Il film del sogno

現実逃避の夢日記

KCIA 南山の部長たち

2021-01-24 20:09:21 | 映画
1/24(日)雨
8:00起床。未明から雪となり都心でも積もるでしょう、と云う天気予報は外れて冷たき雨がしとしと降る。我が仔と散歩へ行けない朝はどれくらいぶりだろう。近所のファミレスで定番の朝食を済ませて愛車で隣町のシネコンで韓国映画を鑑賞。公開三日目、悪天候とはいえ11:15上映の回には観客5名と超閑散。これは打ち切り近いか。作品の完成度と興業が比例しない好例だろう。1979年の朴正煕大統領暗殺事件に材をとった実録モノ。一級のポリティカルスリラー。そしてイ・ビョンホンやクァク・ドウォンのファンも必見。18年間の独裁政権を続けたトップが腹心の側近(KCIA部長)に寝首をかかれたわけだが、そこに至る社会情勢や権力闘争などが虚実交え説得力をもって描かれていた。権力は必ず腐敗する。そして独裁者は決して自分の手を汚さない。隣国の政局を安直に云々できないが、軍事政権や戒厳令、民主運動への弾圧、大統領への弾劾など、あまり褒められた近代史ではない。但し、悔しいがこうした作品が興行トップになるとは映画製作や観客の質という点では邦家を凌いでいると思ふ。帰宅して降雨の小休止中に我が仔と散歩。夕刻はジムでエクセサイズ。駅前の定食屋で夕餉を孤食。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さんかく窓の外側は夜 | トップ | 茶番劇と作られた世論 »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まっき~)
2021-01-26 03:48:05
おひさしぶりのコメント残しです。
仰る通りです、日本映画でいうとKTみたいなのがドメジャーで制作され1位になるということですものね、こんなこといってもしょうがないですけど、いいなぁと苦笑
返信する

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事