Il film del sogno

現実逃避の夢日記

結婚しようよ/潜水服は蝶の夢をみる

2008-02-16 21:29:00 | 日記
2/15(金)晴れ
気がつけば机の前で明け方である。体に良いわけがない。週末であるが朝から書類の検分。15:00銀座に出向く。後ろ向きな会議に2時間参加。開放されて東銀座までぶらぶら歩く。東劇で往年のフォークソングを題名にした邦画を鑑賞。吉田拓郎の楽曲をふんだんに盛り込んだハートウォームな家庭劇。こちらが気恥ずかしくなるくらいストレートな親子・家族讃歌。これは何時の時代のどこの国の話なのだろう。メルヘンだな。三宅裕司、真野響子、藤澤恵麻、AYAKO(中ノ森BAND)らが出演。『ラブ★コン』で幼かった藤澤嬢がしっとりしたお姉さんになっていたのには驚いた。拓郎好きなら楽しめるか。現にガラガラの客席には普段映画なんぞは観ないお父さん方が単身で随分いた。
続いて有楽町イトシア4階のシネカノンで フランス映画をレイトショウ鑑賞。突然の脳梗塞により植物人間となった主人公が片目の瞬きだけで自伝をものした実話をベースにした物語。20万回の瞬きで本を1冊書き上げた(?瞬きを文字に直した編集者の忍耐のほうがエライ)その努力は凄い。映画の題材になりえます。主人公のイライラが伝わる前半、彼が夢想する数々の映像もなかなか凝っていて美しい。これは名手ヤヌス・カミンスキーの仕事が素晴らしい。いかにも評論家受けする題材であり映像でありました。
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