢日記

透明人間

2023-06-03 01:09:22 | 演劇
6/2(金)雨
全国的に雨。各地で線状降水帯が発生して道路冠水や土砂崩れあり。出勤日であるから定刻6:00起床。奉公先で無味乾燥な単純作業を淡々と。14:30早退。今月開催する飲み会の会場を下見。思った以上に薄汚かったが値段とロケーションを考えると贅沢も云えない。ファミレスで食事がてら時間をつぶす。18:30花園神社境内で公演中の贔屓劇団の定期公演を観劇。初演は状況劇場による1990年。7度目の再演だそうな。土砂降りのなか桟敷席はほぼ満席。中高年過半であるが若年層も多い。隣には親同伴とはいえ小学生くらいの少女がいた。唐十郎の芝居のあらすじを説明するのは至難である。ある夏の日、保健所員の男は犬が子どもに咬みついた騒動を調査して古びた居酒屋の押入れにたどり着く。そこには幻の犬を飼う老調教師が住み込んでいた。そこに謎のおんなふたりが絡み・・・。マシンガンのような科白廻しや、見得やナンセンスな応酬。そして最後はお約束の屋台崩し。外も中もびしょ濡れである。詩的で過激な唐戯曲。そしてそれを具現化する特権的な肉体を持った役者たち。22:00終演。3丁目の居酒屋で帯同者と懇親。23:30帰宅。
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