Il film del sogno

現実逃避の夢日記

君と歩く世界

2013-04-09 01:38:02 | 映画
4/8(月)晴れ
愛犬との早朝散歩で1週間が始まる。昨日のラウンドが影響してかやや体がだるい。寄る年波には勝てませんな。午後、丸の内のエネルギー会社へ担当引継ぎの挨拶。相手は枯れた営業マン。日比谷公園を通ってのんびり帰路に就く。夕刻、フレックスを使って定時前にエスケイプ。練馬区役所裏のマンション1階に上品な老女を訪ね、菓子折りを献上して義理を果たす。そのままバイクに乗って隣町のシネコンへ。6:35開始のフランス=ベルギー合作映画を鑑賞。観客は、な・な・なんとわたくし一人。中央ど真ん中で王侯貴族の心持ち。甘い題名と感傷的な予告編から欧州版『ソウルサーファー』を連想していたが、そんな甘いシロモノではなく、痛く切ない孤独な男女の出会いと再生のお話でありました。設定や展開はまるで違うが、何故か韓国映画の大傑作『息もできない』を思い出した。原題の【DE ROUILLE ET D'OS】とは《錆と骨》だそうな。痛みを通じてしか得られぬ想いがあるように、喪失してからしか渇望できない愛もある。冷気を帯びた幹線道路を疾走して早めの帰宅。愛犬と戯れるて居間でうたた寝。
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