Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ザ・スクエア

2018-05-25 00:06:29 | 映画
5/21(月)晴れ
快晴の週明け。昼に野菜カレーつけ麺。午後には御前会議。久し振りに担当案件あったがつつがなく終了。定刻退社して澁谷で途中下車。文化村ル・シネマにてスウェーデン映画を鑑賞。場内20名弱と閑散。観る者の心中をザワつかせる作風は、前作同様この監督の持ち味であろう。生理を刺激する不快なノイズ、間の悪さ、噛み合わない会話の応酬などなど。ハイヒールと下駄を片足づつ履いて歩いているような心地の悪さと言い換えてもいい。アブストラクトな「聖域」を深読みするのは観客自身なのだろう。現代アートには元々興味もなく不案内だが、大昔の10代の頃にマルセル・デュシャンの「泉」と題したオブジェ(実はただの便器)を観て、これがゲイジュツなら、そこらの子供でもアーティストになれると鼻で嗤ったが、既成概念を打ち破ってこその革新。琴線を震わす毒やユーモアというものもある。
 
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